いつまでも若いと思うなよ (新潮新書)

  • 141人登録
  • 3.09評価
    • (2)
    • (5)
    • (22)
    • (4)
    • (1)
  • 17レビュー
著者 : 橋本治
  • 新潮社 (2015年10月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106106392

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
パオロ・マッツァ...
三浦 しをん
又吉 直樹
北野 武
ピエール ルメー...
有効な右矢印 無効な右矢印

いつまでも若いと思うなよ (新潮新書)の感想・レビュー・書評

  • 老いる準備をしようと読み始めたが,橋本治の人生が波瀾万丈すぎて全く参考にならない.

  • なんだかとりとめのない語りだなあと思って気乗りせずに読んでいたら、第六章「老いの貧苦」が驚きの内容。「余は如何にして貧となりしか」と題して億単位の借金を抱えることになった経緯が記されている。これだけでもすごいのだが、さらに、第七章「病気になる」では、免疫系の難病を発症し、それでもなお借金返済のために入退院を繰り返しながら働いていることが綴られていて、なんともまあ壮絶である。あるのだが、しかし、そこが橋本治であって、あっけらかんと、というか、飄々と、というか、形容に困るのだけれど独特の語り口なので、あらまあそうなの?という感じで読まされてしまう。

    自分より十歳ほど年上の、いわゆる団塊の世代の方たちが、「高齢者」の仲間入りをしつつある。従来の「年寄り」という概念が崩れている今、どう年をとっていくか、参考にしたくて注目している方たちがいるのだが、著者もその一人だ。「老・病・貧・孤」という状況を抱えつつこの境地。とてもじゃないが自分には無理だけれど、どこか気持ちを楽にしてくれるのは確かだ。

  • 確かに肩の力が抜ける

  • 老害が老害たる所以がよくわかった。

    氏の人生があまりにも壮絶すぎて老い方に関しては参考にならないが、物事の捉え方が鋭く読んでいてハッとさせられることが多かった。

  • 著者のファンでない人には、それほど面白い本ではない。
    誰もが年をとることについてアマチュア。
    著者はバブル崩壊で多額の借金を背負った。

  • 全体として特に何を言っているわけでもなく、だらだらと話が続くんだけど、部分部分に注目するととても鋭い考察がある、という橋本節は健在。
    好き嫌いが別れると思うけど、けっこう僕は好き。

    それにしても橋本治、そんなことになっていたのか。結構壮絶だな。。。

  • 橋本さんは現代の啓蒙家で、
    至ってまっとうなことを、
    少し人が思いつかなかったところから
    きちんと言葉で追っていくので
    なかなか読みにくい、ところはあるかもしれない。
    このヒトは浮ついたことを言ってるのではなく、
    自分の経験にのっとって、身体で知って頭につなげているというのが
    この本を読むとすっごくわかる。
    こんな大変な経験、普通の人では乗りきれない。
    貧乏(しかも飛び込んで行った)、
    万人に一人の難病、膨大な仕事量、半端ない頭の良さ。
    そういう人が、老いについて考え、発見の日々を新鮮に驚いている。
    死は結局、生の側からしか考えられない。
    橋本さんの新しい本が、まだ出ていることに感謝。

  • 人が老人と言われるのを嫌がるのと同じくらい中年と言われるのををいやがるのは、そうなると若さとは無関係の生き物になってしまうからではないにかと思って、それで私は、人というものは若さの後にいきなり若くないを持って来ずに、まだ若いという留保期間を置き、更にもうそんなに若くないがあって、やっともう付きの若くないを置くのではないかと思うのです。
    人とはそのように往生際の悪いものであるというのではなくて、若い段階で人格形成が起こってしまうから、事の必然として自分=若いという考えが自分の中心に埋め込まれてしまうのだと思います。

  • 著者の橋本治さんといえば桃尻娘・・・。アラ50男子はみんな知っている・・・?

    若さに軸を置いた社会の価値観と、否応なく訪れる老いとのギャップを、自身の老いの進行状態を見せ、世の中に見る老い方を観察し、『老い』あるいは、『老い方』を哲学されている。
    私自身が、最近『老いる』や『残された時間』、『健康寿命』等、考える時間が増えてきているので、面白く考えさせらた。

    『なるほど、この先はこんな風に考えていけば良いんだ・・・。でも俺って、まだ歳の割に若い方だから大丈夫。』ってセリフを笑い飛ばせ!

  • バブルの頃の借金
    知的な人でも金に惑わされるのだな
    考えればわかることなのに

  • 誰でも年を取るのはアマチュア、この言葉はいいことばだと思う。もうすぐ自分のことだけど。

  • ローンと入院の話。
    バスに乗るようになった。

  • そうかそうか。
    いろいろあったのは、うすうす感づいてはいたのだが、「老い」だったのか。そうだろうなあ。

  • いいなぁ、この感じ。

  • 誰しもが初心者である「老い」について「貧乏」と「病気」をセットにした自らの体験からの指南書、うっ、あっと思い当たる節に軽く落ち込みながらも、これも勉強と自分に言い聞かせて読了しました。歳を取ると年月時間が早くなるのは今まで生きてきた時間と相対的に時間を評価するので早く感じるが定説でしたが、ここで新説を勉強しました。歳を取ると若い頃なら退屈してしまってできない「ぼんやりする」ことが多くなり、その間に時間が過ぎてしまって時間が早く過ぎるように感じるそうです。うーん、ぼんやりしないように頑張りたいと思いますが、体力がついていかないのかも^^;;

全17件中 1 - 17件を表示

いつまでも若いと思うなよ (新潮新書)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

いつまでも若いと思うなよ (新潮新書)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

いつまでも若いと思うなよ (新潮新書)を本棚に「積読」で登録しているひと

いつまでも若いと思うなよ (新潮新書)の作品紹介

明日に向かって老いろ! 「楽な人生を送れば長生きする」「老後は貧乏でも孤独でもいい」など、前期高齢者となった作家が、「老いに馴れる」ためのヒントを伝授。老若男女のための年寄り入門。

いつまでも若いと思うなよ (新潮新書)はこんな本です

いつまでも若いと思うなよ (新潮新書)のKindle版

ツイートする