- Amazon.co.jp ・マンガ (182ページ)
- / ISBN・EAN: 9784107717405
感想・レビュー・書評
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バレエアカデミーの眼鏡っこ、デボラと信心深く天使を目指すメガネのシオン、図書室の幽霊が見えるレビの3人がメイン。
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天使の声を与えられた早逝の少年たち。敬虔さを装うのは、病死ではない神に選ばれたのだと信じたいから。恋を汚れだと遠ざけるのは、生きる喜びを知りたくないから。ある夏の日、シオンはバレエ団の少女デボラと出会う。恋に溺れるーー。
心中とはまた古典的な…。物語の様式美ですね。現実だったら、恋に泥酔してる、脳内麻薬過剰分泌でラリってるんじゃないのと思うところですが。 -
生きることへの讃歌をうたうということ、それがこんなにも苦しくて嬉しくてかくも辛いことなのか、それぞれに降り積もる時間が彼らを確実につくっていく
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真面目なイメージのシオンでしたが、この巻は完全に恋物語でしたね。
こういう展開もあるのかと他の人物の話が楽しみになった。 -
シオンとデボラ、レビのお話。
最後あたりで両親が絡んできて、とても切ないけど良かった。
恋っていいな・・・。
ジュンク堂池袋にてサイン会参加。 -
なんか読んでてすげ~~~ぐさぐさした
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シオン回!すごくいい! 14/3/22
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201403/ある意味シオンは幸せ、少年特有の傲慢な独りよがり。「強くはないけど、弱い心を見せてくれているときは自分の弱さは見せないであげたい。今度は私の弱さも聞いて」と言えるデボラは少女ではなく。そしてレビはどこに向かうのだろう。前2作よりわかりやすいけど、描かれてること以上に描かれてないことのほうに息がつまりそうな危うい世界感がすごい。