社畜のススメ (新潮新書 445)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 113
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106104459

感想・レビュー・書評

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  • タイトルは過激だが真っ当な本。図書館で借りた。
    守破離の守の部分が大切。会社員ならおおよそ12年。自分のモノサシで物を見る危険性。自分なりに頑張った考えたなんてどうでもよい。承認否認の連続で就活は大人へメタモルフォーゼ。正確に再現できる能力が正しい報告とその後の対応策につながる。

  • 題名に引き付けられて購入したが、意外にも(?)内容はまとも。
    凡人ならば「未来のための下積み」が必要という考えは、それなりに社会人生活をし、その凡人っぷりに気付かされた自分には、悲しいかな納得がいく。

  • タイトルの斬新さには驚かされるが、何をやるにもきちんとした下積みが大事といった、社会人としての芯を育てることの重要性を説いた一冊である。

    読んでいて特に「守破離」の考えに共感した。自分も地道に守を実践していきたいと思う。

  • オススメの理由
    新入社員が心得ておくべき、成長ステップ・カイシャという組織のありかたがわかる。
    読者が欲しがる内容でウケを狙う自己啓発本が多い中、この本は「守破離」という基本に忠実であれと解く。
    脳みそをストレッチするかのように、基本に立ち返れる本。

    推薦者のページ
    http://booklog.jp/users/kachita

  • 友人に触発されて読んでみた。
    想像通りタイトルは釣り。意外に共感が多かった。
    若い人が読むのが良いだろう。

  • サラリーマンを選んだ者として読んで良かった。

  •  かなり刺激的なタイトルの本だけど、書いてあることには頷ける。要は、「社畜としてひたすら歯車のように働く時期が人生には必要」という主張。下積みの時期がないまま年を重ねてしまっては、半人前のまま仕事人生を終えてしまう。社畜とっても、仕事のやりがいを感じる時はあるし、達成感もある。社畜はそれほど忌避すべきものではない。目指すべきは、「クレバーな社畜」。社畜の時期にしっかりと知識やスキルを身に付けておけば、充実した仕事人生を歩めるというお話。
     かなり読みやすいし、仕事や働き方に迷っている人にはおすすめの一冊。出来るだけ若いうちに読んだ方が良いかも…。

  • サラリーマンが会社の家畜である社畜となることを薦める本。
    但し、あくまでも能動的な意味で。

    インパクトのあるタイトルに目が行くが、書かれている内容は至極まとも。
    個性の大切さ、自分らしく、自分で考える、歯車になるな等よく言われること、
    残業ゼロ、ライフワークバランス等の流行のキーワード。
    これらを言葉通りに受け取る危険性は、
    全面的に受け入れることは出来ないかもしれないが、
    別の側面からのあるひとつの考え方としては非常に興味深い。

    成功者の書いている自己啓発本を読む際の注意点、
    自分のものさしで物事を判断する危険性等
    全編に亘って若者に対する応援メッセージ。

    マズローの欲求階層、守破離で順番を踏む重要性等、
    大変興味深い内容だった。

  • 一生社畜となることをすすめているのではなく、「守・破・離」の「守」の時期が必要だと言っている本。それは確かにその通りだと思います。

  • 読後は納得ができる印象でした。サラリーマンの「守・破・離」の「守」の期間は12年!という論には衝撃を受けました。もうすぐ50代になるワタシはよく理解できますが、学生さんや若者にはどれだけ理解されるかが疑問です。

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著者プロフィール

藤本篤志(ふじもと あつし)

1961年大阪生まれ。大阪市立大学法学部卒。株式会社USEN取締役、株式会社スタッフサービス・ホールディングス取締役を歴任。2005年7月、株式会社グランド・デザインズを設立。代表取締役に就任。おもに営業コンサルティング事業、人材育成コンサルティング事業、働き方バランスサポートシステム事業をおこなう。株式会社USEN現役時代に営業プレーヤー・営業マネージャーとして全国トップの実績を残した経験を活かし、数多くの営業改革を成功へ導く。『営業の問題地図』(技術評論社)、『御社の営業がダメな理由』『どん底営業部が常勝軍団になるまで』(新潮新書)、『御社営業部の「病気」治します』(日本経済新聞出版社)、『部下は取り替えても、変わらない!』(すばる舎)ほか著書多数。
ホームページ:http://eigyorevolution.com/

「2020年 『テレワークでも売れる新しい営業様式 ~直接会わずに成果を出すテクニックとマネジメントとは』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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