源氏物語(6) 新潮日本古典集成 第50回

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  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106203503

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  • 【夕霧、御法、幻、匂兵部卿、紅梅 、竹河】
    第一部・幻の後に本文のない「雲隠」の説明あり。
    「紅梅」に按察使大納言邸(柏木の弟)の見取り図有。大君が、東宮(明石中宮の息子)の麗景殿の更衣として出て行ったので、広い南面がぽっかり空く。その東端にひっそり過ごす妹はさぞかし寂しいだろうなと想像できる。
    九州で育った玉鬘も50前後、尚侍(かん)の殿として重鎮感抜群に。

    源氏なき第二部は、女性達の気持ちの有りようや配慮に気づく能力のある魅力的な主人公がいない。これから成長するのかな。源氏もいつの間にか内省的になってたしな

  • 角川ソフィア文庫版の『枕草子』と『伊勢物語』の訳注者でもある石田穣二先生が、清水好子先生と共に校注をされたのが新潮日本古典集成の『源氏物語』(全8巻)。現代語訳は付いていないが、それでも読み進めやすい作品。第六巻は、夕霧~椎本まで。

    一巻・桐壷~末摘花
    二巻・紅葉賀~明石
    三巻・澪標~玉鬘
    四巻・初音~藤裏葉
    五巻・若菜 上~鈴虫
    六巻・夕霧~椎本
    七巻・総角~東屋
    八巻・浮舟~夢浮橋

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著者プロフィール

平安時代の作家、歌人。一条天皇の中宮、彰子に仕えながら、1007~1008年頃に『源氏物語』を完成されたとされる。他の作品として『紫式部日記』『紫式部集』などが残っている。

「2018年 『源氏物語 姫君、若紫の語るお話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

紫式部の作品

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