お坊さんが隠すお寺の話 (新潮新書)

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著者 : 村井幸三
  • 新潮社 (2010年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106103575

お坊さんが隠すお寺の話 (新潮新書)の感想・レビュー・書評

  • 空き寺の増加、全国で1万5000か
    仏教に根本聖典なし
    戒名問題、本山の締め上げにも一言

    採算分岐点は壇家400軒
    離壇料、300万円要求した寺も
    「お坊さんがいない方が金がかからなくて助かる」

    寄付金と名前書いた高札。「完納」の判を押す寺、93
    貧乏寺と裕福寺の格差
    創価学会の友人葬。戒名ナシ。正式の資格を持つお坊さんの引導と読経なしは、日本仏教1500年の歴史で初

    富が太るほど、宗教心は痩せる、ルター

  • 菩提寺(一家が代々帰依して、葬式追善供養などを行う寺)は変えられる。
    坊さん、女性がなんと14万!/31万人
    清水寺、東大寺、薬師寺、唐招提寺など、奈良時代の寺は葬式をしない。国の平安のための寺。201411

  • 日本には、全部で7万余りのお寺があるそうですが、そのうち2割の1万5千寺が住職のいない空き寺になっているそうです。

    このような状況に、なぜなってしまったのか、本書では事細かに書かれています。
    (内容は割愛します。)

    そんな中、著者の主張は、
    「率直なところ現代社会の連帯感はきわめて浅く薄いと思います。その繋ぎ手となって自由の世界に導いてくれるのが僧たる方の役割ではないでしょうか。」(p.177)

    「自由の世界」と言われると、怪しげな印象を持たれがちですが、人々の交流の場として、お寺をどうにか活用出来ないか、考えて見たいです。

  • 何故か知ってるつもりになっていた仏教…。
    実際は全然知らないよ私!と自分の無知を教えてもらった気持ち。
    知ってる人にとっては当たり前の話ばかりなんだろうけど、如何せん初心者なので本当に勉強になった。
    戒名料は高いなと感じるけど、仏様に弟子入りする心付けだと思えば確かに高くない…。しかしそんなこと露ほども考えずに葬式を上げている日本人が大半ですよね?
    もっと勉強してから自分のお墓、お葬式をどうするか決めたい。
    村井さんが本当に仏教が好きなのだと伝わって来るのもこの本の良いところだと思う。

  • よく話題になる、戒名料の話が分かりやすいんじゃないでしょうか。

    クリスチャンの知人が戒名の料金を批判してましたが、
    事の経緯を読んでみて、
    そういう事情なら、まあええか、
    というのが半分。

    高いな、というのが半分。

  • お寺を中心とした仏教のいま。
    葬式仏教と言われながら、ここまで生き残ったが、檀家の減少から住職不在になった寺も多いらしい。

    これを考えても、お寺(=仏教)の未来は明るいとはとてもいえない。

  • 僧職ではない方の執筆された本なので、なんでも言いたい放題警戒に語ってくれていたので愉快でした。

  • [ 内容 ]
    日本人から信心が失われて久しい。
    それでもお寺は、「葬式仏教」を頼みに、かろうじて生き延びてきた。
    しかし、法外なお布施や戒名料ばかりを要求する一部住職に、檀家さんの我慢は限界寸前。
    結果、仏教に頼らない葬儀が急増、さらに過疎化や後継者難の影響もあって、地方の末寺は崩壊の危機に…。
    自業自得の日本仏教に、再生の道はあるのか。
    お坊さんが黙して語らない、それでも知っておきたい、現代のお寺事情。

    [ 目次 ]
    第1章 菩提寺は変えられる(菩提寺は突然やってくる;菩提寺のはじまり ほか)
    第2章 お寺が危ない(お寺も諸行無常;本山も隠す空き寺 ほか)
    第3章 お寺はなぜ消えていくのか(あなたは宗教を信じますか;お寺からなくなったもの、残されたもの ほか)
    第4章 お葬式はどうして仏教なのか(お葬式をしないお寺;釈迦仏教はお葬式とは関係がない ほか)
    第5章 お寺に未来はあるか(仏教界に欠ける危機意識;お寺から斎場へ ほか)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • タイトルからはちょっと不真面目な本の印象があるが、現代のお寺が抱える問題を説いた真面目な本。菩提寺の話、戒名の話、何故寺と葬儀が結びついたのかとか、なかなか面白かった。でも、自分て常識が無いなとも。天皇家って明治までは仏教だったんですね。知らなかった。

  • 寺の損益分岐点は檀家400戸
    日本仏教の主流となっている13宗派と開祖

    法相、華厳、律は奈良町時代に始まった南部仏教系 葬式仏教とは関わりなし。奈良時代の仏教の目的は葬式でなく、国の平安を守ること

    法相宗 道昭
    華厳宗 審祥
    律宗 鑑真
    天台宗 最長
    真言宗 空海
    融通念佛宗 良忍
    浄土宗 法然 南無阿弥陀仏
    臨済宗 栄西 鎌倉幕府と密接な関係
    曹洞宗 道元
    真宗 親鸞
    日蓮宗 日蓮
    時宗 一遍
    黄ばく宗 隠元

    初期の新興宗教は財源が乏しく、葬儀のお礼が有力な財源となる
    禅宗 禅苑清規が葬儀の手引書

  • お経読んで戒名つけるだけで暮らしていけると思われてるお寺業界。実態はそうそう楽ではないようです。

  • 2010.04.11 朝日新聞に紹介されました。

  • 「エッセイ」と言いたくなるくらい、軽い読み物。ビジネスとしての仏教に関心のある者からしたら当たり前のこと、わかりきったことばかりだが、そうでない一般人が読むなら、手頃な読み物としてお薦めできる。

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お坊さんが隠すお寺の話 (新潮新書)の作品紹介

日本人から信心が失われて久しい。それでもお寺は、「葬式仏教」を頼みに、かろうじて生き延びてきた。しかし、法外なお布施や戒名料ばかりを要求する一部住職に、檀家さんの我慢は限界寸前。結果、仏教に頼らない葬儀が急増、さらに過疎化や後継者難の影響もあって、地方の末寺は崩壊の危機に…。自業自得の日本仏教に、再生の道はあるのか。お坊さんが黙して語らない、それでも知っておきたい、現代のお寺事情。

お坊さんが隠すお寺の話 (新潮新書)はこんな本です

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