三島由紀夫全集 36 決定版 評論 11

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  • Amazon.co.jp ・本 (721ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106425769

作品紹介・あらすじ

昭和45年、三島最後の年。批評家・思想家としての真骨頂を示す渾身の評論70編。付・作文、参考作品、「楯の会」参考資料等。

感想・レビュー・書評

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  • 三島由紀夫の文学に興味はない。国家が左翼に染まる中で日本の伝統と歴史を取り戻すために、一人立ち上がり、叫び、そして死んでみせた男の存在が、私の内部でどんどん大きくなってきた。三島が自刃したのは4ヶ月後の11月25日である。
    https://sessendo.blogspot.com/2019/02/36.html

  • 「爆弾と銀杏」序文 同志の心情と非情 70年代新春の呼びかけ 裸になつて今年はぐわんばる! 「変革の思想」とは 新知識人論 文化の危機の時代に時宜を得た全集 詩集「わが手に消えし霰」序文 「眠れる美女」論 劇画における若者論 西城・スチーブンス戦 「蓮田善明とその死」序文 序文(「三島由紀夫文学論集」) 末期の眼 澄んだ美しさ 私ときもの アンアン創刊おめでたう 女の色気と男の色気 解説(「新潮日本文学6谷崎潤一郎集」) 性的変質から政治的変質へ 現代日本の思想と行動 問題提起 序(堂本正樹著「菊と刀」) 私の聞いて欲しいこと 解説(「日本の文学34内田百間・牧野信一・稲垣足穂」) 士道について 「孤立」ノススメ 柳田国男「遠野物語」 無題(「第十三回全国空手道選手権大会」推薦文) 精神的ダンディズムですよ 短編集「真夏の死」解説 序(セギュール夫人作松原文子・平岡瑶子訳「ちっちゃな淑女たち」) 黒光りのする堅固な散文 果たし得てゐない約束 悪の華 20年でプッツリ切れてゐる 忘我 武士道と軍国主義 正規軍と不正規軍 玉三郎君のこと あとがき(「尚武のこころ」) 「歌舞伎の幻」序文 革命哲学としての陽明学 独楽 愛するといふこと 甲乙つけがたく 我が国の自主防衛について 滝ヶ原分屯地は第二の我が家 あとがき(「行動学入門」) あとがき(「源泉の感情」) あとがき(「作家論」) 春日井建歌集「行け帰ることなく・未成年」 「薔薇と海賊」について 序(細江英公写真集「抱擁」) 序(「東文彦作品集」) 選評(谷崎賞) 無題(「三島由紀夫展」案内文) 武士道に欠ける現代のビジネス 序(印南清著「馬術読本」) わが同志観 新輯版「薔薇刑」について 推薦のことば(「埴谷雄高作品集」) 序にかへて(「血の晩餐−大蘇芳年の芸術別冊」) 無題(宗谷真爾著「影の神」序) 藤原機関 無題(「トーマス・マン全集」推薦文) 「マラソン」について 無題(「味方にしたら……」) 無題(「森茉莉さん。……」) 檄 作文 参考作品1(共同執筆) 参考作品2(異稿・断片) 参考作品3(翻訳掲載) 参考作品4(アンケート) 参考資料(楯の会)

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著者プロフィール

本名平岡公威。東京四谷生まれ。学習院中等科在学中、〈三島由紀夫〉のペンネームで「花ざかりの森」を書き、早熟の才をうたわれる。東大法科を経て大蔵省に入るが、まもなく退職。『仮面の告白』によって文壇の地位を確立。以後、『愛の渇き』『金閣寺』『潮騒』『憂国』『豊饒の海』など、次々話題作を発表、たえずジャーナリズムの渦中にあった。ちくま文庫に『三島由紀夫レター教室』『命売ります』『肉体の学校』『反貞女大学』『恋の都』『私の遍歴時代』『文化防衛論』『三島由紀夫の美学講座』などがある。

「1998年 『命売ります』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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