小林秀雄全作品〈14〉無常という事

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著者 : 小林秀雄
  • 新潮社 (2003年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106435546

小林秀雄全作品〈14〉無常という事の感想・レビュー・書評

  • パスカルの『パンセ』についてが読みたくて借りた。
    図書室に全作品揃っているのに誰にも借りられていない、
    しおりもそのまま(新品の本の紐のしおりがゆるい円をかいていた)、
    入っている新刊案内もそのまま、
    しかも図書室の印も押されていなくて、借りるごとに押している。
    あと、ほこっていたせいなのか、くしゃみが止まらない。

    この本は非常に丁寧だ。
    脚注が下についていて辞書を引く手間が減る。
    座談が好き、言葉遣いが好き。

  •  パスカルの「パンセ」について

    人間は考える葦だ、という言葉は誰もが知っている。気の利いた洒落だと思っているからである。ある人は、人間は考えるが、自然の力の前では葦のように弱いものだ、という意味にとった。ある者は、人間は、自然の威力には葦のように一たまりもないものだが、考える力がある、と受け取った。どちらにしても洒落を出ない。
     
     パスカルは、人間は恰も脆弱な葦が考えるように考えねばならぬと言ったのである。人間に考えるという能力があるお蔭で、人間が葦でなくなる筈はない。従って、考えを進めていくにつれて、人間がだんだん葦でなくなって来るような気がしてくる、そういう考え方は、全く不正であり、愚鈍である、パスカルはそう言ったのだ。(p43)

  • 2010.04.18 日本経済新聞「半歩遅れの読書術」に紹介されました。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4106435543
    ── 小林 秀雄《全作品〈14〉無常という事 200311‥ 新潮社》
     
    ── 小林 秀雄《モォツアルト 194612‥ 創元:創刊号》
    ── 江藤 淳・解説《モオツァルト・無常という事 196105‥ 新潮文庫》
    http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5340358.html (No.3)
     文章道入門 〜 設問の作法と手順 〜
     
    ── 評論家小林秀雄の講演、発言、著作などで「天皇」「天皇制」に
    ついてなされたものを探しています。
    http://q.hatena.ne.jp/1251076124 

  • 2009/
    2009/

    匹夫不可奪志. 沼田多稼蔵「日露陸戦新史」. 川端康成. 伝統. 伝統について. アランの「芸術論集」. 尾沢良三「女形今昔譚」序. パスカルの「パンセ」について. 文芸月評21. 実験的精神 三木清対談. カラマアゾフの兄弟. ドストエフスキイの飜訳. 三つの放送. 戦争と平和. 当麻. ガリア戦記. 無常という事. 平家物語. 歴史の魂. 徒然草. バッハ. 西行. 実朝. ゼークトの「一軍人の思想」について. 文学者の提携について. 「世界に告ぐ」を見る. サント・ブウヴ選集. 梅原竜三郎. 小林秀雄の「徒然草」 吉田【ヒロ】生著.

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