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言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)

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著者 : 橘玲
  • 新潮社 (2016年4月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106106637

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言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)の感想・レビュー・書評

  • 頭の良し悪しは7〜8割は遺伝で説明できる。
    身長66%、体重74%に比べると、躁うつ病83%、統合失調症82%は高めである。
    親の収入と子供の学力との相関、人種によるIQ格差は存在する。
    経済格差は知能の格差による。
    妊娠中の喫煙は脳に赤影響を及ぼし、高い攻撃性や行為障害を引き起こす。
    外見格差は経済格差に直結している。
    黒人は複数人集まると、ギャングを作り白人と敵対する。

  • <まだ読んでません>
    帯に書かれた「読者諸氏、この不愉快な現実を直視せよ。」にひかれ、書店でぱらぱらと目次に目を通し、怖いもの見たさで買ってきた。

  • 身体だけでなく、こころも進化によってデザインされた。知識社会における知能と経済格差、人種と知能。自分の血統を残すしくみ。容貌と能力。子供のキャラクターは家庭環境より友達関係で作られる。

    人間という生物のなりたちにおいて、圧倒的な時間を経てきていることの再認識。

  • 書店でやたら取り上げられていたから気にはなってたけど、新書大賞を取っちゃったってことで、慌てて入手。いわゆる”トンデモ本”に近いものなのかな、って思って敬遠してました。まあでも、完全に科学的根拠に基づいてのものかというと、そうとも言えない印象。適宜出典が明示されていて、そういう意味では信用のおけるものなんだけど、その原典が、いわゆる原著論文みたいなのではなく、本書と同様の新書とか教養書ってのが、ちょっとう~んって感じ。そもそも科学的に論じるのが難しい部分だと思うから、探しても論文とかは無いのかもしれないけど。ちなみに内容の方は、確かに聞く人が聞いたら目くじら立てそうなものが多い。全てが真実とは思わんけど、”何となくそう感じてました”ってことも結構あり、そこそこ納得させられてしまったのも確か。言いにくいことを言ってのけたのが評価されたのでしょうか。

  • 言ってはいけないので、書けない。

  • 既に200件以上のレビュー有りなので箇条書きで。
    ・"イメージを覆す統計的な事実" 的な本だろうと想像していたが、単純な点では当たっていた、けれど...
    ・具体的な内容としては、"愕然とした!"ようなネタは無かったが、"ああー、なるほどそうなのかー"といった内容が多かった。
    ・統計から"事実"と思しき法則や事実を明らかにする!、というのは、面白いけれど常に疑ってみる必要も有ると改めて思った。
    ・"統計"はマクロ視点になるので、個別の細かな事情は姿を消す。意味が無いことは無いと思うが、"個"を全否定する必要も無い、と読んだ。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:304||T
    資料ID:95170078

    学問的には、「行動遺伝学」と言って、遺伝子がどれだけ人間の能力に影響を及ぼしているかを色々な研究成果を元に説明している本です。これほどまで、遺伝子が人間の能力に影響しているのかと思うと「残酷すぎる真実」という副題も納得できます。読み進めるうちにどんどん面白くなって、読むの止められませんよ。
    (生化学研究室 大塚正人先生推薦)

  • 少し前、犯罪志向や知能は遺伝するというテーマの火付け役になった本。

  • 橘玲さんの過去のご著書は、金融系は興味深く読ませて頂いて好きです。

    近年は、このようなジャンルで書かれているようで、本書も売れているらしいので、手に取って見ました。

    う~ん。

    何度か前置きのように「不愉快に思うかもしれませんけど」とお断りがありましたが、特に私は不快にも不愉快にもならず、敢えて言うならば「そうなんですかぁ」程度の感想でしょうか。

    すみません。あまり響いてきませんでした。

  • 人は結局、遺伝子の乗り物、である事を再認識させられる本。
    そして、遺伝子は優秀だから残るのではなく、その時の環境に適したものが残るという事。
    遺伝によって生み出される数々の差別は非難される世の中になったが、結局はその差別を生み出しているのも人間なのだという自戒は持っておきたい、というのが著者の言いたい事なのではないかと。

