- Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106104343
感想・レビュー・書評
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衝動買いしました。面白かったです。
新潮新書お得意の口述筆記、、、だと予想しています。でも作るプロセスより結果が大事なので、それがいけないとは思いません。タイムリーに芸能人の引退に合わせてよくこの本を出せたと感心します。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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当該団体・組織のことがよくわかる。劇画、マンガ、小説、ドラマ、映画等で、「不良」、「半グレ」、「やくざ」等を美化するようなものが多すぎる。うんざりである。そんなものに関わることがいかに恐ろしいことか。実態を知ることのあり方を改めて認識した。
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最近のとあるニュースで気になり手に取った。
みかじめ料など、暴力団ならではのワードが分かりやすく書かれている。
とりあえず、暴力団の世界では「一般市民を攻撃することはタブー」であることを確認できてよかった。 -
やくざ取材の第一人者、溝口敦による暴力団の解説本。まず文体がですます調で拍子抜けする。2011年の発行だが、2020年現在もさほど状況は変わっていないと思われる。暴力団の構造、暴対法による影響などが繰り返し説かれる。やくざの全体数が減り半グレが暗躍する理由や、香港の暴力団組織の構造も興味深い。もっとも恐ろしいのは台湾のやくざというのがやや意外であった。著者は繰り返し、やくざは必要悪ではないと説く。さすが出版をめぐりやくざに刺されただけのことはある。
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暴力団や闇の世界に深く食い込んだ迫力ある取材で定評のあるフリージャーナリストの溝口氏によるベストセラー本。日本最大の組織・山口組に代表される暴力団の実態をやさしく解き明かす「現代極道の基礎知識」とも言うべき本。博徒(ばくと=バクチ打ち)・的屋(テキヤ=縁日や盛り場で露店を開く業者)・愚連隊(ぐれんたい=暴走族などの不良集団)の3つから構成される暴力団について、そのシノギ(金の稼ぎ方)や人間関係、さらには警察とのつながり、そして万が一出会った時の対処法など、「カタギ」の皆さんにも良く分かるように解説している。
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知識としては知らないことが多く、へぇーと、思うこともあるが、プラスの知識となるものはあまりなかった。
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歴史的なところを含め、暴力団とは何かをイチから説明しており分かりやすい反面、視点が低く、一般人、現場レベルの取材しかできていないのが欠点。
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勧められて読んだが、なかなかおもしろかった。暴力団の内実、代替勢力「半グレ集団」など社会の動きもわかった。