私たちの幸せな時間 (Bunch Comics Extra)

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著者 : 孔枝泳
制作 : 佐原 ミズ  蓮池 薫 
  • 新潮社 (2008年12月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784107714398

私たちの幸せな時間 (Bunch Comics Extra)の感想・レビュー・書評

  • 読了後しばらく涙を止めることができなかった。
    生きることと死ぬこと、そして罪と罰の対比が繊細なタッチで描かれている。幸せとはなんなのか、生きるとはなんなのか。
    空気のように当たり前に存在していながら、答えを出すことができない命題に改めて向き合うことができた、美しい漫画作品。

  • 死刑について、
    いろいろ考えさせられます。

    美しくて儚い恋のお話。

    しあわせを感じるのって難しい。

  • 何回読んでも泣いちゃうなぁ……。
    加害者に対しては、やっぱり憤りを感じざるをえないけど、なんともやりきれない。。。

  • よかった。佐伯ミズの描く美人はほんとにきれいだし、男の人も美しい。原作が小説らしくて、話がしっかりしてて読ませる……

  • 自殺未遂をくりかえす孤独な元ピアニスト・樹里と死刑囚の青年・祐の出会いから始まる喪失と贖罪、絶望と希望の物語。不幸な境遇に育った祐、愛さない母を振り向かせたい一心でピアノを弾き続けた樹里。ともに心に傷を抱えた二人がぎこちない触れ合いを通し、癒されていく過程が切実に染みる。

    「殺人現場を目撃した人は死刑制度の存続を
    死刑執行現場を見た人は死刑制度廃止論者へ
    人の出す答えには結局エゴが含まれていて
    どなたか偉い方がそれでいいとおっしゃってくだされば
    こんなに悩むこともないだろうに」

    佐原ミズさんの繊細で透明感ある絵柄が清冽な雰囲気を引き立てる。
    最初は無表情だった祐がはにかむような笑みを浮かべるさま、人を寄せ付けないオーラを放っていた樹里が輪に溶け込み人懐こく微笑むようになるさまが丁寧に描かれ感情移入してしまう。
    結末はわかっていたけど終盤は切なくて涙が出た。

    「初めて人に生きてほしいって言われた」

    希望と絶望が交錯する祐の言葉が胸に刺さる。
    読んでよかったと思える本だった。本当に。

  • 生きることは死へと向かっていってるのだ
    それを痛感させる
    人は人でしか癒されないのかもしれない

  • 優しげな作品なのに読むとヘコみます…。

  • 佐原ミズさんの静謐な空気感の中で凄絶な熱がある作品。この物語の結末がある種予想通りに進むだけに切ないです。
    人を殺して罪を犯した人を死刑制度で裁くのは自分は違うと思うと、昔恩師が言っていたのを思い出しました。
    罪を償うこと、人を許す事、生きる事、、もっと多くの人に読んでもらいたい作品です。本屋だけでなくて学校の図書館とかにも置けばいいのに・・と勝手に思ってしまいました。

  • なんだか切ない。
    ようやく、生きるための目的ができたとたん・・・。
    子供が苦しむ理由はやっぱり親なんだよね
    理由を探せばもとはやっぱりそこ
    不幸な生い立ちの影に苦しむ理由は結局はそこなんろう。
    彼らが悪いんじゃない
    彼らの出会いはやっぱり必然だったんだろうし
    洗礼を受けたシーンで、ただ手に触れただけのシーンなのに、こんなにも心が震え、感動してジーンとするなんてと思うほど、逆にこんなことにさえこんなに感動するなんてとビックリするけれど、だけどそんなシーンに血が通う感覚、人間らしさをみて、夢も希望もないまま生きてきた意味さえ見いだせず刑を執行されなくてよかったとさえ思った。
    普通の少女マンガのラブストーリーならこれだけじゃ絶対物足りないはずなのに
    もうこの作品に関してはもうこれはこれで十分すぎた。
    逆にこれが印象深く残った。
    そんなささやかな幸せを喜ぶ状況にこの後くる現実に胸がくるしくて、切なくて、やるせなくて・・・。
    もうどうすることもできない運命を呪いたくもなるけれど
    彼も彼女も一言もそんな恨み言も言わなかったし、恨み言が頭をかすることもなかっただろう。
    最後の最後は本当に神々しさを感じた。
    号泣必至のこの作品。
    一度読んでみることをお勧めします。

  • 哀しい。生きること。

  • 小説を漫画化するとなんか違うなーと言う感じのものが多い中で、ここまで繊細に描いている漫画ほそうそうなさそうだ。
    とても感動したし、小説も読みたい!

  • 号泣してしまった。

  • 正直隠れ過ぎてる名作。
    なぜもっと知られていないのか。図書館に置けばいいのに。
    佐原ミズさんの繊細な絵柄が作品の持つ切なさをよく伝えています。

    読後、うちの母は号泣して大変だったそうです。

  • 生きていることの幸せを痛感する。

  • 本当に素晴らしい本。何度読んでも涙がこぼれます。
    少しでも興味がある方は是非。

  • 悲しくて美しい

  • 本棚に大切にしまってあって
    時々手に取って
    読んでしまうと

    涙が零れる話です

  • 韓流はあまり好きではないのだけど、佐原さんの作風が好きなので手にしました。
    原作が未読なので原作の評価はするつもりはないが、おそらくきっとコッテコテの韓流テイストを、何となく日本っぽくアレンジできてよかったと思います。
    思ってもみなかった事件でもなく、えん罪でもない、それゆえのラストは胸が痛かった。
    でもね…このお話は、日本では綺麗事になっちゃて涙を誘えないと思う。よくこっちで出版しようと思ったなぁ。

  • 何度読み返しても、何でもっと早く二人が出会うことが出来なかったのだろうと思う。二人の不器用な人間が少しずつ前を向こうとする姿がいじらしい。読み終わった後には何か叫びたくなるような、泣きたくなるような作品。

  • 悲しく切ないお話なので佐原さんの透明感のある絵が合ってます。生きることに絶望している二人が出逢って惹かれていき、初めて「死」に脅える。
    読んでて「ん?」と思って調べたら原作は韓国の小説みたいです。日本に置き換えているものの、日本ではあまりキリスト教は根付いてないので外国が舞台なら納得。どちらにしろ亜細亜では死刑採用&支持派が多い(私も)のですが、一つ考えてみるきっかけにはなるかも。

  • 貴女と過ごした木曜日のおかげで俺は…

  • ラストはボロボロ泣いてしまった

  • 泣きすぎてやばい。
    次また読むのが怖い。でも、きっと開くと思う。

    井上さんが、本当に良い人。


    あとは、彼は長髪の方が好きだった。いや、短髪もいいけど。
    空気読めない発言ですみません。


    男は、過去に三人の命を無差別に奪ってしまった死刑囚。
    女は、過去に三度もの自殺未遂を経験した元ピアニスト。

    ”木曜午前十時。それは私たちが生きることのできる唯一の時間。”

    ↑のようなの。物語に間にある、中表紙?の少ない言葉が、気になる。

  • 死刑囚の青年と心に傷を負った女性の切なく悲しい物語。
    女性との心の触れ合いで青年の心が徐々に溶解していく
    絵も綺麗でとても丁寧

  • この二人、もっと早くに出会えていたら……!!!そうしたら…!!!
    と思わずにはいられない、そんな一冊。
    でも、あのタイミングでお互い出会えたからこそ、救い合えたのかもしれない。

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