吉村昭自選作品集 第1巻 少女架刑・星への旅

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著者 : 吉村昭
  • 新潮社 (1990年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (479ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106450013

吉村昭自選作品集 第1巻 少女架刑・星への旅の感想・レビュー・書評

  • 自身の死線を彷徨った経験から来るのか、初期の作品には、読んでいて胸が悪くなるくらい、死臭がする。

    「服喪の夏」
     幼き子供の持つ無垢なる故の残酷さ。

    少女架計
    星への旅
    死体
    青い骨
    さよと僕たち
    鉄橋
    透明標本



     

  • 死の匂いが強烈に漂う作品ばかりで驚いた。
    自身の結核に伴う、部分麻酔での肺の一部摘出手術という、
    尋常ではない経験が書かせた作品群なのだろうか。
    最初に読んだ吉村作品が「高熱隧道」だったため、
    意外なギャップに驚き、楽しめた。

  • 吉村昭さんの短編集。
    やはり精巧で冷静な筆致、これは精巧すぎてある意味残酷なのではないのか、と思うほど。

    タイトルの「少女架刑」。ショッキングではあるのだけれど、そのショッキングな中に静かな生と死の無常さを描いていて、やはりすごい作家だな、と舌を巻く思いです。

    吉村さん自身の死もかなり凄絶でしたよね…自分の生と死すらも、表現者、小説家ということで冷静に見据えれるものなのだろうか…畏れと同時に尊敬もしてしまいます。

  • 「少女架刑」がやはり凄絶。

    第一巻は骨・鉄道・墓・雛がメイン。
    ずっと淡々としてて、一瞬激情が沸き起こって、終わり。


    この本読んでると、ひいおばあちゃん家の臭いがする気がする(笑)

  • タイトルにだまされてはいけない

    この本には毒がある

    視点が冷静すぎる

    背筋が凍った

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