日本的ナルシシズムの罪 (新潮新書)

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著者 : 堀有伸
  • 新潮社 (2016年6月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106106712

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日本的ナルシシズムの罪 (新潮新書)の感想・レビュー・書評

  • うーんなんというか、子育て的にも、うつ病的にも、自分の性格形成的にも、もろもろおもしろい考察でした。

    p146 自我の確立は社会を否定するだけで成し遂げられるものでなく、

    p148 「他人のもたらす不快に耐える」という労働としての体験をしているたm

  • 新書にしては少し読みづらいところもあったが、普段思っているいろいろなことが本書を読んで腑に落ちた。そして、自分の中にも日本独特のナルシシズムを「良し」とする部分が多少あることもわかった。これを全否定するのではなく、あることを認めた上で何が問題かを考えていく。この作業が重要ということを改めて感じだ。

  • 真ん中でまったく違う本になっている。
    前半のところは参考になるのだが・・

  • 日本型ナルシシズムは、「頼られたい」と「甘えの構造」とし、うつ病との関連から、ブラック企業や原発問題関連まで幅広く論評、又日本人の伝統的心性の社会学的要素も加味した分析も的を得ている。

  • 日本人の精神性について論じた本。精神的なカロリー消費がやばいのでこころがだいじょうぶな人が読めば良いと思う。でも多くの日本人に読んでほしい。

    本書において「日本的ナルシズム(自己愛)」はおおむね以下のような性向を指し、(運が悪ければ)それが日本的なうつ病を引き起こすと主張する。
    ・社会(場)との想像上の一体感(不十分な自己)
    ・具体的状況への愛着と普遍的・理論的なものへの嫌悪(キリストは嫌いでもクリスマスは祝う)
    ・具体的状況の愛着ゆえの葛藤の先送り(平和と軍事力、憲法と安保法)
    このような性向は政府・企業・ご近所等、あらゆる組織において観測できる。これらが日本語の特性や農耕民族としての歴史から紐解かれていくのは大変興味深かった。

    日本と西洋近代が対立軸として書かれている。どちらが優れているとかないけど、政治や経済は近代西洋のロジックで回っているんだし葛藤を乗り越えて和洋折衷しなきゃね、って結論です。

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日本的ナルシシズムの罪 (新潮新書)の作品紹介

「頼られたい」という病、消えない「甘えの構造」、私たちの民族的宿痾とは? 個人より集団、論理より情緒、現実より想像……うつ病の急増、ブラック企業や原発事故など、あらゆる社会問題に通底する日本人特有のナルシシズムの構造とは。

日本的ナルシシズムの罪 (新潮新書)はこんな本です

日本的ナルシシズムの罪 (新潮新書)のKindle版

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