東大卒貧困ワーカー (新潮新書)

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著者 : 中沢彰吾
  • 新潮社 (2017年6月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106107221

東大卒貧困ワーカー (新潮新書)の感想・レビュー・書評

  • 内容です。
    序章 働けば働くほど不幸になる
    第1章 成長企業の不都合な舞台裏
    第2章 労働差別は企業のリスク
    第3章 「3か月間無給」のカラクリ
    第4章 薄氷の上を歩く正社員
    第5章 「中高年はオモテに出すな」作戦
    第6章 効率悪くてあたりまえ
    第7章 おもてなし地獄
    第8章 教育されず、マニュアルもなく
    第9章 生活保護に追いつけない
    第10章 本当に高齢者は「使えない」のか
    終章 働き方改革への提言
        ――貧乏雇用はなぜ統計に現れないのか
    ということです。
    東大卒で、介護退職をよぎなくされた元アナウンサーの筆者が、日本の最前線の派遣労働現場で見た、奴隷労働にも等しい「派遣・非正規」の実態が克明に描かれている。
    一国の総理大臣がよく口にする「法治国家」それは、ここではまったく機能していません(涙)。
    改悪に次ぐ改悪で、労働三法を理解していただけの労働官僚が非正規労働者を守ろうにも守れないし、財界の顔色を伺う労働省の体質もあり、先進諸国では考えられない人材派遣業界が牛耳る人材マッチングの世界と、人材こそがその国の将来を担うものであるという考え方からすると、日本の将来は危ういのです。
    ましては、膨大な非正規雇用者の個人情報を保有する人材派遣企業は、彼らを食い物にして利益を貪っている。そのことの矛盾を指摘できない労働行政、ほんと日本の行く末が心配となってきます。
    現状のパラダイムが続けば、埋もれる有能な人材が生かされないままであり、そんなことにはだれもしたくないモラルハザードを起きてしまうということが増加してしまうでしょう。
    企業も内部留保400兆円となった時代です。普通の労働者が安心して働ける「場」を再構築していくため、そのお金を生かしてほしいものです。
    安易に人材派遣業を儲けさせることなく(怒)

  • 非正規をもってよしとする時代にした、その責任はだれにある?

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東大卒貧困ワーカー (新潮新書)の作品紹介

働き方改革なんてイカサマだ! ニッポン労働現場最前線。日給1300円、交通費ピンハネ、徹夜12時間労働――これは現代の奴隷?! 派遣・非正規で働き続けた、東大卒・元アナウンサーによる衝撃の徹底潜入ルポ。

東大卒貧困ワーカー (新潮新書)はこんな本です

東大卒貧困ワーカー (新潮新書)のKindle版

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