気にするな (新潮新書 368)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 190
感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106103681

感想・レビュー・書評

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  • タイトルが「気になった」ので手にとった本の一つ。
    自分とは世代が違う事もあって、「これは違うのでは」と思った箇所もありましたが、総合的に見ると、また読み返したくなる本だと思いました。

  • 弘兼氏の持論だけでなく、編集者、マスコミ関連、政治、社会風潮などひっくるめて様々な、視点から書かれている。
    帯の「閉塞感をぶっ飛ばせ」仕事、人生、そして日本を語る。松下電器に勤めたものの、漫画家へ。キャリアとは何か、生きるとは何か、考えさせられた。実際に、前向きに生きている人は、どれだけいるのだろうとも読みながら考えていた。

    最後の、くよくよしてばかりで人生を楽しまなければ、損をするのは自分自身です。あまり深刻に考えても仕方がありません。時には、「気にしない」というスタンスも選択肢として存在する。そう考えてもいいのではないでしょうか。人生、楽しんだ者勝ちなのですから。

    捉え方次第で、人生は変わるといっても過言ではない一言。共感した。
    これから社会に出る自分にとって、励まされた1冊。

  • タイトルからすると、もっと投げやりな内容かと思ったのですが、そうではなくて
    ・自分は自分、他人は他人。
    ・110%のところに目標を置いて、ひとつずつクリアしていく
    という弘兼さんの生き方、仕事の仕方をつづった一冊でした。
    そして何よりも本人が書きたかった作品と何度も本書で述べていた「人間交差点」をどうしても読みたくなってしまいました。そう、人間の裏の世界に焦点をあてて、人の行き方をクローズアップさせる、そんな感動に最近、自分は飢えているのかも。
    同年代の男性のみならず、今後同年代を迎える諸氏にもオススメです。

著者プロフィール

1947年山口県岩国市生まれ。早稲田大学卒業。松下電器産業に勤務の後、74年漫画家デビュー。
85年『人間交差点』(原作 矢島正雄)で第30回小学館漫画賞青年一般部門、91年『課長 島耕作』 で第15回講談社漫画賞一般部門、2000年『黄昏流星群』 で第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、03年同作で第32回日本漫画家協会賞大賞を受賞。07年には紫綬褒章を受章している。
主な作品はほかに、『ハロー張りネズミ』 『加治隆介の議』 など多数。現在は『社外取締役 島耕作』(「モーニング」)、『黄昏流星群』(「ビッグコミックオリジナル」)を連載中。

「2023年 『逢いたくて、島耕作(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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