マイガ-ル (1) (BUNCH COMICS)

著者 :
  • 新潮社
4.03
  • (424)
  • (225)
  • (339)
  • (17)
  • (6)
本棚登録 : 2332
感想 : 251
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784107713254

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 亡き恋人が残した、自身の子を育てていく過程で、
    様々葛藤があり、前進できないで居る訳だけど、
    「子供」がいたことで救いになったような気もする。
    肝心な所で頼ってもらえなかったって言うのは
    痛いよなあ~と思う。

  • 佐原ミズってことで若干期待しすぎたかもしれない
    そんなにあっさりといくかな?親権とか国籍とかどうなってたんだろう?
    親というものが強いのかあの二人が強いのかどっちなんでしょう

  • 絵がきれいー!
    内容的には良くあるパターンかな。
    3巻まで読了。

    シングルファーザーになった正宗くんと
    イイコに育ってるコハルの物語。

    けれど、
    周囲の大人にとっての「イイコ」っていうだけで
    本当は、聞き分けの「良い子」どもにならざるを得なかったコハル。
    今後、コハルが本当の意味で子どもになれる日はくるだろうか。

  • 絵がキレイ(女性らしい繊細なタッチの絵、カラーページも美しい)、ぐっとくる台詞や展開がいくつかある。物語の設定自体が、複雑な家庭環境の親子を描いた作品で、自然と惹きつけられる。
    でも、ちょっと惜しいところもあった。親子ものでありながら、『よつばと』などとは違い、さり気ない日常の描写にリアルが感じられない。例えば、保育園に迎えに行くのであれば、その帰りの道中で子どもが何か面白い生き物を見つけてはしゃいだり…とか、そういうのは全くなく、ただ迎えに行き次のコマでは家に帰っている。複雑な家庭環境の親子であるからこそ、そういった日常描写の中で絆が深まっていく様子を、見たいと思ってしまう。
    あと、子どもがいかにも大人が考えた子どもという感じ。大人びた子どもが世の中にいることは分かるけど、これはまるで大人がコナン君さながら小さくなって子どもを演じているよう。
    読んでいて雰囲気もあるし、好きな所もあるんだけど、全体的に少し荒いところもあると感じました。個人的には、似たテイストの漫画だったら『うさぎドロップ』の方が面白かったです。

  •   ほしのこえ で 知った漫画家さん、とても淡い絵を描く。
     ブックオフで安かったので全巻購入。絵柄と同様の優しい話。
     作者は女性なんだろうなあ。
      過ぎていく時を感じさせる展開がいい。子供って すぐ大きくなるなあ。

  • なんてほっこりするんだ!!
    絵も柔らかくて表紙の色の優しくて。
    考えすぎるのに子どもも大人もないんだなあ。
    「大きくなると相手を思いやる気持ちが狭くなっちゃう」ああそうだ。と思った。 まさに自分だと。

  • 前ドラマを見ていてついに完結したということだったので買いました!!
    すごくほんわかした絵に惹かれました。ドラマですきだった「お月様」の話があってそこが特にすきです。普段「家族」がテーマの話はそこまで読みたいとは思いませんがマイガールは少し違った家族のカタチがとても好きです。

  • 悲しくて優しい話。
    泣いた。ちょっとだけ、、
    ところどころ、考えさせられた。
    子供って単純に見えて、考えすぎている子もいる。

    ここで、読み終わってみて印象に残った言葉をひとつ。
    「たったひと言親に大丈夫だと言ってもらえたらそれだけで僕等は選んだ生き方に胸を張ることが出来るようになるんだよ…」

    こんなに誰かを一途に思いつづけることってできるだろうか。
    これから、どうなるだろう?気になる。

  • 娘がいい子過ぎて…怖い。
    物わかりが良すぎて、将来が心配になる。
    いや、いいお話だけども。

  • アメリカで母を亡くし、日本に戻ってきた娘と二人で暮らすことになった父親の物語。登場する子供たちの大人びた言動と、些細なことで右往左往する大人たちの様子が対照的で、いいホームドラマだった。実際、テレビドラマにもなっているみたい。佐原ミズは、絵にも話にも独特の雰囲気があっていいね。BUNCHコミックス全5巻。

全251件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

佐原ミズ:代表作は、TVドラマ化もされた「マイガール」、「ほしのこえ」(原作:新海誠)、「鉄楽レトラ」、「バス走る。」など多数。

「2020年 『尾かしら付き。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐原ミズの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
中村 明日美子
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×