軍靴のバルツァー 2 (BUNCH COMICS)

  • 689人登録
  • 3.99評価
    • (53)
    • (96)
    • (52)
    • (2)
    • (0)
  • 29レビュー
著者 : 中島三千恒
  • 新潮社 (2011年12月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784107716422

軍靴のバルツァー 2 (BUNCH COMICS)の感想・レビュー・書評

  • 学生たちが市民を撃つ時の恐怖が手に取るように伝わってきて震えた。いくら気丈に振る舞っていても彼らはまだ少年で殺人への耐性なんてあるわけがないし臆するのが当たり前なんだと改めて実感したと同時に、これから彼らが人間から兵器へと移り変わっていくのだと思うと恐れや悲しみ…とにかくそんなネガティブな気持ちが湧いてくる。

  • 【内容】
    ・リープクネヒト登場
    ・暴動鎮圧
    ・ヘルムートの秘密

  • 赤毛隻眼のライバル登場。そして一気にキナ臭くなる。
    「この人は俺達を戦場に放り込むために此処にいるのだーー」というモノローグには考えてしまうなあ。士官学校にいるということは、そういうことに決まっているのだが。
    ああ、そしてバルツァーの背中カッコイイ。

  • ライバルというかなに考えてんだこいぬ、というきな臭いキャラクターもでてきましたね。今回の表紙の子は見かけからまあそうだろうなwと思ったら正解でちょっと安堵。

  • 2014 4/4読了。TSUTAYAでレンタル。
    以前にネットで評判になっていたのを見て借りた本。
    1-6巻まで読了。感想は6巻にまとめて。

  • 士官学校を舞台にした学園もの、戦術や武器がマニアックな軍記もの、でもそれだけではないようです。軍、政治、民衆、メディアの関係、経済の逼迫と戦争、戦時の倫理観など多様な広がりを感じさせます。
    複雑な話になりそうなのに、絵も話をとても読みやすい。
    エンタメであることも忘れていません。面白いです。

  • ドイツの伝統的鍋料理、Eintopfの作り方が学べるマンガ。

    かなりの良作で、とても面白い。

    士官学校が舞台ということで、ありがちな「軍事的知識を並べ立てて現代的なキャラクターたちが時代錯誤なドラマといえないドラマを展開するファンタジー」かと思っていた自分が恥ずかしい恥ずかしい。

    リアリティがあって、非常におもしろい。

    特に、昨今、日本が右傾化右傾化と懸念される世の中において、こういう作品は貴重です。

    好きか嫌いか。

    必要か必要でないか。

    殺すか殺されるのか。

    軍隊とそれを取り巻く環境は、その存在自体に常にジレンマを抱えながら、それでも、そこにいるのはただの人であり、かつ、人は簡単に死んでしまうということ。

    命は、軽くないということ。

    そんな説教くさいことが書いてあるわけじゃないけど、非常にドイツっぽい雰囲気を持つ架空の国の軍記物として、このマンガは非常にリアリティがあり、もちろん、フィクションの物語として、充分以上に面白い。

    少年たちよ、心して銃を取れ。

  • 一定の評価を得て安堵。今度は民衆と対峙。

    わーい、女の子でた~

  • 何やらきな臭い発言もあった前巻。
    そして本巻では、彼に変化が。

    それが良い方向なのか悪しき方向なのか。
    転換した先には大きな動転。

    理解できる合理性。
    慮りたい人情。

    自分の中の正解と向き合いながら、照らし合わせながら読んでいた。
    うん、ストーリー仕立てが丁寧に丹念に作られてていて、読みごこちが良い。

    次巻を読むのを数瞬ほど逡巡したくなるが、それでも読みたい。楽しみだ。

  • 宿命のライバル、リープクネヒトの登場に物語がどんどん面白くなっていきそうな予感がしました。
    自らは痛みを負わず、人を死に向かうレミングのように動かすアジテーションやプロパガンダは恐ろしいものだよなぁとつくづく思った。
    バルツァーの生徒に対する「自分の手駒として手懐けておくだけ…」という自分自身に言い聞かせるようなモノローグが胸にひっかかって、本当に手駒として利用する時に戦争屋の顔が崩れる時がくるんじゃないか…と思ったりしました。
    宿敵と自分は同類だと骨身に沁みるんじゃないか…どうなんだろう、次巻も楽しみです。

