文系のための理数センス養成講座 (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106107054

作品紹介・あらすじ

AI時代に、「文系だから……」の言い訳は通用しない! 「理系と文系は、そもそもどこが違うのか?」を入り口に、科学的思考の本質から最先端テクノロジーの捉え方まで、現代を生き抜くための本物の教養を基礎から徹底講義。

感想・レビュー・書評

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  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/689762

  • 読みやすいが、新書にありがちな総花的な薄さ…。

  • 第1章だけ読んだ。第1章は「理系と文系の違いを探る」と題し、文系と理系の思考の違いを解説。第2章以降から文系のための理数センス解説に入る。

    理系は、抽象 相対 客観 倫理
    文系は、具体 絶対 主観 情緒
    という、思考のクセがあるとのこと。

  •  久しぶりの竹内さんの本です。ただ、少々期待外れ。
     “理系思考”の根っことして論理学の基本知識を取り上げていますが、ちょっとそうかしら?という印象。実験による事実(数字)の「検証」は“理系的”ではあっても、“文系思考”にそれがないというわけでもなく・・・。つまるところ、事実に基づかない情緒思考のことを“文系思考”といっているだけなのかも。

  • やや話し言葉調で展開。理系センスを養成するというよりむしろ、科学史や近未来の展望に力点が置かれている印象。

  • サイエンス作家竹内薫さんによる主に文系の方に向けた1冊です。

    私は俗にいう理系なのですが、理系的な発想の特徴として挙げられてい4つの特徴は確かにその通りとおもわず感じてしまいました。

    また、近年話題になったサイエンスに関わる時事ネタ(STAP捏造やips細胞、ヒッグス粒子など)も多々取り上げられており、なじみのない方には勉強になるかと思います。

    数学や科学が好きな方よりは、そうでない方の方が読んでためになるのではないでしょうか。


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    余談ですが、この本の冒頭には文系理系というくくりに関する話が出てきます。個人的には文系理系というくくりはもったいないと思いますし、レッテルを張っているようで嫌いです。

    どちらの科目も学ぶと面白いですし、生活していく上ではどちらの能力・素養も必要です。にもかかわらず文系・理系とレッテルを張り、遠ざけるのは非常にもったいないことだと感じています。

  • 文系・理系で分けることはナンセンス。でもこの分け方の固定観念はあまりに強い

  • 理系、文系というのは個人的にもナンセンスだと思いますし、両方のバランスがある人間に魅力をかんじます

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著者プロフィール

たけうち・かおる サイエンス作家。1960年生まれ。東京大学教養学部教養学科、同大学理学部物理学科卒業。マギル大学大学院博士課程修了(高エネルギー物理学専攻、理学博士)。フリースクール「YES International School」校長も務める。著書に『99・9%は仮説』(光文社新書)、訳書に『WHAT IS LIFE? 生命とは何か』(ポール・ナース著、ダイヤモンド社)などがある。

「2021年 『人と数学のあいだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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