筒井康隆全集〈4〉時をかける少女.緑魔の町

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106444043

感想・レビュー・書評

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  • 筒井康隆の本は、もっと新しいのしか読んだことがなかった気がするけど、これは昭和40年とか、かなりレトロなんである。
    更に、キッズ向けというか、江戸川乱歩っぽいというか、独特の昔の表現がなんともナイス。大泣きするのも、あーんあん、あんあんあん、とか言うわけで、これは侮れん。
    それはさておき、いちいち展開がぶっ飛んでいるというか、子ども向けにしても酷くないか。緑魔の町の無茶苦茶っぷりは、しかし懐かしのハリウッドのエイリアンものを思わせて、いやこの本が自体、全体的にB級じゃね?なんだけど、でもそこが良いのである。
    時をかける少女も入っていて、ここからあの映画まで持っていくのかー、と思うとこれまたビックリではないか。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  •  あくの強い筒井ワールドでお腹いっぱいと感じるか、もういいよと感じるかは読者次第!
     何とか今回は読み切ったが自信がなくなってきた

  • 『時をかける少女』をはじめ、子供や少年少女向けに書かれたものを集めた巻。子供のころNHKで『タイムトラベラー』というタイトルで連続ドラマが放映されていて、夢中になった。それが私と筒井氏との出会いであったが、その時、原作も単行本で読んだような記憶がある。しばらくして、映画化されて、それも見に行った。その時、改めて原作も読んだような気がする。今回、学生の時に買いそろえていたが積読であった全集を第1巻から読み進めているのであるが、再度読むと、以前読んだ時の、それぞれの情景が浮かんでくる。もちろん、『時を………』だけではなく、どれも何となく懐かしい。今だと、もっとけばけばしくなるのかな。

  • 悪夢の真相、時をかける少女、かいじゅうゴミイのしゅうげき、うちゅうをどんどんどこまでも、地球はおおさわぎ、闇につげる声、果てしなき多元宇宙、赤ちゃんかいぶつべビラー、白いペン・赤いボタン、超能力・ア・ゴーゴー、デラックス狂詩曲、暗いピンクの未来、緑魔の町

  • 資料ID: W0115549
    請求記号: 918.68||Ts 93||4
    配架場所:1F電動書架C

  • 【収録作品】
    <短編>
    ・悪夢の真相
    ・時をかける少女
    ・かいじゅうゴミイのしゅうげき
    ・うちゅうを どんどん どこまでも
    ・地球は おおさわぎ
    ・闇につげる声
    ・果てしなき多元宇宙
    ・赤ちゃんかいぶつベビラー
    ・白いペン・赤いボタン
    ・超能力・ア・ゴーゴー
    ・デラックス狂詩曲
    ・暗いピンクの未来
    <長編>
    ・緑魔の町

  • 時をかける少女から読んだらすごく面白くて、夢中で読み切った!
    だから期待してほかのも読み始めたけど…
    どんどん飽きてきて、もう読むのやめた笑
    時をかける少女だけ新しいの読んでみようかな~

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著者プロフィール

小説家

「2017年 『現代作家アーカイヴ2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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