寂しさの力 (新潮新書)

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著者 : 中森明夫
  • 新潮社 (2015年3月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106106118

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寂しさの力 (新潮新書)の感想・レビュー・書評

  • 父に始まり、母で終わる。

  • 芸能ライターの著者が、文字通り「寂しさが生み出す力」について語った一冊。

    芸能人などは寂しいが故に発する光があり、孤独が故に妥協せずに努力するなど、まさにその通りだと思う反面、そういう人はたとえ成功しても安住の地を見出すことができず、たとえ社会的成功を手にしても気の毒だと思った。

  • 平易な分析、文章。流行りのAC系を著者、芸能人を例にとって書いた本。「寂しい」感情の暴力性。確かに、受け入れることで薄まる気がする…自分の祖母も寂しい、寂しいと言って亡くなったが、側からは何もできなくて、つくづく「寂しさ」の扱いには困り果てる。
    自分も寂しくてたまらないから、寂しくて結婚したけど結局より寂しくて離婚した話、気になる。愛してない相手との結婚はそりゃ寂しいだろうけど、愛しててもそうなのかな。

  • 寂しさがどんな力を与えるかではなく、寂しさを抱えた偉人たちの功績が書かれている。
    毀誉褒貶という言葉を知った。

  • 悲しいとはちがう「寂しさ」という感情は、自分に置きかえてみてもよくわかる感情だ。人は寂しさを抱えて生きている。たぶんだれもがそれぞれの寂しさを抱えて生きている。その寂しいという感情をどうにかしようとして、もがきながら生きている。そう考えると、少し勇気がでた。少し楽になった。寂しさは消えないけれど。

  • 人間の最も強い力は「さみしさ」だ
    世界を変える偉人たちは、みんなさみしかった
    スティーブジョブズ、ヒトラー、坂本龍馬、、

    アイドル評論家の著者は自己を振り返る
    受け止められない父の死
    悲しみが寂しさに変わるまでの長い年月
    やっと死を理解した
    歩き出せた


    さみしい人ほど、より生きている
    「さみしさ」は精神的な飢えだ
    どんなに成功しても満足しない

    芸能界でなぜ貧しい者が成功するのか?
    言うまでもない

  • 2015.7.31読了。着想は良いのかもしれないが、掘り下げが浅いために単なる印象論にとどまっている。個々のエピソードも、それ自体は面白いが、論の補強になっていない。何より分量が少なすぎる。総じて説得力に乏しい。
    結局、「寂しさ」だけにすべての理由を求めることに無理があるように思う。

    それにしても、この状態で出版することを編集者が許してはダメ。

  • いつもの癖でまえがきを読んだ後に最終章を読んで…
    号泣。
    さらっと読み終わる。

  • 何と言ったらいいか…。これって本にするような内容かしら?

  • アイドルは影があるほうが売れる・・なんとなくわかるような気がする。

  • 2015年の23冊目です。

    人間を突き動かすのは、”寂しさ”であるという著者の人生経験から生み出された考えに基づいて書かれた本です。
    数々の偉人たちの心にも”寂しさ”が宿り、それが彼らを偉人たらしめるエネルギーになっていると説いています。
    ウォルト・ディズニー、ヒトラー、坂本竜馬、スティーブ・ジョブズらがその人生に寂しさを抱えて生きていたことを描いています。しかし、寂しい人ほど成功するといった単純な話ではないことも確かなことです。文脈的には寂しさが、人の行動力の源泉になると言っているが、それができて、自分の人生を切り開く力に変えれた人は一握りに過ぎないということも確かだあろうと思います。
    前述した偉人達がその一握りの人達だろうと思う。
    これらの偉人のほかに、酒井法子やユーミン、中島みゆきのさみしさにも触れています。(さすがアイドル評論家といったところです)

    余談ですが、著者の中森明夫は、作家村上龍のエッセイには、秋元康らとともに新人類の代表格に挙げられていました。(あまり好意的な書き方とは思えませんでしたが)

