老荘思想の心理学 (新潮新書)

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著者 : 叢小榕
  • 新潮社 (2013年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106105098

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老荘思想の心理学 (新潮新書)の感想・レビュー・書評

  • 完全に表題負けしてる内容。
    老荘思想の触りは理解できたような気がするが、それが心理学として応用するのにはちょっと難解な気がする。

  • 叢小榕編著『老荘思想の心理学』(新潮新書、2013)

    福島県のいわき明星大学教授を務める著者が、同大学の心理学者との会話から老荘と現代心理学の類似に気づきまとめあげたもの。元東北大教授の國分振氏などが共同執筆者として名を連ねています。

    内容は道家の古典のエピソード紹介→心理学理論に照らしたコメント、という構成になっており、新潮新書らしくサラッと読めます。かなりあっさり風味なので、古典好きだと物足りない感が強い印象です。

    例えば『老子』の「足るを知る」を取り上げ、心理学における「欲望」の位置づけについて解説しています。

    【本文より】

    ◯欲を出すことより大きな罪悪はなく、足ることを知らぬことより大きな禍はなく、厭きなくむさぼることより甚だしい不幸はない。ゆえに、足ることを知って満足すれば、常に満足である。(『老子』第64章)(p.128)

    ◯心理学では、欲求は欠乏や必要を満たしたい、という緊張状態だと考えられている。行動することによって、欠乏や必要が満たされれば、緊張は解消するが、続いて新たな欲求が生じ、その緊張を解消するため、また行動が生起する。この際限のない欲求による緊張の連続こそが、悩みのもとである。(p.130)

  • 最近ちょっとこの手の中国思想に触れる機会があったけど、これを生み出した国がなぜこの思想の通りにできないかが不思議。

  •  老荘思想には少なからず興味があるので、ちょっと前に加島祥造氏の「荘子 ヒア・ナウ」を読んだのですが、それに続く“道家入門”の著作として手にとってみました。
     巷間で耳にする老子・荘子を元とした言葉を材料に、その背後にある思想を心理学的視点を含めて、わかりやすく解説していきます。ただ、入門書としてはあまり相応しくないかもしれません。たとえば、老荘思想の基本概念である“タオ”について、本書を読んでも理解できないでしょう。企画の着眼としては面白いのですが、内容に関してはちょっと物足りないですね。

  • ようは「自然のままに生きろ」ってことですね。
    入門編としてはおもしろかった。

  • 知的読み物として、なかなかおもしろいと思う。深すぎず、浅すぎず。
    日本のことわざだとか、中国の故事だとか、なんでこんなにも的を得ているのだろう。
    まあ、ある真実があれば、その逆もまた真なり、というのがいちばんの実感やけど。

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老荘思想の心理学 (新潮新書)の作品紹介

上善は水の若し、杞憂、足るを知る、無用の用…老子や荘子に代表される道家思想は二千年以上もの間、人々に豊かな人生を示し、不透明な時代の指針となってきた。とはいえ現代人には理解が難しいところがあるのも事実である。もっと現代人にとって「使い勝手」のよいものにできないか。そう考え、心理学という補助線を引いてみたところ、驚くほど新鮮に道家思想が蘇った。悩める現代人に捧げる道家入門。

老荘思想の心理学 (新潮新書)はこんな本です

老荘思想の心理学 (新潮新書)のKindle版

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