知的創造の作法 (新潮新書)

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著者 : 阿刀田高
  • 新潮社 (2013年11月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106105432

知的創造の作法 (新潮新書)の感想・レビュー・書評

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  • たまたま図書館で見掛け借覧に及んだ本。図書館本。 158

  • 40年以上、900編以上の作品を生み出し続けている作家の思考的作法。
    小説を書くということ意外にも充分に役立つ考え方のコツです。
    こういう本を読むとなんとなく創作意欲みたいなものを掻き立てられて小説なんかも書きたくなってきます。
    でも本を読むのは好きだけど書くとなると別モノなんですよね~。
    久しぶりに阿刀田高の小説でも読んでみようかな。

  • 小さいとき短編小説を読んで怖かったので、それ以来読んでなかったりする阿刀田高さんの小説。今読むともしかしたら小さい頃わからなかったブラックユーモアや更に背筋をぞくっとさせる恐怖感が感じられそうなのでまた読んでみようと思う。特に「知っていますか」シリーズは。今更ながらもっと本を読めばよかったと後悔先に立たず。あと死ぬまでいったい何冊の本を読めるか、そして活かせるか。本編は読書の必要性、ただし「曖昧さ」が発想を豊かにするということ。思い立ったらメモ。これは人生のどの場面でも当てはまる。

  • 最後は少しダレてしまって斜め読みになったが、気に入ったところを抜粋:
    ・ダイジェスト
     そのまんま縮めるのではなく、ポイントだけを強調し、大胆に省き、自分なりの奇型をを作ること、これをつねに念頭に置いてほしい。ゆめゆめ縮図を描こうとしてはならない。

    ・街のダイジェスト
    フィレンツェを訪ねた時。まず真っ先に小高いミケランジェロ広場に案内してくれた。・・・見事に眺望できる。・・・町の詳細はダイジェストの後で、ゆっくりと一日をかけて鑑賞することとなった。

    ・一番おもしろいトピックスから入る。

    ・とにかく私なりに解釈して、短くして分かりやすく伝えること、信ずることに賭けること、賭けに負けたら、そのダイジェストはただのくず、つねにその覚悟が必要だろう。

    ・電通の大社長・吉田秀雄の「鬼十訓」
    1.仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
    2.仕事とは、先手々と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
    3.大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
    4.難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
    5.取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。
    6.周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
    7・計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
    8.自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚みすらない。
    9・頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
    10.摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。

    ・ユーモア
    チャーチルのユーモア
    「イギリス労働党の創始者はだれか」
    「コロンブスだな。出発の時にどこへ行くかも知らず、着いた処が何処かもわからず、しかも全部他人の金でやったのだから」

    ・はじめに言葉ありき
    英語はthe Word。大文字で始まるWordは神のみ言葉=自然の摂理?

  • 「ナポレオン狂」をおそらくライブで読んで以来の…
     1979年に直木賞を受賞した「ナポレオン狂」をおそらくライブで読んで以来の長いながいお付き合いです。透明のソフトカバーがかかった本だったような気がします。
     仕事で「創造」という言葉にかかわりを持つようになり、「創造」と名のつくこの冊子を選んだところ、なんとびっくり、阿刀田さんの新書でした。自身の頭の中やアイデアノートの中に「何かごちゃごちゃしたところ」を溜めておいて、そのアイデアの井戸から新しいものを紡ぎだす彼の方法について、いささか文学的に述べられています。もしかしたらこれは科学ではないのかもしれません。でも、ワタシ自身の発想法に照らしてもうなずけるところの多い冊子でした。
     阿刀田さんはやっぱりショートショート!これは、春はあけぼのと同じくらいつくづきしいと思います。

  • (2014-03-01L)(2014-03-23L)

  • 阿刀田氏自身のアイデアや閃きを綴った本。読んでいるうちに筆者の短編を再読したくなりました。

  • ややノウハウ的な要素も入ったエッセイ、と捉えると、情報のふるさとか、網羅性の無さとかは気にならない。

  • 阿刀田高が創作の極意を大胆に披露。



    ① 対象を分析し、整理し、目的に沿って要領よく特徴をつかむ力。知識をダイジェストする力が必要。池上彰さんは見事。② ダイジェストの土壌からアイデアを生み出す力。これは簡単ではない。セレンディピティ。不思議がる力。ノートに雑然といろいろなアイデアをメモしておくと思わぬ発見につながる。それらのアイデアに登場人物やプロットが加わり、作品が完成するが、よい作品にするためには、プラス・アルファの様々な知識、体験が必要。これは小説家でなくとも仕事に役立つ技術かと。

  • あまり中身をよく見ずに、書店で題名に惹かれて衝動買いしたのだが、題名の内容については、本書のどこにも書かれてはいない。
    自著の短編作品の紹介(宣伝)と、自慢話ばかり。
    こういう著作を、「題名詐欺」とでも言うのだろう。

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知的創造の作法 (新潮新書)の作品紹介

ひらめくには秘訣がある。創造的思考は武器になる。ネーミングのコツや実践的ノートの作り方、「不思議がる」力や「面白くダイジェストする」力の養い方など、「アイデアの井戸」を掘り続ける著者が、その思考法を大公開!

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