安部公房全集 2 1948.6-1951.5

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  • Amazon.co.jp ・本 (546ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106401220

感想・レビュー・書評

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  • ようやく2巻目を読了……つっても、書簡や対談はほぼすっ飛ばし……。だが、長編や晩年の作品の萌芽が散見され、やはり面白い。でもこれ、「30巻まで順番に読む」と誓った自分はバカなのかもしれないかもしれない……。

  • 虚妄. 鴉沼. 中田耕治宛書簡1. 文芸時評. 平和について. 二十代座談会世紀の課題について 上野光平ほか座談. 絶望への反抗. 中田耕治宛書簡2. 物質の不倫について. 虚構. ドストエフスキイ再認識について. 創造のモメント 岡本太郎ほか討論. 薄明の彷徨. 横顔に満ちた人. 友を持つということが. 夜のうた. 悲歌. 手のひらに. 悪夢のやうに. 一切が僕等に. 牧神の笛. 芸術を大衆の手へ. 蛸壷の思想. 憂愁. 荒野の端に. さうだ、町も村も. 折釘となつて. けづりたわめられた. 夜だつた. 複数のキンドル氏. キンドル氏とねこ. 宣言. 世紀の歌. 真のアヴァンギャルドに. いつごろからか. デンドロカカリヤ. 大島栄三郎宛書簡. カフカとサルトル. 灰色の交響詩. シュールリアリズム批判. 「革命の芸術」は「芸術の革命」でなければならぬ!. Memorandum1949. 唖のむすめ. 文学と時間. 中埜肇宛書簡13. 中埜肇宛書簡14. 夢の逃亡. 中埜肇宛書簡15. 中埜肇宛書簡16. イメージ合成工場. 序‐大島栄三郎詩集『いびつな球体のしめっぽい一部分』. 中埜肇宛書簡17. 芸術の運命. 火星の夢. 偶然の神話から歴史への復帰. プリニエの『為旅券』について. C・V・ゲオルギウ著『二十五時』. 中埜肇宛書簡18. 「紙片」のこと. 写真屋と哲学者 ストリンドベルク作. 政治と文学 埴谷雄高ほか座談. アーサー・ミラー著『セールスマンの死』. 誰のために小説を書くか?. 生活と芸術に体当り愛の『巣箱』の新進作家. 壁. 大きな砂ふるい.

  • 学校の教科書で安部公房の「繭」という話を読んでからはまりました。学校で借りた作品集は古いので、この辺を適当にチョイスしておきます。

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著者プロフィール

安部公房
大正十三(一九二四)年、東京に生まれる。少年期を旧満州の奉天(現在の藩陽)で過ごす。昭和二十三(一九四八)年、東京大学医学部卒業。同二十六年『壁』で芥川賞受賞。『砂の女』で読売文学賞、戯曲『友達』で谷崎賞受賞。その他の主著に『燃えつきた地図』『内なる辺境』『箱男』『方舟さくら丸』など。平成五(一九九三)年没。

「2019年 『内なる辺境/都市への回路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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