源氏物語 五 新潮日本古典集成 第40回配本

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  • Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106203404

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  • 【若菜上下、柏木、横笛、鈴虫】
    付録でここにきて青海波の絵があった。

    源氏も40の長寿を祝われる年になり、紫の上が死にそうになって、そうか…もうそんな年月がたったのだなあと思った。
    六条の御息所の死霊が出てくるのだが、源氏は御息所の娘に手出しをしなかった上、冷泉帝の中宮にまでして後見しているのだ、それ以上何の執着があるのだろう。

    柏木も怯えでみるみる体調悪化、亡くなった。病は気からのレベルが凄まじすぎて戦慄。

  • 角川ソフィア文庫版の『枕草子』と『伊勢物語』の訳注者でもある石田穣二先生が、清水好子先生と共に校注をされたのが新潮日本古典集成の『源氏物語』(全8巻)。現代語訳は付いていないが、それでも読み進めやすい作品。第五巻は、若菜上~鈴虫まで。

    一巻・桐壷~末摘花
    二巻・紅葉賀~明石
    三巻・澪標~玉鬘
    四巻・初音~藤裏葉
    五巻・若菜 上~鈴虫
    六巻・夕霧~椎本
    七巻・総角~東屋
    八巻・浮舟~夢浮橋

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著者プロフィール

平安時代の作家、歌人。一条天皇の中宮、彰子に仕えながら、1007~1008年頃に『源氏物語』を完成されたとされる。他の作品として『紫式部日記』『紫式部集』などが残っている。

「2018年 『源氏物語 姫君、若紫の語るお話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

紫式部の作品

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