- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106106118
感想・レビュー・書評
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スティーヴ・ジョブズやウォルト・ディズニー、アドルフ・ヒトラー、坂本龍馬といった歴史上の人物たちから、山口百恵や酒井法子、中島みゆきといった芸能人にいたるまで、さまざまな人物の肖像をえがきながら、彼らの抱え込んでいた孤独にせまっている本です。同時に、著者自身の両親との思い出を振り返り、50代になった自身がふとしたときに訪れる「寂しさ」を、ありのままに見つめようとしています。
けっきょくのところ、著者自身が「寂しさ」の意義や本質をどのようにとらえようとしているのか、最後まで明瞭にさていないように感じました。とりとめのない感想を綴っているだけの本だという印象です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
平易な分析、文章。流行りのAC系を著者、芸能人を例にとって書いた本。「寂しい」感情の暴力性。確かに、受け入れることで薄まる気がする…自分の祖母も寂しい、寂しいと言って亡くなったが、側からは何もできなくて、つくづく「寂しさ」の扱いには困り果てる。
自分も寂しくてたまらないから、寂しくて結婚したけど結局より寂しくて離婚した話、気になる。愛してない相手との結婚はそりゃ寂しいだろうけど、愛しててもそうなのかな。
2018/4
初読から一年くらい経って、寂しいから人と繋がれるといのは詭弁だと思った。むしろ寂しいと人と繋がれない、寂しさはただのPTSD。芸能人と一般人は違う。 -
人間の最も強い力は「さみしさ」だ
世界を変える偉人たちは、みんなさみしかった
スティーブジョブズ、ヒトラー、坂本龍馬、、
アイドル評論家の著者は自己を振り返る
受け止められない父の死
悲しみが寂しさに変わるまでの長い年月
やっと死を理解した
歩き出せた
さみしい人ほど、より生きている
「さみしさ」は精神的な飢えだ
どんなに成功しても満足しない
芸能界でなぜ貧しい者が成功するのか?
言うまでもない -
寂しいよね
それを肯定して生きる
それは納得
でも本全体はバラバラでまとまりがない
あっちこっちからひっぱってきた感じ
うーん
《 寂しさを 生きる力に かえていく 》 -
「さみしくていいんだよ」って、寂しさを肯定するように、人に寄り添うように書かれた本。読んでるうちに自分の寂しさも肯定されるている気持ちになった。みんな寂しいからこそ、お互いの存在と、寄り添える可能性を必要とするんだと思う。