武士道とキリスト教 (新潮新書)

  • 64人登録
  • 3.56評価
    • (5)
    • (3)
    • (5)
    • (2)
    • (1)
  • 7レビュー
著者 : 笹森建美
  • 新潮社 (2013年1月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106105050

武士道とキリスト教 (新潮新書)の感想・レビュー・書評

  • 前半の新渡戸稲造・内村鑑三の思想についてや、小野派一刀流の歴史(および家族の歴史)の部分は面白く読みましたが、後半の武士道とキリスト教の類似点を指摘していく部分は今ひとつ筋のとおった説明がないようで、ピンときませんでした。武士道は宗教ではないものの、「武士としての(=人としての)倫理観・死生観」を追求するものである以上、共通点が見つかるのは道理だと思います。でも、キリスト教に限ってということではないような。
    武士道が非常に実践的な求道の教えであることは確かで、興味を持ちました。

  • サラッと読む。奥深くない。

  • 今の自分にとっては、思ったよりは物足りない。入門編という感じ。一刀流の話をもっと読みたかった。

  •  十字架の前で刀をかかげる牧師さんの写真を見て、あまりの格好良さにその日のうちに本屋に行きました。
     歴史を振り返って書かれているので、とてもわかりやすかったです。ほとんどノリで読んだのですが、勉強になりました。
     特に第3章が読み応えがありました。小野派一刀流の極意や創始者のエピソードなどわくわくして読んでしまいました。
     

  • キリスト教はなんかちょっと違和感を感じる。自分自身はやはり仏教の方がなじむということか。

  • ■武士道とキリスト教

    A.武士道は模範や心得であり、キリスト教は宗教という大きな違いはあります
    ただ、どちらも人の死に方、生き方を真剣に問う「道」です。
    そしてともに、死を前提にした生を考え、死に後にある生を教えています。
    言い換えれば、どちらもいかに死ぬかによって生を見つめ、いかに生きるかによって死を追求しているのです。

    B.「武」の字は「戈」を止めると書きます。したがって、戦いを止めることこそ、武の意味であると昔から説かれてきました。

    C.武士道は勇気と犠牲の精神を重んじるが、キリストの十字架を思うとき、キリスト教の示す生き方がはるかにまさる。
    従って、偏見を捨ててキリスト教に早退するならば、おのずからイエスの忠実なる僕となるならざるをえないのであり、明治初年多くの日本武士が信者になったのは、この精神によったのである。

    D.武士道を持たないキリスト教は道徳的にもろい。

    E.内村鑑三と同じ時代のクリスチャンで、後に同志社大学総長になった海老名弾正も、陽明学を学んでいたからこそキリスト教を受け入れることができたと主張しています。

全7件中 1 - 7件を表示

武士道とキリスト教 (新潮新書)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

武士道とキリスト教 (新潮新書)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

武士道とキリスト教 (新潮新書)の作品紹介

武士の切腹は宣教師の殉教に通じる。「義」は「愛」に呼応する-武士道とキリスト教の根幹には、驚くべき共通点があった。牧師である著者は、日本屈指の剣術家というもうひとつの顔を持つ。礼拝が終わると教会は武道場に早変わり、将軍家指南役を務めた小野派一刀流・第十七代宗家の稽古が始まる。「格好だけ良いのは本物でない」「魂とは私という人格である」…人の生死を問う二つの「道」を究めて得た、いま日本人に必要な智恵。

武士道とキリスト教 (新潮新書)はこんな本です

武士道とキリスト教 (新潮新書)のKindle版

ツイートする