山崎豊子全集 6

著者 :
  • 新潮社
4.22
  • (9)
  • (4)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 39
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (469ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106445163

作品紹介・あらすじ

教授の椅子をめぐる虚々実々の闘い!財前助教授は教授選を勝ち抜くべく、あらゆる術策を駆使する…。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 怖い世界です。

  • 唐沢版のドラマの再放送を見て面白すぎたので読んでみた。つくづく完璧なキャスティングと思う。全員がドラマのキャストで再生される。標準語だった黒木瞳ですら

  • とても面白く読んだ。大学病院の内部は素人ではよくわからない。この本を通じて起こることは実際にも起こっているのだろうと思うと、辛くなる。権力ってそんなに魅力があるのかなって思ってしまう、

  • 装幀:新潮社装幀室

  • 医者の出世

  • ドラマから入ったけどもこちらの里見先生の方が親近感を覚える。
    財前にも子供がいるし、里見は貧しいし、柳原は長く苦悩する。
    一度ページを捲るとぐいぐい読まさる。
    もし財前が病に倒れなかったら、その後どういう人生を送っていたのか考えると
    ラストの寂寥感はとても日本人らしい。

  • まさに社会派小説!であると同時に、山崎豊子さんの、膨大な取材・調査をひとつの小説にまとめあげる力、というか才能に思いっきり下を巻かせられます。個人的にはやはり完全学究肌の里見助教授の生き方に共感を覚え、第一部(5巻セットの文庫本では第3巻の終わり)を本当に悲しく読んだものです。「名作は色褪せない」の言葉通り、40年前の小説とは思えない瑞々しさです。

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

山崎 豊子(やまざき とよこ)
1924年1月2日 - 2013年9月29日
大阪府生まれの小説家。本名、杉本豊子(すぎもと とよこ)。 旧制女専を卒業後、毎日新聞社入社、学芸部で井上靖の薫陶を受けた。入社後に小説も書き、『暖簾』を刊行し作家デビュー。映画・ドラマ化され、大人気に。そして『花のれん』で第39回直木賞受賞し、新聞社を退職し専業作家となる。代表作に『白い巨塔』『華麗なる一族』『沈まぬ太陽』など。多くの作品が映画化・ドラマ化されており、2019年5月にも『白い巨塔』が岡田准一主演で連続TVドラマ化が決まった。

山崎豊子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×