いいエリート、わるいエリート (新潮新書)

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著者 : 山口真由
  • 新潮社 (2015年7月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106106293

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いいエリート、わるいエリート (新潮新書)の感想・レビュー・書評

  • なんかとてもかわいそうな人。これしか自分の評価基準がないなんて。

  • できないのが嫌だからできるようにがんばった私も、中学生や高校生でこの筆者のような明確な考えをもっていたら人生違ったものになっていただろうなと思う
    前を向いて努力しようと思えた

  • 努力は教えられない

    私は、自分の決断を人に預ける人を尊敬できません。

    波にのれないときの振る舞いが人生を分ける

    人は誰でも自分のプライドの扱いん苦労します。厄介な自意識をどうコントロールするかが、人生を大きく左右するでしょう

    努力がそのまま報われるほど社会は狭くない

    波をじっと待つ勇気

    波に乗ることができる、つまりプラスのスパイラルで上がっていくためには、実力は、もちろん、運をとらえることも必要と思いました。

    負けた時のふるまいに人の本質がでる

  • 見栄のない、正直な人だと思う。
    官僚の世界は生々しくて面白かった。

  • 結論がエリートが国を救うみたいなことになっているが、今のエリートは総取りしてほかの者を奴隷にするのではないか?

  • 東大法学部主席卒業、国家公務員Ⅰ種に学生時代に合格、財務省キャリア、司法試験合格、ハーバード大学留学という素晴らしいキャリアを持った、女性が書かれた本です。

    なかなか外観も良いので、同じ内容を「男」が書いたら本にならなかったかもしれませんが、お世話になっている図書館で目についたので読んでみました。

    彼女が実際に体験した、東大や財務省の実情はどうなっているのかが綴れていて、自分ではけして体験することができない世界の最新情報に触れることができた点では、貴重な読書だったと思います。あんな状態をいまだに続けている財務省を始めとした各省庁に、今後とも優秀な人材が集まるのか、心配してしまいました。あれが事実としたら、30年は遅れていることになりますからね。

    本の中で、彼女が再三強調しているように、彼女の実績は、努力の賜物であり、その努力とは、それを得るのに費やした時間量であると述べています。効率よく勉強をする、とか、短時間で結果の出る方法でやろう、という本に書いてある内容は、それを真似ても効果の出ないことが多いというのが私の経験でもあります。

    彼女は、司法試験の直前は一日17時間以上勉強したそうです。一定以上の結果を出すには、最低限の時間を投資しなければ難しいというのは、どの世界でも同じだと思っていた私は納得のいく内容でした。

    以下は気になったポイントです。

    ・勉強は、頑張ればそれに見合うリターンが期待できる。それぞれの努力に応じた評価が得られて職業の選択も増える。年齢を重ねるごとに、成果が上がる。人生の後半を充実させる職種を自分の意思で選択できる(p19)

    ・東大医学部を目指していた場合、東大に入れなくても、他の国立大学の医学部・私立の医学部も選択できる。東大医学部卒でも、ほかの医学部を出ても、医師は医師である(p19)

    ・7回読みとは、助走読み3回(漢字・カタカナ中心)、本走読み2回(キーワード理解、要旨を把握)、完走読み(脳に定着)(p21)

    ・自分にあった勉強法は、変えてはいけない(p24)

    ・信念とは、最初は漠然としていても、徐々に輪郭がはっきりしてくるもの。理想から始まり、少しずつ中身も伴ってくる(p50)

    ・詰め込み教育があったからこそ、努力が報われるシステムができあがり、みんなが勉強したとも考えられる(p61)

    ・学習塾とは、成績の悪い、その他大勢が、成績のイイ子たちに搾取されるシステムとなっている(p70)

    ・東大の卒業生は、二十代前半までずっと勝ち続けている、だから評価されなかった時、自分を立て直す術を持っていない。立て直す必要のないキャリアを歩んできたので(p81)

    ・女性から見た「理想の男性」に変化がないならば、男性の側の「理想の女性」に変化がなくても男性だけに文句を言うことができない(p84)

    ・高圧的でも部下は耐える理由として、部下のせいで、自分が上から怒られても、絶対に部下のせいにしない。上司のところで止めてくれる(p120)

    ・人には必ず「波に乗れない時期」がある、その波に乗れていない時にどこまで我慢できるか、どう振舞うか、が人生を分ける(p136)

    ・弁護士や医師が、顧客や患者との間で結ぶ契約は、売買契約ではなく、委任契約である。これは特殊な契約で、受任するほうは、委任する方と比べて、圧倒的な知識があることが前提になっている。だから、受任する方には幅広い最良が認められる。無報酬が原則で、簡単に終わらせられる。(p151)

    ・世の中には2つのタイプがいる、1つめは、投資によってリターンを得る人、もう1つは、労働によって対価を得る人。前者は金融所得、校舎は勤労所得。前者の場合には、投資がゼロになることもある反面、何倍に... 続きを読む

  • いや、先に言うとくとこのひとの本これからも読むんやろうけど、なーんかやっぱりどれ読んでもいやなかんじを受ける。本人の努力はすさまじいものがあるんやろうけど、まだひとに対するドロドロした感情があると思うのです。文章読んでて、感じてしまうのです。

  • 東大主席、官僚生活、弁護士生活の描写にリアリティがあった。歳をとって引退した方のは古い情報が多いし。面白く感じた。ただ挫折経験は一般に比べて少ないなあと思う。外務省と財務省の内定二つ貰えず泣いたなどは、一つ受かればいい人が多いし、プライドを考えなければ何も失ってないわけで。恋愛の描写をみても本当に負けず嫌いで努力家なんだなあと。

    それにしても
    東大⇒財務省(二年?)⇒司法修習⇒四大弁護士事務所⇒ハーバード⇒?

    この方は次はどんなエリート街道を進むのだろうか?外資?までコンプリートしたら経歴的には華麗だけど、深くひとつのことをやるよりも、変化を求める人なんだなあと思う。

  • 題名と内容が全く合っていないが、「最優秀な」東大生の思考経路がわかって面白かった。東大首席という肩書しか自分にはないのかという著者の苦悩も感じられた。

  • 東大在学中に司法試験、国家公務員Ⅰ種に合格し、全科目「優」の成績で東大を首席で卒業。財務省を経て弁護士という著者のプロフィールが目をひいて読んでみた。天才というよりは超人的な努力をする人で、私には真似できないと思った。また彼女のモチベーションがコンプレックスが原動力で、社会は投資される側と支える側に分かれるとか、自分は投資される側だとか、端々の発言に嫌悪感を覚えた。そんな彼女も社会に出てからは少しは人間的になったのがせめてもの救い。

  • 向上心!プライド!コンプレックスが人間を努力するように向けさせる!

  • 著者が努力して、現在の地位を築いていることは認めます。努力、努力・・・

    でも「ノブレス・オブリージュ」(pp49)ということばを出しながら、私、私・・・

    それがエリートですか。

  • たくさんの著作がある女性エリート弁護士の半生記。
    努力に努力を重ねこの地位を築き、常に上を目指している。
    この時代、ネットで色々と書かれ傷つくこともたくさんあるだろうが、色々なことを乗り越えてどんどん突き進んで行く姿は勇ましい

  • 学生の本分は勉強ということを大学一年生で悟れるかどうかは、すごく重要。

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地アタマより努力、ありのままより向上心。東大法学部をオール「優」の成績で首席卒業、財務官僚から弁護士に転じ、ハーバード留学―「非の打ちどころのないキャリア」の裏側を明かす、体験的エリート論!

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