ネットのバカ (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106105302

感想・レビュー・書評

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  • ネットはバカと暇人のもの。
    本当にそうだと思います。だってネット世論は怪文書から作られるんですから。

  • 「ウェブはバカと暇人のもの」から変わっちゃいない、よりいっそうネットに驚きがなくなったけれど、というスタンスで綴る続編。匿名だったらエロ・下品記事に人気が集まるのに、リアルな人生がかかわると、とたんに品行方正になる。こんなカッコイイ俺をさり気なく流そう、という名づけてジャズ喫茶理論。バカッターの連中も、実はアレがイケてる行為であり、ジャズ喫茶理論。世間様にネットでどう自分を良く見せようか、ということに対して、ネットがあろうがなかろうが、有能な人は有能だし、無能な人は無能だぜ、ということを繰り返す。「ウェブはバカと…」程の驚きはなかったけれど、まったくそうだよねえ。
    繋がり方に関する考えは人それぞれでしょうけれど、僕はネットでイケたやりとりをするだけならゴメンで、面と向かってお酒が飲みたいです。

  • バカ発見器と揶揄されるtwitter、facebookのリア充自慢、企業アカウントのつまらなさなど、ざくざく切り捨てる展開が刺さる。暴論のようで正論。その論の後には焼け野原しか残らないかといえば、冷静な分析もあって不思議と希望めいた気分を抱かせる。うーむ、なんか抽象的な感想になってしまった。

    確かになぁ、好きな人をフォローできるtwitterは偏った情報がTLを埋め尽くすし、facebookは綺麗事を「いいね!」するばっかりだしなあ。いや、中川氏の文章を批判否定するのって難しいと思うなぁ。

  • 何となく読んでみた「ネットとの距離の取り方」。
    雑誌の記事感覚で読み流し。

  • 現況を単にまとめてあるだけなのかもしれないが、毎回この人の本は痛快。過度な期待をさせ、ムチャクチャな事言う「先進的な人」をこの調子でこき下ろしてほしい。

  • 冷静な感じが読みやすい。また五年後ぐらいに、一冊書いてくれたらぜひ読みたい

  • ネットでの勝ち組は一握り。。
    そうだよなーなんだか夢を見てしまうけど結局勝てないんだよなーと実感したりww。
    面白かったです。

  • ウェブはバカと暇人のもの著者、中川淳一郎氏の本。今回もサイコーに面白い。図書館で借りた。ノマド信者話から始まり、ネットニュースPRなど、まさにネット界の超現実主義者ならではの話を展開する。まあ、あるある、という同意なのかもしれないけど。

  • ネット世界を第一優先事項にするのはナンセンスだぜ論。
    ネットを道具としていかに有効に使うかを
    戦略的に使用するか、
    はたまた、単にネットに呑まれて身体機能に
    一定の抑制(あるいは制御崩壊?)をかけて
    人形のような人生を送るか?
    ネット識者然として語られる、2013年までにおける
    ネット周辺問題を取り上げた本。

  • ネットの世界は現実の世界の一部であり、現実よりも不自由な世界である。大きい声では言いにくい笑、snsに対する批判は読んで気持ちよかった。図書館

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著者プロフィール

編集者、PRプランナー、ライター
1973年生まれ。東京都立川市出身。大学卒業後、博報堂CC局で企業のPR業務を担当。2001年に退社し、しばらく無職となったあとフリーライターとなり、その後『テレビブロス』のフリー編集者に。企業のPR活動、ライター、雑誌編集などを経て『NEWSポストセブン』など様々なネットニュースサイトの編集者となる。主な著書に、当時主流だったネット礼賛主義を真っ向から否定しベストセラーとなった『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書)、『ネットのバカ』(新潮新書)、『夢、死ね!』『内定童貞』(星海社新書)など。無遠慮だが本質を突いた鋭い物言いに定評がある。

「2020年 『意識の低い自炊のすすめ 巣ごもり時代の命と家計を守るために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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