大放言 (新潮新書)

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著者 : 百田尚樹
  • 新潮社 (2015年8月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106106330

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大放言 (新潮新書)の感想・レビュー・書評

  • 【永遠の0】・【海賊と呼ばれた男】など、★5つをつけている作品もあり、好きな作家さんの一人ではありますが、何かとお騒がせの百田氏。
    TV報道やツイッター等で、暴言とされるその発言は、炎上すること度々。
    私自身、メディアによって報道される百田氏の発言の一部をとらえ、「それはちょっと…」と思ったこともありました。
    が…
    報道では前後がすっぽり抜けていたり、誤った(?)解釈のもと、報道されたり…
    なかなか全文、全容を知る機会はありませんでした。
    そんな状況で百田氏が黙っているわけはなかった!
    【大放言】なる本で、しっかり主張されています。

    ”どこからも突っ込まれない意見や、誰からも文句の出ない考えというものは、実は何も言っていないのと同じだ。鋭い意見と暴論は実は紙一重なのである。(本文より)”

    全て、「その通り!」と思ったわけではありませんが、「そうそう!」「うん、うん!」とうなずく箇所もあり、面白い本でした。

  • 書店で気になって拾い読みしていたけれどついに(?)通読してしまった。…や~、おもしろいおじさんですよね。

    言ってることが良いとか悪いとか、正しいとか正しくないかとか、賛成出来るか、嫌悪するかといろいろなスタンスがあるでしょうが、まずはなかなか人が言いにくいことをずばっと放言してしまう態度がすごいなぁと思います。
    わざわざ、とうに過ぎた結構前の炎上ネタまで掘り起こして章立てまでして書いているのも、自分の言い分を改めて公開するというより、何だかわざと露悪的になっているかのようにも見えます。

    人は言いにくいことは言わずに済ますものです。大方は。
    炎上したらば嬉々として(としか見えない態度)油をどんどん注ぎまくる著者の発言にはもう、痛快ささえ感じます。

    多分近くにいたら私には避けて通りたい人種の方ですが、何事も無視や無関心を通すよりは、例え人々の不興を買おうとも発信し続けるという姿勢には見倣うものもあります。

    こういう態度を世間に見せつけてくれる存在は貴重だと思いますね。これから何をどう発信してくれるのか、注目して行きたいですね。

  • 文字通りの大“放言”(笑)。

    マスコミの非道はまあ、直接被害を受けない一般人にも十分に分かる。
    誌面の大半を、マスコミに対する過去の炎上記事への反論に費やしているのが、少々勿体ない。

    なるほど確かに酷いと共感できる部分は多々あれど、多すぎて食傷気味に・・・あそこまで大量に連ねられると

  • 痛快そのもの。素晴らしい。本当に言葉狩やマスコミの捏造記事に関しては呆れる他はない。「なんでもコスパで考えるバカ」が特に秀逸で共感しまくり。

  • かなりそうそう、とうなづきながら読みました。
    もっと偏ったイメージが読む前はあったのですが、ちょっと見方は変わりました。
    図書館に新刊を置くな、はその通り、メディアの一部を切り取った恣意的な報道に飽き飽きしてたところ、まさにズバッと放言してくれて良かったと思います。

  • 百田尚樹 さん、好きですね。
    「永遠の0」で知りました。
    なぜ、この本を図書館にリクエストしたかは覚えていませんが…その通りだなあとおもうことばかりでした。

  • 最近小説の方では、調子の良くない著者でるあるが、さすが関西人、口の方は絶好調のようである。確かに著者の言うとおり、最近の三流マスコミは人の揚げ足取りや、タレントのシモの話ばかりに熱心で、肝心の政治や経済については全く見識を示せないようだ。世間も同じように三流マスコミに乗せられて、タレントを非難したりしているが、もともとタレントに常識を求めてどうするんだ、彼らには自由奔放に生きてもらったほうが、見ている方は楽しいではないか、とりあえず言葉狩りだけはやめたほうがいいと思う、世間が息苦しくなるだけだ。

  • タイトルとは逆に、理に適っていることばかり。
    でも著者のような言動は日常では出来ないことが多いように思う。
    こういった思想、考え方も参考にして、世知辛い世の中を渡っていこう。

  • 某国会議員の黒人大統領発言を巡るアホらしい騒ぎに辟易していたところに読んだこの本。実にいいタイミングだったというか、ほんとほんと、そうだよなあ、と思うところが多々あった。

