山本周五郎長篇小説全集 第二十五巻 火の杯

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  • Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106440656

作品紹介・あらすじ

この世界では、「善」は飾り物にすぎない――。感動がさらに深まる脚注付。日本屈指の財閥の御曹子として生れた御池康彦は、その出生の秘密ゆえに、閉ざされた失意の青春を過す。戦後の混乱期、財閥解体の荒波をなんとか逃れようとする人々は、康彦を別人に仕立てあげ、罪に落とし、命まで奪おうとしていた……。時代に翻弄される青年の孤独な魂の彷徨と、その再生を描く、周五郎ならではの本格小説!

感想・レビュー・書評

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  • 2017.07.22
    読み始めたけど、どんどん読みたくはない。今の心境には合ってないのだとおもう。積読。

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著者プロフィール

山本周五郎(やまもと しゅうごろう)=1903年山梨県生まれ。1967年没。本名、清水三十六(しみず さとむ)。小学校卒業後、質店の山本周五郎商店に徒弟として住み込む(筆名はこれに由来)。雑誌記者などを経て、1926年「須磨寺付近」で文壇に登場。庶民の立場から武士の苦衷や市井人の哀感を描いた時代小説、歴史小説などを発表。1943年、『日本婦道記』が上半期の直木賞に推されたが受賞を固辞。『樅ノ木は残った』『赤ひげ診療譚』『青べか物語』など、とくに晩年多くの傑作を発表し、高く評価された。 

解説:新船海三郎(しんふね かいさぶろう)=1947年生まれ。日本民主主義文学会会員、日本文芸家協会会員。著書に『歴史の道程と文学』『史観と文学のあいだ』『作家への飛躍』『藤澤周平 志たかく情あつく』『不同調の音色 安岡章太郎私論』『戦争は殺すことから始まった 日本文学と加害の諸相』『日々是好読』、インタビュー集『わが文学の原風景』など。

「2023年 『山本周五郎 ユーモア小説集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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