  • 覚悟だねえ
    やるべきことをやらないと迷惑がかかるのよ、結局
    どんなに異論があっても受けた命令はやらないと情況はさらに悪くなる
    それ以上の対案がないかぎりは

  • グロスマン「『人殺し』の心理学」を思い出すような冒頭のエピソード。

    お約束な展開もうまく織り込まれていて面白い。表紙の子とか、ルドルフとかルドルフとか。

    第二王子殿下がどうも憎めなくてなあ…。あの後退していきそうな生え際も含めて(笑)。

  • 戦争のにおいがする士官学校ライフを満喫する軍靴のバルツァー第2巻。

    バルツァーのかつての友人であり、リープクネヒトの登場で、ああ、ますます戦争が近づいているなあ。
    前線で指揮官として戦うのではなく、背後から学生や民衆を煽って操るアジテーターが主人公のライバルというのも面白い。
    目的のためにしれっと学友を使い捨ての駒にしてしまうほど強烈な信念で動いていて、このさき手ごわい敵になるみたいですが。
    リープクネヒトは中世コスプレ大好き第1王子の背後についているので、バルツァーは第2王子側を盛り立てて軍国に有利になるよう動くことになるのか。

    リープクネヒト側に扇動されて起きた暴動鎮圧って後味悪そうな仕事だなー……
    いくら武装しているとはいえ一般人相手とは嫌な仕事だなあと思う。
    最初はのんびりと演習気分で来ていた士官学校の生徒たちも初陣でひるんだり、人を殺すのをためらったり。
    生徒の一人の父親は見るからに善人なので助かってほしいけど、こういう話だとあっさり死んでしまいそうなのが怖い。
    先が気になる。

    うーん、面白いんだけど、戦争ものを面白いっていってしまっていいのかなーとか不謹慎じゃないかなーとかなんとかちらっと罪悪感も感じてしまう。
    まあ、個人的になのですが。

  • 夫の蔵書。1・2巻をまとめて読み。

    軍事とかには詳しくない私だけど、面白かった。
    軍隊の中の各兵科の役割、軍隊の中の個人個人の思想とか、気持ちの持ちようみたいな話も興味深かった。
    ドイツをモデルにした設定なので、ドイツ好きとしてもうれしい。

    それにしても女性キャラがいないなーと思ってたら2巻で出てきた。

  • 一巻が面白かったので、買って読んでみた。市民の暴動に対して騎兵を用いて鎮圧。実は裏で仕組まれたと言うわけだけれども、戦略やその他銃の扱い等色々細かく描写されており、自分の様に此のタイプのマンガを読まない人間にとっても楽しく読める

  • バルツァーさんの仇敵露る?この漫画、要は恵まれない手駒でバルツァーさんが窮地を乗り切る話なのか。その舞台を造るのがリープクネヒトさんの役なのか。了解した。

  • やっぱり女やったー!!
    カラーページのヘルムートのまつ毛が女っぽいなぁと思ってたら女やった!

  •  しばらくは内政の話になりそうだ。

     歴史ってどうしても圧縮されてしまうから、「○○の戦い」とか大きな出来事だけが残って語り継がれてしまうけれど、実際には本書のような内側との戦いなんかは抜き取られてしまう。
     フィクションは派手な部分だけを抜き出す傾向があるから余計そうだろう。
     中世の時代が本書と同じようなものかどうかはわからないが、想像を膨らませられるのは非常に面白く、本書には価値があると思う。

  • 兵科学校舞台の学園物っぽい色が強くなるかなー?なんて予想してたが、違う方向に盛り上がってきた。

    こういうの…、俺、嫌いじゃないゼ…?


    しかしリープクネヒトを指しての「中二煮込みみたいな」とは的確な表現。
    良いな、どんどん使って行こう。

  • まず描きこみが素晴らしい。サラっと流し読みするマンガというよりは、じっくり味わって楽しめるので、最近買ったマンガの中では稀有。
    ストーリーも、1巻は日常パート多めだったが、2巻にきて戦闘パートがいっぱい。引きもすごくて、次巻が楽しみ。
    日常・戦闘どちらにおいても楽しめるし、登場人物は魅力的。
    お気に入りは言わずもがな、なのですが、主人公のバルツァーはカッコイイし、ルドルフも味がある。第二王子と第一王子の違いも面白いし、そのうえで如何にも不快感のあるキャラがいない。キャラを描くのがうまいなあ。主人公の軍事顧問視点だからか、市民が一番うざいってのは珍しいw
    今後も気になるけど、とりあえずフロイラインにはいろんな意味で一層の活躍を期待しております。そういうマンガじゃないとは知ってるけど、ブヒれる要素がそこにある。

