安部公房全集〈4〉1953.10‐1955.2

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著者 : 安部公房
  • 新潮社 (1997年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (519ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106401244

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安部公房全集〈4〉1953.10‐1955.2の感想・レビュー・書評

  • 暇に飽かせて安部公房全集に本腰を入れる……といっても、やはり読書の中心は小説、戯曲なのであって、収録されている「飢餓同盟」「死んだ娘が歌った」「変形の記憶」といった長短編小説、「奴隷狩」「制服」といった戯曲がメインなのだが、私が絶対読まないようにしている未完作をうっかり読んでしまい、凹んでいるところである。
    『明暗』とか『死ぬことと見つけたり』とか『飛ぶ男』とか、カフカや乱歩のもろもろとか……。
    わけわからん終わり方だったとしても、やはり完成しているのと未完のものでは納得感が違うわけで。
    5巻以降の小説・戯曲は最後のほうに掲載されている各作品の履歴をチェックしてから読もうと固く心に誓う私であった。

    それにしても、5巻はエッセイや座談会の比重が多いので、へこたれそう……。『第四間氷期』『他人の顔』『砂の女』以降の巻から読めばいいものを、「1巻から読破する」という律儀な目標があるためコツコツ進むののだけれども、しかし1年にわたって連続放送されたラジオドラマ「お化けが街にやって来た」のシナリオが全掲載されている13、14巻はちょっとダメかも……。

  • 壁あつき部屋. いかに生くべきか. スターの解毒作用について. 執筆者通信. 芥川・直木賞作家の近況. 「壁あつき部屋」について. 花は美しいか. 野間宏小論. パニック. 思想の科学研究会編『現代人の生態』. 瀋陽十七年. 第6回アンデパンダン展より. 飢餓同盟. 犬. 人間はなぜ笑うか. 新しい文学の課題 浦松佐美太郎ほか座談. 変形の記録. サークルをめぐる問題. 私の小説観. 地図の地図. 死んだ娘が歌った‥‥. 常識と違う農村意識. 死の灰. リアリズムの仮面. 思い出. 文学における理論と実践. 伊藤整氏の生活と意見. 認識と表現のあいだ. 不思議な説得力. 平和と知識人階級. 女性は泣きやすい. 安部公房氏. オブジェ雑感. 水爆と人間. 何を書きたいか 野間宏ほか座談. 不安に対する不安. 不良少年. あとがき. 自己批判. 「壁」の空想力. 闘いの中の文学. 奴隷狩. 制服. 社会主義への道を行く. 椎名麟三作「第三の証言」. 奉天. 一か月で三年分やった. 倖せな被害者・堀田善衛. 列車テンプク. 猛獣の心に計算器の手を.

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