    しかし、発言を都合のいいところだけ切り取られて、真意とは違う形に曲解され、伝えられている。そのことに対する不満が大きいようだが、受け手は話し手の言うことを始めから終わりまで聞いて考えてる余裕なんて現実的にはないケースが多い。そこに大きな役割を果たすメディアは恣意的な切り取りを行うのではなく、責任のある編集をして欲しい、という思いなのかもしれないが、口を開けてる魚にわざわざ餌を放り込むが如く、飛びつきやすい言葉をぽんと発してしまうのも問題やで。わざわざ、真意を伝えるチャンスを逸しているようにも思うのだが・・・。

  • くそメディア。言いたいことを好き放題言っていて、読んでいるこっちも気持ちよかった。原爆慰霊碑に刻まれた言葉がおかしいことに平和ボケで気づいていなかった。

  • 放言というか失言を許さないとか、話の文脈を全く無視してセンセーショナルな部分だけを取り出して報道して世間を扇情するマスコミのやり方は確かにおかしい部分もあるが、いずれにしろ、どちらかに偏ってはいけない。マスコミが自由に報道出来るという社会を守るということの意義は確かに他正しいが、だからと言って、どんなことでも報道することが正義であると妄信して反論できない相手を一方的に攻めるマスコミを正すことも重要である。

  • 気持ちがいいくらい、言いたいことを大方言していて、でも私はそれを読んで、そうそうと思えたからスッキリ。とにかく、メディアというのは恐ろしいね…。それに惑わされないように、色々な現実を自分で知っておくべきなんだなと改めて実感。中条さんの本でも思ったけど、自分を持つためにも、勉強することの大切さだよね!2016/2/22完読

  • この方のように理性と感情のベクトルが正しい方向に働く方は、成功者が多いのだが、百田さんはその典型だと思う。
    日本人は所謂「ジョークが通じない」人種であり、「本音」と「建て前」を使い分けることが求められる民族である。そうでないと、彼のように「大放言」すると、その発言が「しょっちゅう炎上」することになる。
    彼の主張を本書から事細かく拾ってみよう。「かつては放言は一つの文化だった」、「一週間寝てない経営者に強引に取材しようとしたら、「私は寝てないんだよ」と言われた。当たり前だろ」、「やればできると思っている(イチローみたいになれる)のに、スポーツ少年団にも入らないバカ」、「好きなことをしているだけでは生活はできない(好きなことは金を払ってするもの)」
    もうこの辺で分かったでだろう。彼は極めて正しいことを正しく言っているのだ。しかし、この日本という国は、「はっきりとものをいう方」はハメられることが多い。
    それにも関わらず、彼がマスコミ・出版業で現在でもで第一線でご活躍されていることは、彼の言っていることが、正真正銘、理性的にも論理的にも正しいという事の証左なのだ。
    かと言って、言論人によくありがちな上から目線なだけでなく、関西のええオッちゃんらしく「殺人が悪いことは理屈ではない」とか「インフルエンザで何も食べてへん、オネーちゃんでも食べたい」とか、いちいち言うことにもセンスがあるのだ。
    多少、下品に感ずる方もいると思うが、彼はマスコミ出身の人間。(それも名門、同志社大学を中退している!)海千山千である。そこは大目に見よう。日本人。
    彼をNHKの経営委員にした方は、上記のような彼の従来の型にはまった日本人的ではない、フレッシュな感覚を求めたかったのであろう。素晴らしい人選だ。彼のような人間には人間国宝のように、意見を貴重に求めるべきだ。そうすることにより、日本の進むべき進路が、ミクロ的にもマクロ的にも自明になる。
    良書です。

  • ☆5つ

    この本絶対に面白い。
    主義主張の内容はともかく面白いものはオモシロイので◎二重丸。
    めづらしくちょっと例文を引く。

    世の中には「オレは◯◯はしない主義だ!」という輩がいるがそういう奴に限って、その「◯◯」を遣りたくてやりたくてたまんなかったりする、とか。例を挙げているとキリは無いのでよすが、まあこの本わ読んでみるといいと思う。なので今回はすまなくはない。

    但し好き嫌いは絶対あるのでその旨はご了解下さい。たぶん嫌いな人の方が多数でしょう。だから炎上するw。(しかし慎重に読むと、百田さん自分で自分を炎上さして楽しんでいる、ということも判ってきてそれわそれで結構オモシロイのだ!)
    やはり締めは すまぬ。m(_ _)m

  • さすが百田さん。なかなか興味深い話だった。

    安保法案についてや、沖縄普天間問題、日教組、新聞の偏向報道など、知っていたけれど、さらに勉強になった。

    日本は韓国に謝罪せよ!には笑ってしまった。
    学校を勝手に作って、文盲率を下げてしまったこと、道路や橋を勝手につくったこと、差別をなくしたこと、禿山に木を植えて景観を変えてしまったことなど、どれも勝手にしたことなのに、一度も謝ってないとは、確かにそうだ。

