新潮日本古典集成 第69回

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  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106203695

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  • 【浮舟、蜻蛉、手習、夢浮橋】
    終った――長かった。
    巻末に54帖すべての年表があったので、それで宇治十帖の時系列も整理できた。

    源氏亡き後の見所はどこかよくわからなかったので、他の本を先に読んだ。寄り道読書があったから最後まで読めた。
    浮舟以降は、心理描写的におもしろかった。その時代の普通のひとたちの普通の心の声が正直で。
    匂宮と薫は、やはりいいライバルだった^^
    浮舟はなんだか置いてけぼりにあったような気がする。男の二心と女の二心。浮気の何がいけない、人類皆兄弟、博愛主義ってい言うくせに恋愛だけ利権になる、現在も。

  • 角川ソフィア文庫版の『枕草子』と『伊勢物語』の訳注者でもある石田穣二先生が、清水好子先生と共に校注をされたのが新潮日本古典集成の『源氏物語』(全8巻)。現代語訳は付いていないが、それでも読み進めやすい作品。第八巻は、浮舟~夢浮橋で完結。

    一巻・桐壷~末摘花
    二巻・紅葉賀~明石
    三巻・澪標~玉鬘
    四巻・初音~藤裏葉
    五巻・若菜 上~鈴虫
    六巻・夕霧~椎本
    七巻・総角~東屋
    八巻・浮舟~夢浮橋

  • 高校2年生/図書館にて
    913.36ム8
    3268

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著者プロフィール

平安時代の作家、歌人。一条天皇の中宮、彰子に仕えながら、1007~1008年頃に『源氏物語』を完成されたとされる。他の作品として『紫式部日記』『紫式部集』などが残っている。

「2018年 『源氏物語 姫君、若紫の語るお話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

紫式部の作品

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