ポスト・モバイル―ITとヒトの未来図 (新潮新書)

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著者 : 岡嶋裕史
  • 新潮社 (2010年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106103773

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ポスト・モバイル―ITとヒトの未来図 (新潮新書)の感想・レビュー・書評

  • 作者のボキャブラリーには恐れ入りました。
    非常に日本語の勉強になった。しかし内容はさして覚えていない。

  • すごく幅広い話の表面をさらりとなめて、長所、短所、これからの予想なんかが書いてある。
    全くそういった技術を知らない若い人向けの本だと思う。歳をとった方ががこの手の本を読むと間違えた解釈をしそうなのであまり歳をとられた方にはおすすめしない。

    フライ・バイ・ワイヤ(フライ・バイ・ワイヤ)って技術は全く知らなかった。。

  • 携帯電話の次にスマートフォンがきて、ではその次は・・?

    みたいな本ではなく、未来、コンピュータと人はどのようにかかわっていくようになるのかを示唆した本。

    攻殻機動隊や、電脳コイルなど、アニメなどを例に挙げている箇所もいくつかあり、読みやすい。

    将来的にすべてがコンピュータになるというのには個人的に賛成。

  • 最新の技術を交えながらの未来予想。
    監視社会やアーキテクチャの話。
    仮想現実の話。

  • PCから携帯へ、そしてクラウドへ。ネット空間が現実世界により一層近づく流れは一層加速し、デバイスも人体とより密接な関係になっていく。その先にあるのは、著者の言うような、ウェアラブルコンピュータと拡張現実が一般化する世界なのか。未来社会を語る一冊としては面白いが、実際にそこまで人間が仮想社会を受け入れ、融合するのかは個人的には少々疑問。

  • [ 内容 ]
    iPad、キンドル、スレートPC、ツイッター、クラウド…ITの潮流は私たちをどこへ運んでいくのか?
    将来、携帯電話は、衣服や眼鏡といった、より日常的なモノに変化し、消えていく。
    ネット婚、電脳ペットや仮想旅行も既に本格的なビジネス化が進んでいる。
    実用化寸前のデバイスやシステムの最新情報を通し、コンピュータの胎内に人間や社会制度が取り込まれる未来を、あなたはもう迎えようとしている。

    [ 目次 ]
    第1章 ネットがなくては生きられない(「ラブプラス」;ゲームではなく、環境 ほか)
    第2章 キーボード、マウス、ディスプレイからの解放(現代に至る軛;出力装置の試み ほか)
    第3章 環境化するコンピュータ、贅沢品になる移動(ガジェットは力を持たない;別のシナリオ ほか)
    第4章 ネットと権力(監視社会はあり得るのか?;安全と利便性の名の下に ほか)
    第5章 ネットの海の向こうへ(「コンピュータ」がなくなる;サービスの窓口としての携帯電話 ほか)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

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    [ 参考となる書評 ]

  • まえがきの空想(妄想)は、インパクトを与えたかったのであろうが、唐突すぎて読む本を間違えたかと。

    最終的にはポストモバイル(携帯の次)について述べているのだが、モバイルに限らず、コンピュータやITの最近の流行りについてを紹介している。ARや電子書籍など、比較的興味を注ぐチョイスなのでスラスラと読むことが出来た。


    著者が思い描く未来像は既にSFではなく、近い将来あり得る未来の一つだろう。しかし取り分け専門的なことが書いてある訳ではないし、全く想像がつかない訳でもない。

    読みたい項目を虫食い的に読んでいくのがいいかも。

  • コンピュータ、ネットが作り出すネットの向こう側の世界との実社会との境界がなくなり、どちらも現実と認識される。そんな世の中少しずつなってきていることを感じた。未来社会では物理的に移動する意味が薄れてくるのだろうか。10年前に現在の携帯やネットの普及が想像できなかったように、未来の社会現在の常識からは考えられないようなものが出現していると思われるが本書に紹介されているような研究開発にヒントがあるのかもしれない。

  • タイトルから、携帯電話の次に来るモバイル端末の話かと思って読んだらそうではなく、副題の「ITとヒトの未来」にあるように、今後のIT技術の発展と人間の生活の関係について様々な視点から述べられていました。

    具体的には仮想現実や強化現実、監視社会の話など、IT技術がもたらすであろう未来を広く紹介しています。またiPadや電子書籍、クラウドなどにも言及されています。

    それほど目新しい発想はなかったように感じましたが、現在予想される未来を整理するのに役立つ一冊です。

  • 広く浅く、モバイルの将来形を、現実感有無を問わずに書き連ねてある。
    発想の転換にはいい。

  • 最近の、話題を取り上げてますが夢がいまいち。かと言って専門性も低い。
    テーマは良かったのですが、残念

  • そもそもIT産業にとって携帯は闘う相手ではなかったが、携帯でのネット接続やら利便性で携帯の地位が向上した。携帯でできないことはないどころか、携帯が全てになった。
    最近のSF字見たところではHMD(ヘッドマウントディスプレイ)、仮想現実。3D。電子書籍が今後どうなるかは注目。エコロジー問題。