  • 寂しいよね
    それを肯定して生きる
    それは納得
    でも本全体はバラバラでまとまりがない
    あっちこっちからひっぱってきた感じ
    うーん
    《 寂しさを 生きる力に かえていく 》

  • もっと寂しくあろう、寂しさにどっぷり浸かっていていい、と思った。

  • サブカルライタ―、中森明夫による著作。50歳を過ぎた事に、ふとわき上がった”寂しい“という感情。郷里の母親が電話越しに「寂しい」「寂しい」と連呼する様。「寂しさ」とは何なのか、そこでよみがった亡き父親の記憶。決して仲は良くなかった父親だが、寂しさの根源にあるのは父の存在にある、と中森は気づく。そして寂しさは決してネガティブな感情ではないと喝破し、寂しさを力にして大成した過去の偉人のエピソードを紹介していく。
    読んでいくちに、過去の記憶が蘇った。大学の頃、友だちも少なく、彼女もいない自分は孤独だった。孤独であることに何とか意味を見いだそうとして、「孤独」とタイトルに付く本を大学の図書館で大量に借りて、毎日読んでいた。不思議なことに孤独であっても寂しくはなかった。現状を受け入れ、自分はこの先もずっと孤独な人生を歩んでいくんだろうなと思っていた。いまの方がずっと寂しさという感情を味わっている気がする。
    「寂しさという感情が分からない」という知人がいる。とてもクリエイティブで頭のいい人。人間味にあふれる人だ。寂しさとは何だろう。この本は考えるきかっけとはなったが、少なくとも自分は「寂しさ」の正体が分からなかった。まだまだ、じっくりと腰をすえて取り組んでいくテーマのようだ。

  • 20150504 寂しさの力。分かったような分からないような。寂しさに慣れない人は辛いのかもしれない。慣れてしまうと力にもならないような気がする。

  • ジョブスも、ディズニーも、山口百恵も、ヒトラーもみんな寂しさがバネになって、活躍したのだと説く。自身の話も多く、情緒的な部分もあるが、読みやすくまあまあおもしろかった。

  • 寂しい人なんていない。
    さみしかったらチャンスです。

    人は寂しさから祝福されて生まれてきた。
    ナチズムとは組織yは制度ではない。むしろ燃え上がる欲望だ。その中核yはヒトラーという人物の憎悪にある。

    芸能界でやっていけうrのはハングリー精神が強い子、だから片親が強いらしい。
    寂しい人が芸能界に入る。どんなに辛くても、大変でも辞めない。ずっとそこで生き残れる。なぜなら帰るところがないから。
    成功しても、お金持ちになっても満足しない。決して。それは精神的な飢えは満たされることがないから。
    山口百恵も美空ひばりも孤独だったが、山口がなりたくなかったのは美空のような孤独。

  • 「さみしくていいんだよ」って、寂しさを肯定するように、人に寄り添うように書かれた本。読んでるうちに自分の寂しさも肯定されるている気持ちになった。みんな寂しいからこそ、お互いの存在と、寄り添える可能性を必要とするんだと思う。

  • 誰もが感じるさみしいという感情。マイナスの感情だけど、肯定してくれる。
    さみしさは力に変えることができる。さみしさを感じる分、幸せを感じるときは大きいのかもしれない。
    そう思うと、さみしくても前を向けるかも。

  • 著者の個人的な体験に始まり、寂しさという人間の根元的な感情を肯定してくれる。極めて平易な言葉で書かれた優しい本。

  • 本屋でちょこっとよみ、
    なぜ赤ん坊は泣いて生まれてくるのか。
    最初の感情は寂しさでは?
    ふむふむ。
    笑って生まれてくるのか赤ん坊っていないな。

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寂しさの力 (新潮新書)の作品紹介

成功はさみしさから生まれる。ディズニー、ジョブズ、坂本龍馬、酒井法子、山口百恵……世界を変えた偉人やスターは、いかにして精神的「飢え」を生きる力に変えたのか。人生の原動力を示した著者の新境地。

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