- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106104459
感想・レビュー・書評
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タイトルは過激だが真っ当な本。図書館で借りた。
守破離の守の部分が大切。会社員ならおおよそ12年。自分のモノサシで物を見る危険性。自分なりに頑張った考えたなんてどうでもよい。承認否認の連続で就活は大人へメタモルフォーゼ。正確に再現できる能力が正しい報告とその後の対応策につながる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
題名に引き付けられて購入したが、意外にも(?)内容はまとも。
凡人ならば「未来のための下積み」が必要という考えは、それなりに社会人生活をし、その凡人っぷりに気付かされた自分には、悲しいかな納得がいく。 -
タイトルの斬新さには驚かされるが、何をやるにもきちんとした下積みが大事といった、社会人としての芯を育てることの重要性を説いた一冊である。
読んでいて特に「守破離」の考えに共感した。自分も地道に守を実践していきたいと思う。 -
オススメの理由
新入社員が心得ておくべき、成長ステップ・カイシャという組織のありかたがわかる。
読者が欲しがる内容でウケを狙う自己啓発本が多い中、この本は「守破離」という基本に忠実であれと解く。
脳みそをストレッチするかのように、基本に立ち返れる本。
推薦者のページ
⇒http://booklog.jp/users/kachita -
友人に触発されて読んでみた。
想像通りタイトルは釣り。意外に共感が多かった。
若い人が読むのが良いだろう。 -
サラリーマンを選んだ者として読んで良かった。
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かなり刺激的なタイトルの本だけど、書いてあることには頷ける。要は、「社畜としてひたすら歯車のように働く時期が人生には必要」という主張。下積みの時期がないまま年を重ねてしまっては、半人前のまま仕事人生を終えてしまう。社畜とっても、仕事のやりがいを感じる時はあるし、達成感もある。社畜はそれほど忌避すべきものではない。目指すべきは、「クレバーな社畜」。社畜の時期にしっかりと知識やスキルを身に付けておけば、充実した仕事人生を歩めるというお話。
かなり読みやすいし、仕事や働き方に迷っている人にはおすすめの一冊。出来るだけ若いうちに読んだ方が良いかも…。 -
サラリーマンが会社の家畜である社畜となることを薦める本。
但し、あくまでも能動的な意味で。
インパクトのあるタイトルに目が行くが、書かれている内容は至極まとも。
個性の大切さ、自分らしく、自分で考える、歯車になるな等よく言われること、
残業ゼロ、ライフワークバランス等の流行のキーワード。
これらを言葉通りに受け取る危険性は、
全面的に受け入れることは出来ないかもしれないが、
別の側面からのあるひとつの考え方としては非常に興味深い。
成功者の書いている自己啓発本を読む際の注意点、
自分のものさしで物事を判断する危険性等
全編に亘って若者に対する応援メッセージ。
マズローの欲求階層、守破離で順番を踏む重要性等、
大変興味深い内容だった。 -
一生社畜となることをすすめているのではなく、「守・破・離」の「守」の時期が必要だと言っている本。それは確かにその通りだと思います。
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読後は納得ができる印象でした。サラリーマンの「守・破・離」の「守」の期間は12年!という論には衝撃を受けました。もうすぐ50代になるワタシはよく理解できますが、学生さんや若者にはどれだけ理解されるかが疑問です。