戦争と平和 (新潮新書)

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著者 : 百田尚樹
  • 新潮社 (2017年8月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106107313

戦争と平和 (新潮新書)の感想・レビュー・書評

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  • 至極まともなことを書いておられるが、その小説といっしょでわかりやすくエンターテインメントの匂いのする言動でコテンパンに護憲派を斬って捨てるので嫌われるのでしょうね。万人にわかるように、当たり前のことを凄く単純化して書かれているので、逆に誤解されるんだろうなと感じます。
    記載されていることはほぼ既知のことでしたが、名古屋の三菱重工で作ったゼロ戦を一度分解して、牛に運ばせて各務原の飛行場まで運んでいたというのは知りませんでした。本当に唖然としました。

  • 平和を守るために必要なことが書いてあると思う。

  • グラマンF4F「多少の性能は犠牲にしても大量生産が可能」ゼロ戦「何よりも優れた戦闘機をつくる、それだけ」、盾の思想が無い、皆殺しにされなかった歴史、言霊信仰、使い捨ての熟練パイロットと1人の命も助ける米国、最悪の状態を想定していない、あるいはしたくない性格、『壬生義士伝』をモデルにした『永遠の0』、時代が変われば法律も変わる、「侵略戦争はしない、侵略されたら徹底的に戦う」と「侵略戦争はしない、侵略されても抵抗しない」…失敗の本質は何処にあるのか。浅田次郎の壬生義士伝が読みたくなった。

  • 請求記号:210.7||H 99
    資料ID:C0038303

  • 著者の作品である永遠の0はとても印象深く読ませていただきました。その作品を作られた背景のお考えが語られており、とても興味深く拝読できました。

  • 日本は絶対に戦争をしてはいけない。日本人ほど、戦争に向かない民族はいないのだから。

    自慢話のような書き方には抵抗はあるが、納得できるところもある。憲法改正については賛成できるところもあるが、対米従属のままでの憲法改正は、アメリカの傭兵ならざるを得ない、対米自立を目指す憲法改正はできないのだろうか?アメリカが納得しないので困難である事は十分承知しているが、目指すべきは自主独立防衛のはずである。

  • 百田さんへの見方が変わった。私も知らず知らずのうちにマスコミを鵜呑みにしていたのかも。

  • 百田さんの本は様々読んだ。
    同様のテーマを扱う本を複数読んでいれば内容に目新しさこそないものの、さすが、ちゃんと「オチ」がついてくすっと笑ってしまう。

    日本の常識は世界の非常識。テレビでは決して語られない事実を知りたくなったら、手に取ってみるといいと思う。

  • 面白いが、こう云う意見もある、と云う本。

  • 日本人は「美的精神論」&「不吉なことを言うな!空気」が支配し、万が一の想定が出来ない気質。一方で、万が一を想定し、不吉な未来とも真摯に向き合い、先の先の先を読んで合理的な判断を積み上げて戦うのが戦争。であれば、日本人は戦争では勝てないと考えるべき。ではそんな日本人がこの緊迫した情勢の中で生き抜いていくためには「憲法改正が必用だぜ」ってなことを提言する、著者なりの反戦論。同じく百田さんの著書「カエルの楽園」と対で読むと、より理解が進むと思います。

    ・スルメをアタリ目と呼びかえる精神性。
    ・ゼロ戦vsグラマン。
    「高い飛行性能だが生産効率低い。物凄い腕前の職人がいないと作れない」vs「飛行性能低いが量産し易い。技術が低くても作れる」。
    「攻撃力高いが守備力低い。撃墜されなければ良い発想。パイロットは使い捨て」vs「攻撃力低いが守備力高い。打たれることが前提。撃ち落とされた場合に生き延びるために、飛行機に釣竿までも完備。パイロットを育てるコストまで勘案。生き延びた兵士からは貴重な情報が回収できることも重視」
    ・巡洋艦内部の構造。日本は縦横の区切り。アメリカは横のみのくぎり。一見、縦横の区切りが入った方が、被弾時の浸水耐性は強そうだが、舟は左右の重量バランスが取れていないと機能しない。同じフロアは、均等に浸水した方が、戦える。
    ・ガナルカダルの消耗戦。2000キロ飛行できれば、遠くまで飛んで攻撃が出来る!という発想。その飛行をするのは生身の人間であるという発想の欠落。
    ・自動小銃を前線兵士に配備しない。製造コストもさることながら、無駄打ちがイケてないとの発想。一発一中がカッコ良いという美徳。
    ・超高性能なゼロ戦。せっかく組み上げたのに工場と飛行場とは未包装な道だったために、一度解体して、牛にひかせて運んでいた。更には、資源が配給制になった時にはゼロ戦を引く牛が確保できず、闇市で牛を買って対応しようとした人間を警察官が逮捕するという事件も。警察官は職務を全うしただけだが、生真面目すぎる、応用が利かない性質で、戦争が戦えるか。
    ・日本は陸海空軍で使う砲弾の規格がバラバラ。他の国は統一なのが当たり前。セクショナリズムの壁を越えられない性質。
    ・せっかく東南アジアで油田を確保したにも関わらず、日本に石油が届かなかった。油槽船が次々と潜水艦の攻撃で沈められてしまったから。海軍に油槽船の防衛を指示するも、民間の船を守るのではなく敵を打ち破るのが役目だ!と突っぱねる。結果、自分達の船を動かすためのガソリンが枯渇する。
    ・徴兵令で、平等に赤紙をまく。結果、貴重な軍需品を生産する職人までもが招集される。職人のアナは素人では埋められない。結果、生産性は急激に悪化。戦争に勝つことを考えた時に、平等な赤紙が必用だったか。
    ・一騎打ちの美徳vs一対多でも勝利する執念。
    ・一流大学卒のキャリア>現場経験豊かな有能な官吏。
    ・結果責任を問われないがゆえに、既得権益確保にまい進しがち。
    ・戦争の目的は「相手国の降伏」。この単純で究極の目的を日本人は理解出来ない。一方アメリカはこの目的遂行のためにあらゆるケースを想定し、臨機応変に対処。

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戦争と平和 (新潮新書)の作品紹介

「ゼロ戦」はなぜ敗れたのか。日本は絶対に戦争をしてはいけない。日本人ほど戦争に向かない民族はいないのだから――。大ベストセラー『永遠の0』著者が今こそ放つ、圧倒的説得力の反戦論!

戦争と平和 (新潮新書)はこんな本です

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