さよなら群青 1 (BUNCH COMICS)

  • 新潮社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784107715074

感想・レビュー・書評

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  • グンの純粋さに感動。「あの子はまっさらなんじゃなぁ」岬の口から出た言葉はそのまんま読んでる人の気持ちさ。おどろおどろしい離島の閉鎖的な人間模様も、どこか憎めない人々のせいで帯にあるほど恐くない。

  • 「トトの世界」の系列に入る作品。ネタをふっているだけで、まだ話は始まらない。展開が楽しみ。

  • 純朴なんだけどえろい~ です。

  • コミックバンチからほぼ日に引っ越して連載が継続するって知ったから、本屋や古本屋をめぐって既刊の単行本を探したけど見つからず、amazonで注文したのが1か月ほど前。完全に忘れてた頃に届けられました。

    1年振りのコンタクト越し、2巻は1年振りの筋肉痛をおして一気に読んだけど面白かった。

    なんやこれ。さそう あきらとは思えん。
    糸井さんがえらい推薦してのも分かるか。
    ちなみに同時期に推してたのは「モテキ」やけどな。

    そして一緒に注文したはずの3巻は発送が止まっとります。
    人気なのか?

  • ほぼ日で糸井重里が絶賛してたので読んでみた。
    表情の描写が繊細で好き。

    ストーリーもこれからどうなっていくのか楽しみだー(*´ω`*)

  • 黄泉島とよばれる無人島で親子ふたり、ずっと暮らしてきたグンという名の少年。臨終をむかえる父とともに、はじめて島のそとへでたかれは、亡骸を伴いちかくの有人島にながれつく。「おまえがこれからむかう世界は″人間″でできている____」父が遺した言葉どおり、そこにはたくさんの人間がいた。着いて早々、島の少女岬に一目惚れをしたグンは、ここにすみたいとねがうのだけれど、住民たちはよそ者のかれを「不吉な兆し」だといって、なかなかうけいれてくれない。どうやらむかしある事件が起こって、父と住民とのあいだに、確執というか因縁というかなんというか、とにかくそれっぽいものができてしまったようだ。しかし、かれは臆せず人々とかかわり合い、宮司の平八郎やまみ、漁師や海女、それから島のこどもたちと徐々に馴染んでいく。開放的で物怖じしないグンの存在は、そして閉鎖的な村社会に異変をおこす。もちろん、うまれて16年目にしてはじめて、ふたりだけの閉じた関係から飛び出したかれにとっても、それはおなじだ。おたがいにふれあうことで、それぞれがことなる文化をまなび、価値観をしり、習慣をおぼえる。ゆたかな大自然のなかで、同時にひらいてゆくあたらしい世界。「さよなら群青」は、その奇跡みたいな瞬間を、これ以上ないほどあざやかにえがきだす。わくわくする書き出しのとてもちからづよい物語で、冒頭の船出、月夜、島の全景、難破船、岬たちがしずむ海中の風景など、ひとつひとつの場面も印象的でうつくしい。濃紺の海にきらきらと反射するつよい陽光のような作品だ。一方いくばくかの不穏さも秘めており、ミステリーの趣もあって、またたくまに引き込まれてしまった。まだほんのさわりだろうが既に傑作の予感がする。

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