  • コンピュータは、これから数年、十数年後にどの様になって行くか。その時に人はどうコンピュータと関わっていくか、がテーマ。
    テーマ自体は面白いし、現在開発途上の技術なんかも紹介されていてどんどん読み進められる。
    しかし、本題の人とコンピュータの関わり方の議論が今ひとつ煮え切らない。過去と現在を対比し、その形を現在と未来に当てはめるという流れで話が進むのだが、過去と現在の対比に十分な分量がないせいか、2つの対比が綺麗につながって見えなかったのは残念。自分自身の読解力やいろんな知識の問題もあるのだろうが、もう少し丁寧に書いて欲しかった。

  • 自分は、例えばエクセルの縦横列を置き換えたり、全角文字を半角文字に置き換えるような単純作業は、決して人間が貴重な時間をロスしてまで手作業で行うべきではなく、コンピュータの自動処理に任せるべきだと思っている。そのために、必要ならば得意分野でもないようなプログラムの開発も厭わない覚悟で臨んでいる。

    しかし、下のような逆転の発想は、想定できていなかった。

     アマゾンはMechanical Tunkによって、「基本的にはすべてをコンピュータが処理するが、コンピュータが苦手な処理は人にやってもらうよう、コンピュータがリクエストを発するしくみ」をつくった。コンピュータによる使役の始まりともいえる。
     コンピュータに「人は不必要だ」と判断されたとき、コンピュータの胎内というエデンから、人が放逐される日も来るかもしれない。
    (181ページ)


    本書「ポスト・モバイル」は、さながらiPadのような、携帯電話の次を担うパーソナルデバイスの登場を予測する趣旨の論考であるかのようなタイトルを纏いながら、実は、ターミネーターや1984年のような、避けられなかったコンピュータ管理社会(言葉にすると気恥ずかしいけど)がまもなく到来することを予言したルポである。

    ICカードのような所有者を認証するデバイスと、人の体温や顔といった生体情報の自動識別技術の融合により、その時代はやってくる。そしてそれは、もうどうやっても避けられそうにない。

    管理社会を望むのは、いつの時代も権力者と相場が決まっているが、それは結果であって、管理システムのベースになるのは現代の民間企業がよかれと思って開発した高度なマーケティングシステムだ。

    例えばJR東日本では、ICカード乗車券のSuicaを持ったユーザーの一人ひとりがどのような移動の軌跡を刻むのか、地図上にプロットされた利用者を示す点が画面上をせわしなく移動する動画を制作しており、最近公開されて大きな反響を呼んだと聞いた。これなどは、流通小売を営む企業にとっては喉から手が出るほどの貴重な生きた情報だろう。しかも、時に企業のリスクとなり得る個人情報には連動しておらず、デモグラフイックなマーケティング情報に踏みとどまる。

     もちろん、各事業者が監視網を構築するつもりで情報サービスを提供してきた、などと言うつもりはない。各事業者は顧客満足度や利益の極大化を追求して、これらのサービスを市場に投入したに過ぎない。
    (147ページ)


    かくして、ICカードも、ICタグも、おサイフケータイも、デジタルサイネージも、来たるべき管理社会システムの一翼を担うことになる。

    では私たちは、どうしたらいいのか。大げさかもしれないし、杞憂だと笑う人もいるだろう。しかし、自分にはどうしてもまともな回答を見つけることができず、途方に暮れている。

     こうした自分にとっての利益と不利益の、どちらにより多くの魅力、あるいは脅威を感じるかは極めてデリケートな問題である。本人の資質や生活環境によっても感じ方が違う。ただ、一つ覚えておかなければならないのは、自分はそれに賛成なのか、反対なのか、好ましく思っているのか、嫌なのか、態度を決める必要があるということである。
     これは本当に大きな問題で、今後の人の生き方に与える影響は甚大である。少なくとも、桃源郷か獄舎にたどり着いたときに、自分が主体的にその状況を選択したと思えるように、普段から監視の可能性を認識しておきたい。
    だから、この問題に対して思考を停止してはいけない。
    (159ページ)


    上の文からも読み取れるように、著者は明らかに悲観的な立ち位置なのだか、重要なことは、本人が望んだとしてもこの管理社会システムから逃れる選択肢がないこと。それに賛成だろうが反対だろうが、もれなく巻き込まれるところに問題の本質がある。
    ... 続きを読む

  • 読み始めて、ん?SF小説と間違ったか?と思ったが、読み進めてるうちに主題へのアプローチだと気づいた。

    そう、昔のSF程度の時代はもうすぐそこにある。
    そんなことを確信させてくれる一冊。

    まだ半分くらいしか読んでいないが、これからの未来が楽しみになる技術が紹介されている。あっという間に読み終わってしまいそうだ。

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