小林秀雄全作品 21

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  • 新潮社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106435614

感想・レビュー・書評

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  • -絵は、眼で見て楽しむものだ。(中略)先ず、何を措いても、見ることです-

    小学生や中学生のために、美の見つけ方を説いた一冊。実は、この本ではなく「生誕百年記念展」の際に出版された「小林秀雄 美を求める心」という本をご紹介したかったのです・・・。が、残念ながらオンラインの本屋さんには売っていないようです。ぜひ古本屋で探してください。表紙は小林秀雄の横顔を捉えたモノトーンの写真です。小林秀雄が批評の対象にした西洋・日本絵画や骨董の写真と、それぞれの中に小林秀雄がどのように「美」をみつけたのか、が書かれています。気を取り直して!まずは手に入りやすいこちらもお手にとってみてください!!!読んで損なし!

  • 美とは?芸術の価値とは?という問いについて小林秀雄の思想を述べた文章。

    「美しい」ものを「美しい」と思えることを論理的に賞賛してくれる。

著者プロフィール

小林秀雄
一九〇二(明治三五)年、東京生まれ。文芸評論家。東京帝国大学仏文科卒業。二九(昭和四)年、雑誌『改造』の懸賞評論に「様々なる意匠」が二席入選し、批評活動に入る。第二次大戦中は古典に関する随想を執筆。七七年、大作『本居宣長』(日本文学大賞)を刊行。その他の著書に『無常といふ事』『モオツァルト』『ゴッホの手紙』『近代絵画』(野間文芸賞)など。六七年、文化勲章受章。八三(昭和五八)年、死去。

「2022年 『戦争について』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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