通販―「不況知らず」の業界研究 (新潮新書)

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  • 新潮社 (2010年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106103827

通販―「不況知らず」の業界研究 (新潮新書)の感想・レビュー・書評

  • アメリカ開拓時代から現代までの通販の歴史がわかります。紙、TV、ネットという媒体の変化や、売れ筋商品の変遷。十分コンパクトにまとまっているが、年表や、商品のカラー写真などを入れた歴史図鑑みたいなものがあれば欲しいと思った。201408

  • 普段あまり知ることのない通販ビジネスの裏側を知る入門書。
    豆知識的な情報が多くあるのはとても興味深いが、若干冗長かな。アメリカは土地が広くてなかなか買いに行くことができなかったから通販が栄えた、という点は納得。日本は物流がきちんとしたことと業者が良質になったから、ということでしょう。楽天についてはあまり触れられてないけど、彼らが果たした役割はやはりそれなりにあるということですな。

  • テレビ・ラジオ・ネットとほぼすべての通販を、内外・歴史を含めて紹介している。
    同じ商品でもタイミングで売れる・売れないが変わる。でも、最後はやっている人間というのもちょっと不思議。

  • 平成23年12月26日読了。

  • [ 内容 ]
    一八世紀、ベンジャミン・フランクリンが考案したビジネス「通信販売」。
    それは誕生以来、常に右肩上がりの成長を続けてきた稀有な産業である。
    不況知らずの秘密はどこにあるのか。
    「西部開拓時代には、銃も扱っていた」「千趣会はこけしから始まった」「テレビ通販の稼ぎ時は深夜0時」「健康器具にクレームが来ない理由」等々、トリビアを織り交ぜながら業界の歴史と未来を俯瞰。
    一億総通販時代、必読の一冊。

    [ 目次 ]
    第1章 始まりは西部劇の世界―通販の起源
    第2章 昔も今もベースは「紙」―カタログ通販の多様性
    第3章 セールスマンは「公共の電波」―テレビ通販の威力
    第4章 一人と世界をつなぐ―ネット通販の爆発力
    第5章 ポケットの中の百貨店―ケータイ通販の未来
    第6章 通販2・0の方向性と未来―次世代通販を読む

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 仕事で通販系の知識が必要だったので取りあえず概論取得のために読みました。

    通販の歴史とそのトリビア的な内容が多いのでテクニック論ではないですね。ただ、過去から今の主力企業の概況を知るのには良いと思います。

    アメリカは1800年の終わりに、その広大な土地と、消費者の消費欲とのマッチングから発達し、日本は武士が種苗の販売から始まったとか、単純に読んでて面白いですね。

    とにかく消費者にとってどんな流通が便利かというのが流通の歴史の中、狭い国土で伸び続ける通販という業態の業績の良さはきちんと時代の変化に対応する業態が出てきてるからなんだな、と関心させられます。これからは様々なインフラを駆使してデジタルに慣れ親しんだ高齢者の人々への利便性の提供がきっと肝だろうな。

  • 通販の歴史と現状についての本です。
    この会社はどういう層にどう働きかけてどれほどの利益を得ている、など通販の大手各社の特色が非常にわかりやすく書かれているので読みやすかったです。
    通販事業などを考えておられる方には、通販の成功例をダイジェストで読めるのでとても便利かと思います。特に売り手側としての通販事情を知りたい方でなければ退屈に思えるかもしれません。

  • 通販の歴史、企業の紹介など。
    ネット通販もですが、カタログ通販・インフォマーシャル等の知識として

  • これまでの通販の歴史をまとめたもので、知らなかったことが
    多くあり、驚きました。時代の流れとともに通販の形が紹介されているので、とても読みやすかったです。
    メディアと通販の関係性などを再認識することができました。

  • 通販の歴史を学ぶにはいい本。話のネタにはなるかも。
    ネット事業の参考になるかと思ったがイマイチ響かなかった。

  • 業界の歴史が体系的に整理されていて、基礎知識として知っておきたい。通販は、メディアが広がっても前のメディアがすたれないのが特徴である。というのが気付きだった。

