エンジェル・ハート 1 (BUNCH COMICS)

著者 :
  • 新潮社
3.56
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本棚登録 : 687
感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784107710017

感想・レビュー・書評

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  • 著者の言葉では『シティー・ハンター』の”パラレルワールド”といえる作品。

    「わーい、続編だ~」なんて気持ちで購入してみた。
    だから。
    正直。
    めっちゃへこみました。
    またリョウと香中心に繰り広げられるストーリーを期待していたので、いきなり「えっ!?」と。

    香がいない…。


    ”パラレルワールド”、これは前作とは全く別のお話なんだ、と割り切ってからは単純に楽しんだけれど、もしこれで香の活躍する『シティー・ハンター』の続編を観ることはできないのかもしれないと考えたりすると、寂しい。

    でも、相変わらずのリョウと周りの滅茶苦茶な仲間たちの事件は面白くて、時にほろりとしてしまう。
    そこは前作と変わらない。
    そして、リョウの父親としての視点。
    リョウと香のふたりを両親として慕う、元殺人マシーンの”グラスハート”こと、阿香(アシャン)。
    何よりも、阿香の心臓となった現在もふたりを見つめている香の想いがしみる。

  • 105円購入2011-04-10

  • シティハンターが好きすぎて悩みつつ手を出したけれど、これはこれで。
    パラレルワールドだど受け入れればこれはこれでとても面白かった。

  • 台湾のマフィアで殺人マシンとして養成された少女グラス・ハート。自ら殺めてきた人の事を考えた末に自殺を図ったが、組織は心臓移植を施す。しかし、その心臓はシティーハンター最愛のパートナーのものであった。

  •  

  • シティ・ハンターをずいぶん前にちらっと見ただけなんですが、香とリョウは結婚の約束までしてたのか~。
    前知識ほとんどなくてもとても楽しめました!

  • 売る前準備として登録。なんで香いきなり死んでまうん?→売りました

  • 名作「シティハンター」のパラレルワールドを舞台とした物語。
    パラレルワールドのため、リョウやカオリ、ファルコン達の設定は微妙に異なっています。

    ただ、前作シティハンターの最終回では、カオリが花嫁のブーケを受け取っており、今作エンジェルハートでは、花嫁姿のカオリが死んだことが描かれています。
    この流れから、続編のような気持ちで読む人も多いかと思います。

    連載開始する前後に、新宿駅でポスターが貼られていたことを覚えています。この時、リョウと一緒に描かれていた女性は、カオリではなく別の女性でした。
    てっきりヒロインが変わっちゃったのかとショックを受けたものです(笑)

    もちろんリョウにとってのヒロインは、ちゃんとカオリのままでした。
    エンジェルハートでは、リョウではなく台湾人の少女・香瑩(シャンイン)が主人公。
    死んだカオリの心臓をシャンインが受け継ぎ、数巻の流れを経て、リョウとカオリの義娘になりました。
    当初のシャンインは暗殺者だったため無表情な少女でしたが、リョウの義娘となってから2年後は明るい年相応の性格となりました。…………たった2年でいきなり人間らしい人間になれるものなのか?と突っ込んではいけない(笑)リョウは当初からオッサン化してるので、きっとこれ以上オッサンにできないのだ(笑)

    シャンインが主人公ではありますが、リョウとカオリの絆もしっかり描かれているので、前作ファンも十分楽しめる内容になっています。

    シティハンターの関連作品ということで読み始めたものですが、泣ける話も多く、シティハンターとは関係なく面白い作品だと思います。

  • 全33巻

  • A・Hも、間抜けながら集めてました。
    んで、その間の巻だけ読もうと思ったんやけど、どっから読めば良いのかわからんくなってもうて…(- -;)笑
    結局、1巻から読み直すことにしました\(^o^)/♪笑

    でも、正直1巻から読んでいくのはツラいのよね…(;_;)
    というか、シャンインがリョウ(←漢字出てほしいっ!)と親しくなる間までは…。
    北条先生は、「A・Hは、C・Hの続編ではありません」と断言されてるけど、うちはあえて“続編”だと思って読んでる。
    やっぱり、うちには別々の話だと思って割り切ることができひん…。
    C・Hの頃のリョウたちを見てきてるし、うちはA・Hの頃も含めて大好きやから!!
    たしかに、香のことはツラいけど、それをどうこういうことでは読者としてはないと、うちは思ってる。
    だって、親である北条先生が描いてるんやから!
    って、何を語っとるんじゃ!?笑

