- Amazon.co.jp ・マンガ (198ページ)
- / ISBN・EAN: 9784107717375
作品紹介・あらすじ
ホルベックとの戦争は、エルツライヒの調停によって国際和平会議に舞台が移った。列強各国の思惑と陰謀が渦巻く中で、リープクネヒトの奸計がバルツァーと生徒達を窮地に追い込む!?
感想・レビュー・書評
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コミック
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「敵は国の外ばかりではない 私が一番良くわかってるよ」
戦争が終わって一転、一気に政治モードに。 -
丁度『狼の口』とか読んでいて世界史的戦略、国同士の駆け引きとか読みたい気分だったので読んでいたのだが一気にこれら読むんじゃなかったね、知恵熱出たね。
でも面白い。あくまで「軍人」なのに政治的な知略も備えていて知らず自分で否定しながらも使いこなしているバルツァー。生徒達と馴れ合うのが王道展開なのにあくまでそれは一線を画す彼のスタンスが揺るがないからこの話は面白い。
世界が動く時、のうのう平和を貪っているだけだとどうなるか…
いや世界史(架空だけど)はホント面白い←それしかないのか。 -
ヘルムートの秘密が実にあっさり周囲にばれて「あーあーw」となりましたが、今回は戦争というより政治の部分が強かったかな。
相変わらず迫力あって面白いです -
戦争編が終わり、政治的な内容に変わっていく6巻。今後の自国の内乱が起きそうな感じ
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地味な国際会議ながら波瀾万丈。この手の描写で飽きさせないのは見事。ちゃんと女装の見せ場もあるし。主人公寄りだとこの先は辛いな。
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まだ六巻目なのに異様な密度の濃さ。前巻までは戦争編だったが、今回は一転して奸謀渦巻く国際会議編に。ドンパチから政治という静と動が組み合わさった展開がドストライク。
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策謀が幾重にも交錯している、そう感じる巻。
一つの大きなうねりが終わるも、それは新たな巨大な動乱を予兆させる。
大きな存在も動き始め、いよいよ世界が揺れ動く…という予感が、予感だけがヒシヒシと伝わる巻。
ということで、今回は正直なところ次の大きなステップへの助走といった印象。
小さくまとまっている、といえば聞こえは悪いが読後には、これらにはいずれ重要なキーみたいなモノが散りばめられているのかもしれない、と感じられたシーンというかエピソードがしばしば。
とはいえ、今回は今までの大きな展開の連続に較べると少々物足りなさも感じてしまった。
次巻に期待!