マイ仏教 (新潮新書)

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  • 新潮社 (2011年5月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106104213

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マイ仏教 (新潮新書)の感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りてきた本だが、これはいつか買わねばならぬ本だった。
    みうらさんが語るマイ仏教は優しい。そして、気高い。それは、みうらさんが仏教の思想を通して培ってきた、いかに、生きることを光り輝くものとしようと修行してきたか、を示すものだと思う。
    後ろメタファー、僕滅運動、比較三原則などいかにもみうらさんらしい造語が入り乱れるのも、またたのし。世界平和は難しいけど、周囲の平和を目指してグレイト余生を生きていく。
    なんだろう、とても優しい気持ちになれる本だった。

  • 結構真面目な本。・・・だと思うのは私が疲れているせいなのかな!?
    MJ曰く嫌いな人の機嫌取りをするのは”荒行”で、そうでない人の機嫌取りをするのは”修行”らしい。私の生活にはどうやらこの修行の時間が短いと思われるので修行に励んでみようかと。
    仏教はずっとMJ氏のマイブームらしいけれど、ちゃんと知識も伴っていて、その点も評価高め。

  • ・諸行無常(すべてのことは変化する)と諸法無我(この世に実体はない)
    ⇒「比較」するから苦しみが生まれる。苦しみは煩悩から生まれる。
    ・念仏戦法は、人間が言葉に洗脳されている状況を逆手にとって、少しでもポジティブになるという生きる知恵
    ・自分探しよりも「自分なくし」。若いころは変わることがポジティブなのに、年をとると変わることがネガティブになる。
    ・ご機嫌をとることの重要性

    仏教の教えを自分なりに消化して、生きる指針にしているあたりが、宗教というものをうまく利用していると思うとともに、そもそも人間の根本は2,000年以上前からほとんど変化してないのだとも感じた。念仏戦法はさっそく自分にも取り入れたい。

  • もともとMJは大ファンだけれども、
    彼の過去と未来なんて気にかけたことなどなかった。
    なぜなら、常に彼の"今"が好きだから。

    ところがどっこい。
    この本は彼のレキシが盛りだくさんで読んだことに後悔した。
    なぜなら、ますます彼のトリコになるから。

    特に印象的だったのは
    「自分探し」よりも「自分なくし」。
    これこそが生きる上での心構えと提唱。

    これは腑に落ちた。
    恋に落ちた。
    ダイヤル回して手を止めた。

    自分探しなんてたどり着けないとずっと思っていた私にとって「自分なくし」という言葉が心をまたひとつ軽くして行く。

    仏教などの宗教に関することや
    哲学や心理学や物理学の話になると人は得てしてオカルトな方向になりがちだ。
    かくいう私もそう解釈されることがある。
    最後は「信じる信じない」の意見が飛び交うめんどくさい状態になりかねない。
    そこは彼の文豪のなせる技で、
    オカルトな方向ではなく、人間味ある、趣ある表現で噛み砕いていく。

    時々読み返したくなる本がまたひとつふえた。

  • 仏教は哲学。
    自分なくし。機嫌。
    繰り返し読みたい。

  • 知人に勧められて読んでみた。

    文字も大きいし、優しい文章で書かれているので、とっても読みやすく、あっという間に読了。

    この本は、手元に置いておかないとならないなと、思った。

    対人間との付き合いの中で出くわす色々な場面で、自分が日々思うことがある。
    わかっちゃいるけど、それでやさぐれることもある。悶々とすることもある。

    そんなときに、自分の中で、なんとなくぼんやり考えているけど、形にならなかったものが、本書の中には、書いてあった。

    なんか、
    「みつけた」
    って感じです。

  • 週末、新幹線で自宅に帰る前に東京駅構内の本屋で見つけたみうらじゅんの本。みうらじゅんは、言わずと知れた仏像好き。本書の中でも、幼いころから怪獣と同じように仏像が好きだったと書いてある。

    中学生のころは寺の住職になりたくて、『月間住職』という雑誌を講読していたらしい。・・・って、そんな雑誌なんてあるの?(笑)。ちなみに、すでに廃刊になっているらしいけど。

    また、そのころ仏像スクラップをしていたらしいが、本書に掲載されているスクラップの写真をみると、かなり気合が入っていることが分かる。本当に好きだったんだろうな。

    それにしても、独特のユーモア感に思わず笑ってしまう。中学高校時代は、仏教系の男子校に通ったらしいが、キリスト教系の学校をミッション系というのに対し、仏教系の学校をシャクソン(釈尊)系と勝手に呼ぶ。ジョン・レノンがイマジンを発表したとき、明らかに般若心経の影響を受けていると確信したり。どうしても欲しくて買ってもらった安物の仏像。それを落としてしまい、粉々になるのを見て諸行無常を感じる。流石です、みうらさん。(笑)

    だけど、そんなユーモアの中に、やはり仏教に影響を受けてながら青春時代をすごし、悩み、そして社会人となっていったみうらさんなりの仏教観も綴られている。思春期特有の「自分病」を経験することで、「自分探し」ではなく「自分なくし」という修行をしようという。これを「”僕”滅運動」と言ってみる。「後ろめたさ」という感情を象徴する「後ろメタファー」を否定せず「創作の母」という。非核三原則ともじって、「比較三原則」という。その内容は、「他人」「過去」「親」と自分を比較してはいけないこと。

    なんだか不真面目そうな表現も、みうらさんの人柄によって納得させられるような気がする。そんなホッとする本でした。

  • 僕も僕滅運動をします。機嫌ブーム到来です。

  • テレビで見ている みうらじゅん が
    、何故 みうらじゅん なのかが少し解る。
    でもふざけた一面ばかりではなく、そのうらにある様々な考えが垣間見る。
    「諦める」は「明める」からきていて、全てが見通せる状況だから…。は印象に残った。

  • 私は人の顔色を伺うことがあり、こんな自分でいいのか??と思っていましたが、第五章の「ご機嫌な「菩薩行」」の中の、機嫌ブームを読んで救われました。
    ありがとうございます。
    これからもどんどんご機嫌取りを実行していこうと思います。

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マイ仏教 (新潮新書)の作品紹介

人生は苦。世の中は諸行無常。でも、「そこがいいんじゃない!」と唱えれば、きっと明るい未来が見えてくる。住職を夢見ていた仏像少年時代、青春という名の「荒行」、大人になって再燃した仏像ブーム。辛いときや苦しいとき、いつもそこには仏教があった。グッとくる仏像、煩悩まみれの自分と付き合う方法、地獄ブームと後ろメタファー、ご機嫌な菩薩行…。その意外な魅力や面白さを伝える、M・J流仏教入門。

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