  • 表紙に2017年新書大賞第1位と書かれていたので、今はどういう本が売れているのか?雑学書になりそう。という理由で購入。

    読み終わって思うとなかなか不快は内容が多かったです。
    ざっと上げただけでもこんな感じ。

    ・馬鹿や依存症・精神病、犯罪者は遺伝する
    ・人種とIQについてのタブー
    ・最貧困層について
    ・夫婦間のレイプ
    ・見た目で人生は決まる
    ・美人とブスの経済格差は3600万円
    ・低学歴の独身女性があぶれる理由
    ・女性がエクスタシーで叫ぶ理由
    ・黒人少年が生き延びるたった一つの理由
    ・英才教育のムダと「バカでかわいい女」

    感情的な脈絡を一切排除し、不快になる論文をエビデンスとしてまとめた本でした。

    日本ではこの本がベストセラーになっていて、売れている背景に、社会的・遺伝的勝ち組が、負け組に対し優越感を得るための確信をもちたいから売れているのだろう。
    具体的には白人の収入のある男性が、黒人スラム街の女性に対し優越感を得たい人がたくさんいるということ。
    日本国内で言っても高学歴男性が低学歴女性に優越感を持ちたい欲求が強いのだろう。

    勉強が苦手なのも収入が低いのも犯罪を犯すのも全て遺伝のせいなのであって生きる環境はそれほど問題ではない。頑張って生きることがばからしくなる内容でした。

    個人的に庶民である自分には、この貴族で流行っている本は読み物として面白く感じませんでした。
    現代の日本には個人の中にあるグズグズドロドロな膿が填めいていることが、本書の大ヒットで立証できたのかな。と思った。

  • 「努力は遺伝に勝てない」、「見た目で人生は決まる」、「子育てや教育は子どもの成長に関係ない」という主張を過去の研究結果やデータ等とともに解説した本。多少の反発を覚えつつも、非常に説得力のある内容。特に今までは努力は遺伝に勝る、家庭内での子育てや教育は子どもの成長に大きく関係する、と信じ切っていただけに本書の内容は衝撃的だった。一方、見た目で人生は決まる、ということには「やっぱそうか」とも思った。

  • 久しぶりに本を読んだ。

  • 文字通り、著者の視点から残酷だと感じる現実を伝える一冊。

    残酷と感じるかは別として、理性的なアプローチ自体は、アメリカの本を読んでるような感覚で面白かった。

  • 知らないほうが良かったのかも。
    プレ子育て世代や子育て世代が読むといいと思う。気負わなくてもよくなるし。

  • 確かに遺伝子の影響が5割性格に影響し、また、犯罪者、あるいは、知能に影響があると書かれているが、サイコパスのような極端な例に多く、また、統合失調症、躁うつ病にも遺伝の影響があるように書かれているが、その極端な例を除けば、やはり、環境が5割である。親の教育は、子供にあまり、影響がないように書かれているが、しかし、この本の主張、非共有環境、友達関係が決定的に大きな影響を与えると書かれているので、やはり、後天的な影響も大きいと思う。これは、この本で、言語の獲得がそうであると、また、本の売れ行きを気にしているのか、少し、センセーショナルな表題の書き方と思う。この本が書かれているのは、一つの考え方であると考えておいたほうがいいと思う。また、反論もあると思うし、これから、年代を経ると結論が違ってくることもあると思う。

  • 2017年5月18日
    遺伝の信憑性から子育ての考え方など様々な切り口で今まで良しとされてきた常識や考えを打ち砕いていた。

  • これは、酷い本(褒め言葉)

    ・努力は遺伝に勝てないのか
     >親、人種、環境によって
      知能も経済力も、犯罪率も疾病の発生率も、幸せを感じる力さえ決まってしまう?

