- Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106444067
感想・レビュー・書評
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読んでいてただただ感心するのは、筒井氏の博学ぶりと軽やかさである。時代を感じさせる部分も多いが、SFという括り方をすれば、それ自体貴重な表情である。
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「わが良き狼」はよかったが、大多数は読むのがしんどい
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筒井順慶、君発ちて後、最終兵器の漂流、色眼鏡の狂詩曲、ふたりの印度人、懲戒の部屋、アフリカの血、美女、いずこも愛は、落語・伝票あらそい、マイホーム、亭主調理法、時の女神、あらえっさっさ、九十年安保の全学連、地獄図日本海因果、わが愛の税務署、カラス、接着剤、狸、酔いどれの帰宅、わが家の戦士、ヒッピー、雨乞い小町、小説「私小説」、地下鉄の笑い、晋金太郎、竹取物語、夜の政治と経済、新宿祭、わが良き狼、視聴覚時代の学生運動、初夢、演劇青年の自戒
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【収録作品】
<長編>
・筒井順慶
<短編>
・君発ちて後
・最終兵器の漂流
・色眼鏡の狂詩曲
・ふたりの印度人
・懲戒の部屋
・アフリカの血
・美女
・いずこも愛は…
・落語・伝票あらそい
・マイ・ホーム
・亭主調達法
・時の女神
・あらえっさっさ
・九十年安保の全学連
・地獄図日本海因果
・わが愛の税務署
・カラス
・接着剤
・狸
・酔いどれの帰宅
・我が家の戦士
・ヒッピー
・雨乞い小町
・小説「私小説」
・地下鉄の笑い
・晋金太郎
・竹取物語
・夜の政治と経済
・新宿祭
・わが良き狼
<エッセイ>
・視聴覚時代の学生運動
・初夢
・”演劇青年”の自戒 -
『わが良き狼』
珍しく、当時号泣してしまった。
そうそう、不変の物など無いのですよ。
好意的関係が固いというのは虚像。
真に残るのは固執・執着。
底にこぞむ情が本質。