安部公房全集 3 1951.5-1953.9

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  • Amazon.co.jp ・本 (554ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106401237

感想・レビュー・書評

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  • 寝る前にちょこちょこ読んで数カ月かかってやっと3巻目読了。「読了」というものの、手紙や対談などは、前者は手紙が書かれた前後を知らなければよくわからん私信ぽいものだし、後者はさすがに時代を感じさせるもの(ただ、昔の人は皆、頭がよかったんだなぁと思わせられる)なので適当にすっ飛ばし……。
    小説がだんだんこなれてきたので(というと偉そうだが)面白くなってきたが、全30巻、死ぬまでに読み切れるかしらん。

  • 新しい英雄. Thema. 保護色. 石川淳宛書簡. チーズ戦争. 椎名麟三論. 椎名麟三著『赤い孤独者』. 手. たかだか一本のあるいは二本の腕は. 我が文学生活. ピカソの変貌. 飢えた皮膚. 詩人の生涯. 感想. スナップ問答. 壁の変貌. 止揚された立場. 空中楼閣. 闖入者. 新しき夫の幸福 鳥海青児ほか座談. 玩具と思想. 歴史の頁が. ノアの方舟. ピカソのリアリティ. 芸術家の仕事. 僕の小説の方法論. 何ものも信ぜず. 広場の孤独と共通の広場. スターリン・メッセージをどう思うか. 平和の危機と知識人の任務. 第四回読売日本アンデパンダン展評. 魔法使の盲点. チャタレイ判決と特別保安法(団体等規正法)について. 肉体と植物. 恋愛詩か思想詩か. アヴァンギャルド文学の課題. 水中都市. プルートーのわな. 今、私は何を主張するか. 文学理論の確立のために. 夜蔭の騒擾. 作家の態度. 政治・文学. 新しいリアリズムのために. 危機と文学 泉三太郎ほか座談. 切実なもの 臼井吉見ほか座談. 鉄砲屋. 痘痕のミューズ. 衆院選挙のあとに. インテリの混乱と曖昧. 時計と賞金. 三好十郎作品集4冒した者. 国民文学の問題によせて. 『ろばた』6. イソップの裁判. 「静かなる山々」をめぐって. 作者への叛逆. 新イソップ物語. デンドロカカリヤ. カフカのこと. 戦後文学の総決算 本多秋五ほか座談. 新らしい生活と芸術 朝倉響子ほか座談. ヘビのことでも…. 映画「真空地帯」をめぐって 野間宏ほか座談. L・アラゴン著『レ・コミュニスト』. R62号の発明. 文学運動の方向. 裏切られた戦争犯罪人. 沈黙は金. 国民文学論の総決算. E・ヘミングウェイ著・福田恒存訳『老人と海』. 久保栄作「日本の気象」. 現代リアリズムの展開 前野良ほか座談. 少女と魚. 私のカフカ. リアリティについて. 戦車工場と文化のたたかい 石谷良三ほか座談. 新しい日本文学新しい日本映画 椎名麟三ほか座談. 雑感. 序にかえて‐高島青鐘詩集『埋火』.

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著者プロフィール

安部公房
大正十三(一九二四)年、東京に生まれる。少年期を旧満州の奉天(現在の藩陽)で過ごす。昭和二十三(一九四八)年、東京大学医学部卒業。同二十六年『壁』で芥川賞受賞。『砂の女』で読売文学賞、戯曲『友達』で谷崎賞受賞。その他の主著に『燃えつきた地図』『内なる辺境』『箱男』『方舟さくら丸』など。平成五(一九九三)年没。

「2019年 『内なる辺境/都市への回路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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