    ・美貌格差
     >見た目で人生が決まる
      美形と不細工では経済格差が3600万円(生涯賃金)

    よくここまでタブーを書いたなぁと
    もしかしてと思っていた事や、思ってもみなかった事まで詳細に、科学的なデータに基づいて・・・

    これではまったく逃げ道がない・・
    ・・・わけではなかった、細かく読んだら
    各項目、少しづつ救いがあったから
    ちょっとだけ良かった

    (例えば「自分の人生に満足しているか」という問いに美形、不細工ともに、半分近くが「満足」と答えている
    つまり一概に 美形=幸せ 不細工=不幸せ なわけではない)

    作者はこの本を、ただの嫌がらせや悪趣味で書いたのでなく(当たり前だ)
    未来をいたずらに悲観せず
    知性が進化によってどのように偏向しているかを
    正しく知らしめるために書いたそう

    確かに事実はそれ以上でも以下でもなく
    データはデータでしかない
    知った上でどう考えるのか どう行動するのか
    それが大切なのは何となく解る

    でも、教えてくれなくて良かった
    こんな事実なら、知りたくなかった
    いや、知って良かった・・・?

  • 確かに・・。どうにもならない事。

  • メディアで相当の宣伝をしていたので、目的意識なく手に取った一冊でした。
    自分に今まで全くなじみがない、行動遺伝学・現代の進化論・集団社会化論などを駆使して、現代の常識的な事を、様々に暴いていく内容は、なかなか面白かったです。
    一般的な通説をこれら知識をベースに打ち破っていく様が、まさに「残酷すぎる真実」なんだなといった感ですね。
    著者がおっしゃるほど、読後に不愉快にはなりませんでした。
    きっと内容に筋道が通っていた故に、知識不足の自分が、妙に納得させられたからでしょうか。

  • 日本には古来より続く独自のタブーがある.既に統計データで明らかな事実も公になってこなかったが,良くも悪しくも似非グローバル化によってどんどん明文化される.内容以前に,マスメディア,特にテレビに対する警告にも受け取れる.まぁ,自らを省みず淘汰されるのだろう.

  • 個体をオートポイエーシスシステムとして捉えるとき, 遺伝子の発現を形成物の結果として結びつけようとするのは, 観察者の視点による単なる有意な推察に過ぎなくなってしまう。オートポイエーシスシステムは, 構成素の産出を反復するその作動を通じて新たな構成素を利用し, システム分化によって高次性を獲得していく。要するに, 表出される結果とは, 個体の作動の様相を外側から観察しているに過ぎず, それに普遍的な良悪や根拠–結果の関係は存在しえない。

    オートポイエーシス理論を政治哲学に導入することによって, リバタリアニズムの原則はますます強固なものとなる。システムをシステムたらしめているのはその作動自体であり, あらかじめ胎児の遺伝子を"優生学"的に改変することは, この操作者という観察者の主観による優生学的観念を通じた個体のシステムへの侵入に該当し, これは消極的自由に抵触する。アファーマティブ・アクションなどはもはや論外であるが, ある個体が他の個体の自己維持を侵害しない限り, その閉鎖系に強制的に関与すべきではないと思う。経済システムは経済システムとして独立し, 心的システムは心的システムとして独立している。第一義的には, 最低限度の自己維持の条件を満たさせながら, 心的システムによって個体が主体的幸福を持続的に感じられるような構成素に連関する確率の高い自己言及的素材を提供することだろうと私は思う。これらシステムの境界に際限はなく, 特に心的システムにおいては, 心的システムそのものを作動によって宇宙世界であるとすることもできる。

    河本英夫は
    「複雑性の縮限は, 確率的頻度の高いシステムの作動の全般的な特徴であるが, システムの作動の原理ではない」(228)[^1]。
    「複雑性が縮限されるかどうかは, 作動の結果の問題であって, 複雑性の縮限という機能がシステムの作動をあらかじめ方向づけたりしない。...構成素の選択によってシステムが複雑性を増大させてしまうことはいくらでもある」(227-228)
    と述べている。すなわち, 構成素の選択によって, 現象はいかようにも反映されうる。そして何より, オートポイエティック・セルフにおける根幹的原則とは, 無限の選択可能性が潜在しているなかで, 構成素は自在に変更可能であるということだ。また, 某はその触媒となるのである。

    当該システム:
    f (DNA) + α

    オートポイエーシスシステム: (河本, 207)
    f (□, □, □, □, ......)

    [^1]: 河本英夫 (1995). オートポイエーシス―第三世代システム 青土社.

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