- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106105159
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2021/12/19 再読・まとめ Excellent!
経営者=センス戦略策定←シンセシス(総合)vs分析・スキル
候補者の選定 センスのある人
ビジネスを任せる 子会社の経営
好き嫌いがハッキリ vs客観的・良し悪し・DATA
ハンズオン オーナーシップ 覚悟 責任感
経営は意志 言語化が不可欠 自分の言葉
戦略 予想ではない こうしようという未来への意志
良い戦略を作るのはスキルよりセンス センスの良さは天賦の才
育てるより見出し、育つようにする センスは好き嫌いで磨かれる
戦略の本質はシンセシス(綜合)であってアナリシス(分析)ではない
スキルで経営者を育てられない スーパー担当者になるだけ
経営は意志 意志は言葉でしか伝わらない 事業に対してオーナーシップがある
良い顔で仕事をしているか?も大事な視点
競争戦略の本質は「違いをつくること」独自性や差別化
イノベーションの本質は「非連続性」
戦略=競争の中で長期利益を獲得するための手段
「こうなるだろう」という未来予測ではない。
「こうしよう」という未来への意思が戦略。
人間はイメージできないことは絶対に実行できない。
数字より「筋」
「戦略が優れた会社」=「働きがいのある会社」
経営者が骨太の戦略ストーリーを構想し、それを会社全体で共有する
exニコニコ動画川上量生
僕の理想は「非効率な社会」
全体の効率化を進めると、無機質のつまらない街になる 同じチェーン店の同じ景色
精神的に豊かな社会は「多様な社会」
文化や富の正体は、昔から非効率なもの、無駄なもの
人間の価値 「意味がある」「面白い」
知識の質は「論理」にある 抽象と具体の行きつ戻りつとその幅が「地頭の良さ」
大ベストセラー「ストーリーとしての競争戦略」の著者
MBAのような分析的経営スキルが主流の中に、大きな一石を投じるスタンスは同じ
そもそも事業とは、経営とは、基本的な問いに答えてくれる大スケールの本
大変深みのある「新書」740円は大得です -
イノベーションや多様性についての考え方が新鮮でした!
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楠節炸裂。
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HBRでのオンライン連載と記事を再編集したものだそうで、とても軽いタッチの文体です。『ストーリーとしての競争戦略』からの流れで手に取る人には物足りないかもしれません。
第5章で、大学生が選んだ就職人気企業ランキングなんか、『ラーメンを食べたことのない人による人気ラーメン店ランキング』みたいなもので、情報価値は限りなくゼロに近い、という例えは痛快。 -
面白かった。
ふんふん考えながら読んだ結果、新書なのにめっちゃ時間かかったわ。。
面白がる力は、持ってる気がするので、背景を深ぼることにしよう。相手の意欲を引き出すための気付きに繋がりそうだしさ。 -
3章あたりまでは楠木先生特有のユーモアを織り混ぜたストーリーに引き込まれ、この本との対話を楽しめた。
ただ、後半の4章以降はストーリーは面白いが、中味が薄くちょっと物足りなかった。
商売センスあふれる経営人材は多くの会社にとっても希少な資源である、、、同感! -
経営においてスキルだけでなくセンスが重要である、
ということを、いくつかの側面から解説しています。
とてもわかりやすく、読みやすいです。
興味深いものはいくつかありましたが、
手段の目的化なんて、言われてみればその通りで、
自分を振り返ってみてあーぁ…と思ってしまいました。笑
就職人気ランキングに関する話は、
確かになるほどな、と思います。 -
・好き嫌いの自意識
・業界の位置エネルギー(製薬業の粗利、など)
何よりも経営は意思!
何をしたいか、何をせざるを得ない ではない。
営業担当、購買担当、などなどいるが、CEO担当になってはいけない。