    また百田さんの発言炎上問題についても、それぞれ説明があり、なるほどこういうことだったのかと知ることが出来た。
    それにしても、日本大嫌いな左翼新聞社の方々たち、本当にいやらしく自分たちが責められないように狡猾なやり方で記事にしてることがよく分かりました。

  • 百田さんの書をはじめて読んだのは、お馴染みの「永遠の0」で、これが5年ほど前になり、以来、純粋に小説の面白さに感心して何冊も読んできたのだが、この1年くらいからか、小説家として以外の面で、何かと黒い噂を目にするようになった。

    直近で大騒ぎになったのが、「沖縄の新聞をつぶせ!」発言でしたが、まさにタイムリーに「炎上覚悟」と大きな帯で本書が刊行され、巻末に特別付録として、その顛末も記してあったので購入。

    表現の仕方に配慮のなかった面はあるかもしれないが、全体を通した流れではごくまっとうな事を言っているのに、言葉尻をとらえたり、シナリオありきの報道に都合の良い部分だけの「切り取り」「レッテル貼り」などやっているのが、今のマスコミや平和ボケ政党。あぁ・・・同感!本書も小説と同じくらいに面白かったです。

    ただ「殉愛」問題については、一言も書いてありませんでした。何も語って(放言して)いないので当たり前か。

    (2015/10/29)

  • 永遠の零の百田氏の本。
    前後の文脈は無視して都合の良い(悪い?)一文だけを取り出して批判する‘言葉狩り’の被害にあっている一人。
    アナロジー、メタファー、駄洒落、冗談を無視して、批判するのはマスコミだけでなく、政治家までも国会で議論していてうんざりしていた。
    そのようなことの詳細を、筆者ならではの見解で述べてあり、まさにその通りと膝を打つ内容であった。
    ある意味、日本語の重要性を考えさせられる本であった。

  • 報道の暴力、これからは、よくよく注意してニュースや新聞を読みたいと思います。

  • 読み物として面白いです。百田尚樹さんがそんなに叩かれているのは知らなかったですが。しかし、発言の一部を切り取って湾曲した報道するのは、世の中をミスリードする危険な報道になる可能性があることは、改めて危険なことだと思いました。

  • 百田尚樹はこのままが良いですよね。
    次は超方言を出して欲しい。

  • まずは大方言として、書かれた本であること。
    やれば出来ると思ってるバカ。自分を探すバカ。第1章はメチャ面白い。さすが、百田尚樹である。 後は、人の揚げ足を取る新聞社、言葉尻を変えてしまい、言いたい放題を行い過ぎである。新聞や雑誌は売れればいいのか?知らない人が見れば、百田尚樹は、そういう作家なのか?と思う人が居るだろう。しかし、本を読む人には真実がわかる。そして、沢山のファンがいる事。私もその一人である。これからも面白い本を書いて頂きたいです。

  • 筆者の主張が全て正しいと思っている訳ではないし、考え方という点では、第二次大戦における日本の戦いの意義と、安全保障については筆者とは真逆の見解を持っている。それでも、本書は意義があると感じた。まずこれは「放言である」という前提で書かれていること。放言とは何か、ということを考えながら読むべきだと思う。こういうロジックの仕掛けはなかなか素晴らしいと思うし、多くの人が考えるべきだと思う。
    最近の作品を除いては、筆者の本はずいぶん読んできた。なかで「影法師」と「永遠の0」は素晴らしいと思っている。しかし、後者を戦争礼賛小説と主張する批判があると聞いて驚いたものだ。どう考えてもそのように思えなかったからだ。そしてその批判の文章を最近読んでなるほどと思った。本書でも書かれているまさに「曲解」というものだ。このような批判にまともに対峙していては疲れるだろうと思う。

  • 沖縄の新聞と揉めたから執筆したのかと思ったら、騒動は本文の原稿が完成した後とのことであった。私は百田氏のファンではあるが、彼の意見や政治的思想に100パーセント同調しているわけではない。しかし、昨今の新聞・メディアの論調は中立性を欠く偏向報道が目立つように感じ、マスコミに対する彼の意見はよく分かる。
    公の場ではない発言、それもその発言の一部だけを切り出して過大に問題視するマスコミの姿勢を彼独特のユーモアで皮肉った内容は読んでいて面白いが、それ以上でもそれ以下でもない。

  • 好き嫌いがはっきり出そうやし、万人受けするとも思えないけど、私は好きですよ♪
    言いたい放題言ってるんだろうけど、そのまま普通に入ってくる内容が多いです。

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大放言 (新潮新書)の作品紹介

それでも言わずにいられない! 数々の物議を醸してきた著者が、ズレた若者から、偏向したマスコミ、無能な政治家、おかしな隣国まで、縦横無尽にメッタ斬り! 綺麗事ばかりの世に一石を投じる書下ろし論考集。

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