超訳 日本国憲法 (新潮新書)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106106132

感想・レビュー・書評

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  • 本文中で日本国憲法の解説があり、巻末には全文が掲載されている。興味がありつつもこれまで読まれた経験がない方におすすめです。

  • 知ってるようで知らないのが「憲法」
    いつの時代でも、その解釈が問題となる。
    「一回、ちゃんと内容を理解しておこう!コロナ禍で自粛どし、ゴールデンウィークで」

    なんて思った人がいたら(笑)

    いいと思うなあ!
    5月3日は、憲法記念日だし、もってこいか!

  • そもそも憲法は国民が守るべきものでは無い、というところからして、知らない事をたくさん教えてもらえた。

  • 20160718


    何冊目かの池上彰解説。

    日本国憲法の全文を44年の人生で初めて読んだかも。

    この夏の参院選で衆参共に改憲勢力が2/3を超え、いよいよ憲法改正が現実味を帯びてきた。

    現在の近隣諸国との緊張感から、本当に改正が必要なのか、まずは今の日本国憲法をしっかりと理解しなければ自分自身で正しい判断ができないと思う。

    池上解説じやなければ、なかなか全文は読めないだろう。

    前文は大変素晴らしいもので、この部分は改正するべきではなく、未来永劫守っていくべき。
    9条については、国民と自衛隊員の命を守ることを最優先にした、部分改正をするべきと思う。

    権力の強くなりすぎた安倍政権の暴走と思い上がりは止めなければならないと、あらためて感じた。

    基本的に本は溜め込まずに売るほうさだが、この本は長い間本棚に置いておこうと思う。

  • めちゃくちゃわかりやすかった。
    知らなかったこともよくわかった。

  • 今最も話題となっている憲法9条。木を見て森を見ずではないが、憲法の全容や作成された経緯、諸外国の憲法や国連憲章も考慮しながら考えていくべき問題だと感じている。

    安保反対で説明を不十分だからという理由を声高に叫ばれる方々自分が勉強不足だと言っているようなものではないのか。もちろん内容に関して不鮮明な部分もあるが。
    具体的にどの部分が説明不足か教えていただきたい。

  • 日本国憲法が危うい今、手軽に読める、「名人」池上さんの超訳本です。とは言え、まとまって読む時間が取りづらく、結果、とっちらかっちゃったのですが、もう一回最初から読もう!と言う気になるくらい、ちゃちゃっと読める超訳本です。

    これを変えたいというのなら、姑息な手段を選ばずに、正々堂々と、じっくり議論する道を選べばいいじゃない。

    「知らない」「学校で習わなかった」では済まされない状況下で、今、試されている気がします。

  • この人の本は読んでハズレがない。
    新聞だけ読んでちゃ判らないことが補ってある。

    全103条からなる日本国憲法。
    言い回しがややこしい部分のみ、池上流で口語訳。

    最近の安倍政権に関するニュースも盛り込んであるので、現代史の勉強にもなる。最終章で中国、北朝鮮、米国の憲法も収録してあったが、時間がないので読みとばす。

    再読したい。

  • 池上さんならではの鋭い指摘。
    憲法の改正が現実に近づきつつある今だから、読むべき一冊だと思う。

  • 2015/4/25

著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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