- Amazon.co.jp ・マンガ (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784107716699
感想・レビュー・書評
-
どうにも表紙の左側の子が、サマーウォーズのカズマに似ている気がして仕方ない。実際並べるとそうでもないんですが。巻頭のカラーが美しい。沖縄未踏が悔しくなる。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うん、おもしろい。架空の南国の島を舞台にケモノのような少年と都会から留学(?)してきた少年の交流。
ただ、ちょっと小学5年生にしちゃ、二人とも変な意味で大人びているのが、ひっかかるが、まあ気にならない。さきが楽しみ。 -
内容説明
沖縄のさらに南にある最果ての島・羽照那島。一風変わった離島で始まる少年達の友情そして冒険!マンガ大賞2位『大東京トイボックス』のうめ、待望の新作!
都会からやって来た少年が出逢う、南の島と島民達とのお話。
これは流石にマンガ大賞になるだけあるなって思うほど、面白かったです。
小学5年生が主人公だけれど、物語に登場する少年少女は、それぞれに悩みを抱え、同年代の人間に、大人たちに、自分を取り巻く環境に対峙していきます。
ハイテクで便利な都会から、まるで時代に取り残されたような『何もない島』にやって来た主人公、狩野千晴は、なかなか難しい性格だという同級生リンドウと仲良くなります。
慣れない島での生活と、そこで対面する初めての経験。
自然と人とが一つに流れていくような世界で、千晴はどんな成長をしていくのか。
続きがとても楽しみです。
ヤギを捌くまでのシーンは、銀の匙で八軒が目の当たりにする生産者たちとの感覚の違いのようなことを千晴も感じていたり、彩りの綺麗な魚を食べるか飼うかの価値観の違いとか、小さなことかもしれないことが、都会で育った千晴には驚きの連続だったりして。
千晴とリンドウとの繋がりが、島の歴史、伝統の秘祭、そして島の創世伝説へと関連を見せ、そしてこれから起こるであろう島の将来や生活と自然のあり方などが、事件と通して語られていくことでしょう。
目の前にある時間とは別に動く、大人や社会の動向や思惑に翻弄されつつ、島の謎やリンドウの夢、千晴の生き方がどんな結論へと導かれるのか。
沖縄諸島には、この漫画に出てくるような秘祭を行ったり、神の聖域として存在する島があったりと、琉球王国の歴史を色濃く引き継ぐところが沢山あるそうです。
そういう史実と照らし合わせながら、フィクションとして存在する島で成長していく千晴たちに、最後まで付き合って読んでいきたいな~と思える漫画です。
2巻が楽しみ!
機会があれば、是非読んでみて下さい。 -
二世代ボーイミーツボーイ。「八雲立つ」を思い出す。
-
見知らぬ土地に一人なんて、ありがちな設定なんだけど舞台の作り込みとじわじわと沁みだしてくる冒険の匂いが世界へとのめりこませる。
これは布教したくなる漫画。 -
おもしろいんだけれど、連載のせいか、なんかトピックスがばらばらと置かれていて、まとまりのない印象。
-
穏やかな沖縄の話のハズが妙な焦燥感がある気がします。それもこの作品の隠された謎の一つなんでしょうか、掟とか、習わしとかの縛りによるものだとは思いますが。目的はまだちょっとわかりませんがなんだか魅かれる作品です。絵はあんまり上手くありません、そしてアングルも稚拙です。ですが背景が非常に綺麗でいいですね。僕にとって、この作品はまた新たな世界ですね
-
民話要素が熱い!
新説ニライカナイ論。 -
なんか面白くなる序章のような1巻
-
話が小難しくて読み飛ばしてしまった。
続きは買わないと思う。