    とにかく、また涙を浮かべながら読むことになりそうだわ…(ノ_・,)

  • 漫画はレビュー無しです
    ※興味グラフ表示させる為に入力してあります

  • 全33巻 完結

  • ストーリーは面白いと思うし、絵もすごい丁寧
    でも旧シティーハンターファンとしては香が死んだ事にどうしても納得が出来ず5巻で読むのやめた

    もしかして読み続ければ救われるお話なのかなぁ・・・

  • 引用 wikipediaより


    ★作者の代表作『シティーハンター』(以下、『C.H.』)を、家族愛をテーマとしてリメイクし、同作のパラレルワールドを描いている。この家族愛というテーマは前作『F.COMPO』においても主題となっていた物であり、その他多数の作品において読み取れる作者の大きなテーマとなっている。


    これほんと好き。

    まじおすすめ。



    must read ♥

  • シティハンターの続編設定である必要ないよね…というトンデモ話。
    なんで主人公を台湾人にしてるのかとか、死んだ女性(香)のことみんな引きずりすぎじゃない?とか、とにかく終始もやもやする。

  • 子供の頃お小遣いでちょこちょこ古本でそろえたCH。
    だから思い入れも結構あるんです。

    でも1巻から香の突然の事故死。
    衝撃!!!

    北条先生が「CHのパラレルワールド」って言ってたけど本当にそうですね。
    AHはなんだか読み終わった後、なんだかほっこりした気分になれるー。

    ちょこちょこCHでも出てきた依頼人の人が出てくるのでそこも楽しんでます。

  • 20巻あたりで挫折。鬱展開好きからすると、香が死んでる設定はすごくおいしかった。…しかし読んでると下手くそな二次創作を見てる気分にしかならない。
    パラレルワールド、と銘打ってようが僚の性格まで改変すべきじゃなかった。
    シティーハンターはジャンプ編集部が優秀だったんだな、と思う作品。

  • 今回もシリーズ全体の感想を書きます
    星4つなのはまだ完結していなくてこれからどう転ぶかわからないからの4つです。現時点で言えば間違いなく星5つです

    本作はシティーハンター(CH)の世界観を生かしたパラレルワールドで全く別の話ということですが
    私が思うにCHを読んでないともったいないな~と思う作品です

    正直今作での香の設定ははじめて聞いた時は驚きを通り越してドン引きしましたが読んでみるといつの間にかのめりこんでいました。

    一番大きいのが獠の存在です
    両作品ともの主人公なので存在感はもちろん大きいのですがAHの獠の方が好感が持てます。
    CHではあらゆる場面で完璧で真面目な意味でも不真面目な意味(笑)でも人間離れしたスーパーマンみたいなキャラでしたがAHでは人間臭さがいい感じに出ています。香と娘の阿香(本名の漢字が出ないので愛称で)が大好きで大切にしていることを言わないけど相手に伝わる人間性が非常に好感が持てます。

    逆に香は人間離れして少し残念です。文字通り神の領域に達してますね…
    設定が設定なので仕方ない気もしますがCHの香が好きな私としては急に大人になりすぎたみたいでちょっと寂しいです。あの猪突猛進な空回りが好きだったのに…
    CHより年齢を重ねている設定だからこその性格なのかもしれませんができることならCHの中でその変化を感じたかった。

    そして娘の阿香ですが
    すごいですね、本当にきれいにに獠と香の娘を生みだした!!と北条氏に向かって惜しみない拍手を送りたいです
    獠のお茶らけた余裕の表現の仕方と香の自分の感情に素直に行動するところが綺麗に融合してて絶妙です。
    容姿はともかくとして(まぁ実際に獠と香の間に子供ができたとしても美形になりそうだけど)獠と香を両親に持って、彼らを見てきたらこうなるかなと思えるキャラで私としては間違いなく獠の娘だと思っています

    今作のテーマは「家族愛」ということらしいですがこのコンセプトも好きです。CHのようなスピード感や爽快感はあまり出ていませんがそのぶんじっくり読んでうまみを引き出す種類の作品かなと思います。

    なにはともあれ、先が楽しみな作品です。

  • まずシティハンターを読んでから!

  • 北条司

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著者プロフィール

北条司: 代表作「キャッツ・アイ」「シティーハンター」「ファミリー・コンポ」など。30年に渡る漫画家生活の集大成「エンジェル・ハート」、「エンジェル・ハート2ndシーズン」(月刊コミックゼノン)は累計2,400万部を突破。

「2020年 『今日からCITY HUNTER』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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