  • さくっと業界の成り立ちを知るにはいいかな。

  •  ネット通販は、目的を決めてから「検索」し、それに適う商品を選んで購入します。つまり、ネット通販は能動的に情報を引き出す、プル型なのです。
     一方ケータイ通販は、そもそも検索に不向きなこともあり、送られてくる商品情報が基になるプッシュ型。事業者の働きかけで、購買行動を起こします。その方法はというと、今のところメルマガ(メール・マガジン)が主軸です。

     更にショップチャンネルを特徴づけている経営戦略は、核になる顧客層を30~40代の女性と明確に絞っていることです。だから昼の時間帯は主婦、夜の時間帯は主婦とOLがお得意様になります。ことに深夜0時からの1時間枠に放送している「トップ・スター・ヴァリュー」という目玉の番組は、1回で1億円の売上をあげることも珍しくありません。テレビ東京ダイレクトの項でも述べたとおり、この時間帯がテレビ通販のゴールデンアワーになっているのです。

    当時、深夜のその時間帯は各局とも休止していて、砂嵐の時間。だからこそ実験もできたのですが、ほかに見るものがなく一人勝負だったのです。(中略)

    そして、これも想定外だったのですが、メイン・ターゲットとしていた若者だけではなく、「年寄りの二度寝」で夜中に眼を覚ました高齢者も、同じ行動パターンをとったのです。

    ジャパネットたかたは、今やテレビ通販の代表的な企業であり、売上も群を抜いて1300億円を優に越えている。というと、即テレビ通販の売上と思いがちですが、実はテレビ通販の売上はそのうちの3割でしかありません。残りの売上は、新聞の折込み広告やカタログやインターネットを使ったものなのです。

    カタログハウスを異端とするわけは、発行する『通販生活』に、他の通販カタログにないニつの特徴があるからです。一つは有料であること、もう一つは読み物の頁が多いこと。どちらも創業者(現相談役)であり、『通販生活』の編集指導者である斎藤駿さんの考えによるものです。

    そのニッセンには、いくつかの特徴的な経営戦略があります。260万人の顧客のデータべースに基づいて商品を選定していること。固定客を増やすための思い切った対応策として、年間24億円の経費をかけて返品の送料を負担していること。ネット通販にもカを入れていて、こんな面白い試みもしています。仮想のファッションショーを楽しめる「バーチャル・ファッションショー」です。

    その上海と長沙の通販に共通している特徴は、商品とターゲットにする顧客層です。
     まず商品は、良質と安全をモットーにしていて、しかもブランド優先。それも日本製が中心で、ラべルも日本語のままが歓迎されます。たとえばハッピーゴーの07年の最高売り上げ商品はソニーのハンディカムでした。なんとホンダの自動車も有力商品です。つまり、市中より安全で信頼のできるテレビ通販の商品は、日常生活の付録品ではなく、必需品なのです。だから高価なのに、むしろそれが「売り」になっている。まさに「高かろう良かろう」です。


    たとえば商品単価200円から300円の指輪やネックレスをケータイ通販でまとめ買いする小中学生がさほど珍しくはなく、その平均の購入額は2000円ほど。支払方法は半分以上が代引きだが、実際は玄関先で母親が支払うケースが多いのだそうです。

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一八世紀、ベンジャミン・フランクリンが考案したビジネス「通信販売」。それは誕生以来、常に右肩上がりの成長を続けてきた稀有な産業である。不況知らずの秘密はどこにあるのか。「西部開拓時代には、銃も扱っていた」「千趣会はこけしから始まった」「テレビ通販の稼ぎ時は深夜0時」「健康器具にクレームが来ない理由」等々、トリビアを織り交ぜながら業界の歴史と未来を俯瞰。一億総通販時代、必読の一冊。

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