日韓がタブーにする半島の歴史 (新潮新書)

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著者 : 室谷克実
  • 新潮社 (2010年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106103605

日韓がタブーにする半島の歴史 (新潮新書)の感想・レビュー・書評

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  • 朝鮮半島の正史『三国史記』、初めてその存在を知りました。
    日本で言う『日本書紀』にあたるのかな、、ふむ。

    その正史を元に、古代世界を読み解こうとしておられて、
    その視点もかなり新鮮で、学問として見ても面白く思いました。

    DNAを元にした稲作の伝播状況や、鉄器の精錬度、古墳の年代など、
    古代史が好きな方々であれば、楽しめると思います。

    ただ、後半になるにつれて徐々にですが、
    今現在の価値観で、歴史を断罪しようと見える箇所がちらほら。

    この点は、歴史として見た場合、若干残念ですね。。

    気持ちは理解できますが、悪意が多すぎる気もしますので、
    そのような毒舌系が苦手な方は、少々気分を害されるかもです。

    そういった意味では、同じ韓国を題材にしていても、
    黒田勝弘さんの『韓国反日感情の正体』の方がマイルドかな。

    こちらは、黒田さんの“韓国への愛”がつまっていますし。

    ん、お二人とも、言ってる内容の本質は同じなんですけども、
    愛があるかないかで、受手の不快感ってのは変わりそうだなぁ、、とも。

  • どうしてこういう口調になるのかな。学問としての問題と、出自の優劣を競う観念論が混在しているなあ。英国の歴史は(通俗的な)米国の歴史に先んじるが、前者が後者より偉いというわけでもあるまい。

  • 皇国史観を脱することと、史実を捻じ曲げることは別問題なんだよな。その点、この本は一次資料をつぶさに読み込んだうえで仮説を立ててるので、至極まとも。こういう本は、本当は若手の歴史学者に書いて欲しいところなんだけど。ただし、韓国古代史の知識がゼロだと辛いので注意。

  • 個人的に韓国、朝鮮が嫌いという明確なスタンスから書かれているので、単なる反半島文書といったバイアスを持って読まれてしまうと思うが、内容的には納得できることが多く、さらに突っ込んで研究したい気持ちになった。
    NHKで、縄文人の起源が最新の科学的研究でかなり軌道修正されているとの放送があり、朝鮮半島の南部では九州と似た形の人骨が発掘され、海峡を挟んで縄文時代から相当の往来があったことがわかってきたとのこと。朝鮮半島を巡る歴史はわれわれが教科書で学んできたことが全てではないということであり、これからも常に好奇心を持っていたいと思う。
    何れにせよ、朝鮮半島における倭人の状況にすごく興味を覚え、刺激を受けた一冊であった。

  • 歴史観が根底から覆る。知っている歴史と今回読んだ歴史には大きな隔たりがある。どちらがどうとかはをとりあえず置いてもいい。歴史は捉え方によって違うかもしれない。だとしても、一度読んでおくといいと思う。自然で説得力のあるのはどっちなのか。どちらの言っていることに分があるのか。素直に歴史書を紐解いたように見えるしどう読むと今みたいになるか、そして作者はこう思う。と率直に述べられている気もした。

  •  それにしても、室谷氏の客観的なデータから分析し、韓国の主張がいかにウソだらけで根拠が全くないことを次々暴いていく分析力というか執念は凄い。時事通信にも凄い記者がいたことに驚き。それに比べて山田恵資(論説委員・前政治部長)とか冨田共和は…。(P.S.この室谷氏、同じ新潮新書から「悪韓論」を出している。こちらは近現代の韓国史がメイン。関東では売れ行きが予想以上に良く、増刷が追いつかない程だそうだ。さらに産経新聞出版から「呆韓論」を出版。こちらは韓国の呆れ果てる反日行動の実態がメイン。こちらも売れ行きが良く、増刷に次ぐ増刷だそうだ)

  • 日本の古代の文明は朝鮮半島から伝来したという歴史史を根底から否定する内容。どれももっともらしいが反論もきっとあるだろう。それを読んでみないと判断のしようがない。

  • 何なんだ。

    だろう、と思われる、と想像できる、に違いない、などなど。
    ほぼほぼ、どれも著者の憶測の域から出ていない。
    よく、これで本にしたものだな。

    朝鮮半島から倭国の歴史の話かと思えば、最終的には、ただ在日バッシング。

    参考文献が一冊もないってのは、何なんだ。

  • 反韓感情が前面に出ているような書きぶりで、恣意的な本では無いかと思ったが、結構しっかりと勉強して書かれている本だと考える。

    韓国の歴史書「三国史記」(韓半島の正史)、「三国遺事」(野史)の記述を元に、日韓で常識とされていることがらの間違いを正すという意図で書かれたものである。

    ただ、古代史のみを持ってして日韓の交流史とするものではないことは考えておく必要があると思う。古代史からいきなり近現代史につながるわけではないという事も認識しておくべきでは無いか。

    冒頭、「天皇陛下の「お言葉」を引かれ「お言葉」に象徴される”常識”に意義を唱えたい」とされている。私は、「お言葉」自体に間違いはないと思う。
    「貴国は我が国にもっとも近い隣国であり、人々の交流は、史書が明らかにされる以前のはるか昔から行われておりました。そして、貴国の人々から様々な文物が我が国に伝えられ、私共の祖先は貴国の人々から多くのことを学びました」
    日韓の関係は、この「お言葉」を根底において考えなければならない。

    本書にて、見識を改にしたが古代においても韓半島三国は国としての統一が遅れ,既に諸国連合となりつつあった倭国に一等遅れた地域であったと言う事である。近代にあっても韓国は近代化が遅れ、それを日本につけ込まれたという風にも言えない事もないのであるが、だからといって、文明、技術が常に日本から韓半島に常に一方的に流れていくだけであったとは言いきれないのである。

    日本と中国に常に直接の交流があったわけではなく、また韓半島が地理的に中国に面しているということから、中国の文化、技術が韓半島を経由してもたらされた時代もあったであろう。たとえば仏教の公伝は百済を通じてとされている。作陶技術なども朝鮮出兵の時期に朝鮮の陶工がもたらしたものがある。日本が一方的に韓半島から学んでいたというわけではないにしても、韓半島を通じてもたらされた技術文化はたくさんあると思うし、韓半島由来の習俗風習の類いもあるようにも思う。

    互いに影響し合いながら歴史を刻んできたという事を根底において日韓関係を考えていく必要があるのでは無かろうか。

    後半三分の一は、韓国がいかに歴史をねじ曲げて教育しているか、またOINK(Only in Korea )と揶揄される(日本人でなく欧米の国際金融関係者による造語だそうだ)韓国の特異なやり方について詳述している。ひどい悪口に聞こえるが、筆者が大げさに書いているとは思わない。そんな国なのである。中国とともになかなかおつきあいしにくい国である。 

  • 読了。

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日韓がタブーにする半島の歴史 (新潮新書)の作品紹介

古代日本は朝鮮半島から稲作などの先進文化を学び、国を発展させてきた-という"定説"は大嘘である。半島最古の正史『三国史記』には、新羅の基礎を造ったのは倭人・倭種、中国の『隋書』には、新羅も百済も倭国を文化大国として敬仰していたと明記されているのだ。日韓古代史の「常識」に異義を唱え、韓国の偏狭な対日ナショナリズムと、日本のあまりに自虐的な歴史観に歪められた、半島史の新常識を提示する。

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