女は男の指を見る (新潮新書 358)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 71
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106103582

感想・レビュー・書評

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  • 竹内久美子さんの著作はいつも面白い。だからといって、女の子を口説けるようになる訳ではないけどね。

  • 女はどんな男性を求めているのか。人間以外の生物も対象として、モテるオスのことがわかった。

    また、歴史なども知ることができ、大変面白かった。

  • 魅力的な異性の定義について説明してくれる本。

    異性に対する好意の正体はなんなのか、京都大学で動物行動学を研究した著者がオブラードに包まず教えてくれる。論理的なんだけど、どこか少し論理的じゃないような内容が面白かった。

    学術向けというよりはエンターテイメントとして読むべき本かな。

  • シンメントリースはモテるらしい。
    それは環境に対応する力、環境からのストレスに対応する力がある(とみられる)かららしい。

    アジア人(モンゴロイド)の男性生殖器は小さいというデータが出てて、しんみり。

    「色気」や「性的魅力」について、学術的に分かりやすく解きほぐしている。
    酒場の話の種にもってこい(笑)。

  • http://naokis.doorblog.jp/archives/women_look_ad_mens_fingers.html【書評】『女は男の指を見る (新潮新書)』〜動物行動学のからの見地 : なおきのブログ

    <目次>
    はじめに
    第1章 人類最大の発明と繁殖の掟
    第2章 女は男の指を見ている Hox遺伝子の話
    第3章 ハゲの発するメッセージ テストステロンの話
    第4章 「選ばれし者」を測ってみると シンメトリーの話
    第5章 いい匂いは信じられる HLAの話
    第6章 浮気をするほど美しい 浮気と精子競争の話
    第7章 日本人はあえて「幼い」 ネオテニーの話
    あとがきにかえて


    2016.05.08 ダ・ヴィンチニュースより。著者は週刊文春でエロい分析を書いておられる方。
    2016.06.29 読書開始
    2016.07.07 読了

  • 人間はどこまでいっても生き物なのね。

  • 賛否あるだろうけど、動物行動学からするとかなりおもしろい。女は男の指を見る、男は女の足(脚)を見る。

  • 女性は男性の指を見て優秀な遺伝子を持っているかどうか判断する

  • 2015年1月4日読了。

    図書館でタイトルを見て、借りる。

    女性が男性を見るとき無意識下で、遺伝子的に優秀か劣等かを見ているというお話。優秀な男は薬指が人差し指に比べて長く、それは生殖器に影響を与えるテストステロンがその長さに影響を与えているからである。

    他にも、男性が女性を見るときに足を見るのは、授乳期のおっぱいの志望は太ももからきているであったり、身長の高い男性はその高くするホルモンの影響で顔も長いであったり、なんというか合コンであったり、話の小ネタにつかえるような情報がかなり載っていて面白かった。

    ただ、作者の他の本の紹介がこれでもかと挟まっていたり、ゴシップ臭い話が多く、なんとなく信用できなかったり、結局は遺伝子で決まってるのよというガッカリせざる得ないオチで終わっていたりなど、もうちょっと書き方が良ければと思った。

  • タイトルの卑俗性からはかけ離れているほど刺激的かつ科学的な著書であり、他の方にも一読を勧める。よくある一流の男や良く出来る男などの経験則に基づいたものではなく、動物行動学に基づいて述べられている。

    本邦では倫理的な側面から当該研究がけしからんとひかえられているとのことだが、少子化や、草食など経験的な言葉で修辞して現在を批評するのであるならば本書を読んで科学的な側面にたってみることの重要性を再認識する必要があるのではないかと個人的には切に思う。

著者プロフィール

竹内久美子
1956年愛知県生まれ。京都大学理学部を卒業後、同大学院に進み、博士課程を経て著述業に。専攻は動物行動学。著書に『そんなバカな! 遺伝子と神について』『シンメトリーな男』(ともに文藝春秋刊)、『女は男の指を見る』(新潮社刊)、『ウソばっかり! 人間と遺伝子の本当の話』(小社刊)、『女はよい匂いのする男を選ぶ! なぜ』(ワック刊)など。

「2022年 『66歳、動物行動学研究家。ようやく「自分」という動物のことがわかってきた。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

竹内久美子の作品

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