山本周五郎長篇小説全集 24 季節のない街

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106440649

作品紹介・あらすじ

あけすけで無防備で愛すべき人びと――。「脚注」で楽しむ、新しい周五郎。「電車ばか」の六ちゃんは架空の市電を街へ走らせ、日雇い稼ぎの増田さんと河口さんは、ある日突然、妻が入れ替わり、右翼の寒藤先生は資金調達に余念がない……。吹き溜まりに塵芥が集まるようにしてできた街で巻き起こる悲喜劇と、つましく懸命に生きる人びとの姿を、限りない愛着と共感を込めて描く名作!

感想・レビュー・書評

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  • 2017.07.17
    読み始めたけど、なかなか心に入って来ない•••。ジンとくるところもあるのだけど、ひとまず積読。

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著者プロフィール

山本周五郎(やまもと しゅうごろう)=1903年山梨県生まれ。1967年没。本名、清水三十六(しみず さとむ)。小学校卒業後、質店の山本周五郎商店に徒弟として住み込む(筆名はこれに由来)。雑誌記者などを経て、1926年「須磨寺付近」で文壇に登場。庶民の立場から武士の苦衷や市井人の哀感を描いた時代小説、歴史小説などを発表。1943年、『日本婦道記』が上半期の直木賞に推されたが受賞を固辞。『樅ノ木は残った』『赤ひげ診療譚』『青べか物語』など、とくに晩年多くの傑作を発表し、高く評価された。 

解説:新船海三郎(しんふね かいさぶろう)=1947年生まれ。日本民主主義文学会会員、日本文芸家協会会員。著書に『歴史の道程と文学』『史観と文学のあいだ』『作家への飛躍』『藤澤周平 志たかく情あつく』『不同調の音色 安岡章太郎私論』『戦争は殺すことから始まった 日本文学と加害の諸相』『日々是好読』、インタビュー集『わが文学の原風景』など。

「2023年 『山本周五郎 ユーモア小説集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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