南国トムソーヤ 2 (BUNCH COMICS)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 209
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784107717115

感想・レビュー・書評

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  • 船が欠航して島に帰れないエピソード、
    島ならではで興味深かったしオカルトじみてきて面白い。

    トムソーヤ症候群という言葉は知らなかった。
    タイトルがトムとハックを思わせるチハルとリンドウ
    というだけでなくここでも出してくるのも面白かった。

    マザムンがいなくなった理由をチハルが弾き出すシーンが
    いかにも都会っこで頭が良い感じで良い。
    岡目八目ではないが、外から来たからこそ
    地元の人間には普通になっていることに違和感を覚えることができると思う。

  •  南の島に蠢く陰謀と相反するように少年たちの輝く冒険心が描かれた第2巻。

     変わる島と変わらない心。リゾート開発が進む島に反発を覚える人々が今回描かれていましたが、その反発の中心が外からの住人っていうのはとても皮肉名ているなぁと思いました。そんな大人たちの思いを知ってか知るまいか子供たちはひたすら島を冒険します。合間合間に映る過去の島の住人たちのように島に生きる彼らの生活には現代のリンドウとチハルに繋がる変わらない心が伺えます。何時の時代もショタはかわいいなぁおい!

     今回は都会的な描写に戸惑うリンドウなど機械的な遊びを行う子供の面々が描かれていてとても新鮮でした。エスカレーターにのれないリンドウに萌えてしまうの人は数多くいるだろう。島の秘密が次巻では明かされそうだし、決着も着くのか。何はともあれ褐色ショタはしっかりみていこう。あと月山ちゃんが南の島でも同じような行動をしてしまうのが萌えですな。

  • チハルとリンドウがすっかり仲良しで微笑ましい。宿のおじさん怖い。

  • お話はそっちへ流れるのですか!という第二巻。
    顔つきは凛々しく、しかし目つきの悪い男子は、猛禽類とセットにすると映えますなぁ。

  • 思いのほか進展はしなかったけれど、冒険ちっくなお話もあってよかった。
    いよいよお話が動き出すぞってところで終わっちゃったのがくやしい…。

著者プロフィール

<b>うめ</b> 
原作担当の小沢高広と、作画担当の妹尾朝子からなる実力派漫画家ユニット。代表作は「スティーブズ」「大東京トイボックス」。電子版絵本「ねこにこねこ」も好評発売中。

<b>小沢高広</b>
わりと細かい夫。原作&料理担当。漫画原作の他、「劇場版 マジンガーZ /INFINITY」の脚本なども手がける。ゲームとロボットと日本酒を愛する。
<b>妹尾朝子</b>
基本ざっくりな妻。作画&洗濯担当。
ちばてつや賞出身で、青年漫画誌を中心に活躍。華奢な外見を裏切る、数々の武勇伝を持つ酒豪。とにかく猫が好き。


「2018年 『イクメンと呼ばないで ニブンノイクジ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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