  • 軍事大国ヴァイセンから同盟小国バーゼルラントへと軍事顧問兼士官学校教官として赴任してきた、少佐・バルツァー。
    平和慣れした教官と生徒たちとぶつかり合いながらも、次第に彼らの信頼を得ていく。
    しかし、現在は第一王子の側近であり、かつてはバルツァーの同胞であったルドルフの奸計により、バルツァーと生徒たちは王族間の派閥争いに巻き込まれることになる…。

    わぁー!大変な秘密が明らかに!(笑)
    あの子にあんな秘密が! 俄然盛り上がってきたんですけど!?(笑)
    正直ライバル的存在であるルドルフの登場がその秘密を前に吹っ飛んでしまった…(笑)
    いやでもこれから手強い敵になりそうですけどね、ルドルフ!
    そもそもこのバーゼルラントで何するつもりなんだろうな、と。
    早速登場と共にやらかしてくれましたし。
    第二王子大丈夫かなぁ。ってか自分が使える兵士が生徒だけってのが不憫…!

    あの子の秘密発覚で、これからロマンス的にも盛り上がればいいなぁなんて思いつつ、3巻も期待。

  • 19世紀は軍事技術の革新だけでなく、軍人が政治家の領分を侵食していったり、君主制が崩れていき、マスコミが活躍しだしたりする変化の激しい時代。
    国の形をかえていこうという勢力が次々と登場し、いろいろと伏線がはられていきます。

  • 1巻が導入部分なら2巻は顧問や生徒たちの内面が掘り下げられてキャラが立ってきた感触。


    そして騎兵科のあの子は女の子だったのかー!! とびっくり。ラストがいい所で終わり過ぎ。

  • 絵柄も、時代背景も、ストーリーも大好きなので、2巻を楽しみに待っていた。相変わらずカラーページは綺麗だし、初回限定で付いてきたポストカードも綺麗だし、背景・装備・軍装の書き込みすごいし、本誌連載で「暮らしのワンポイント」としてあったページも収録。(これ本誌で好きなページだったので引き続き嬉しい)さらに巻末の4コマ「今日のバルツァーさん」も楽しい。

    好きなものがいっぱい詰まってるので、ものすごくお気に入りの漫画。
     
    前の話で囚人を使った射撃実験で50人の歩兵小隊を5人で迎え撃ち、15人戦闘不能・残りの部隊を大混乱する活躍を見せたバルツァー少佐。
    士官学校で教え始めるものの、生徒は怯え、同席の教官には睨まれてしまう羽目に。

    2巻の一話目から銃の弾込めが素早くできず、鞭で打たれる生徒がいて、銃身が原因となっている事を見抜き、分解してるシーンがあったりしてとても面白い。

    この巻からバルツァーの過去に関わる旧友のルドルフが出てくるのでまたさらに面白くなってきた。

    次の戦いは武器を製造していたシュトルンツ鉄鋼の労働者たちによる武装デモ隊。正面衝突を止めたいものの砲撃中止を進言できる立場でもないバルツァーは騎兵科を率いて威力偵察を行う作戦に出る。

    バルツァーの騎兵隊指揮、格好良いなあ。馬上の後姿が特に!3巻がとても楽しみ。

  • 正義の為には何してもいい腹黒い人がきましたよ!!!
    ただの工場経営の陳情を煽動し、武器を持たせ、暴動へと発展させた黒幕はあいつか____!?
    このデモ鎮圧に生徒達が駆り出されることとなった。市民の中にはもちろん生徒の家族も…! そんなこと俺には関係ないことだが(?)市民との正面衝突は止めないとマズい。少数、しかもお坊っちゃま達を使ってどう切り抜ける!?

    次巻は12年夏!
    巻末のおまけ4コマかわいいw
    暮らしのワンポイント・作品設定紹介ページもいい(´`)当時の手錠の紹介とか食べ物の紹介とか教育過程とか……これは…一冊出して欲しいなぁ…。

全29件中 1 - 25件を表示

軍靴のバルツァー 2 (BUNCH COMICS)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

ツイートする