少女終末旅行 1 (BUNCH COMICS)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 55
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784107717818

感想・レビュー・書評

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  • 多層構造都市の描写がすごく好きでロマンを感じた。見慣れたようで見慣れぬ建造物が、生物の気配が皆無の空虚な空間内に連なっている光景を見ていると、なんというか。大自然の中とも違う、しんとした侘しい静けさに一緒に包まれている感覚になる。

    映像研の影響か、背景描写やメカの描写に以前よりも目が行くようになった気がする。

  • 誰もいない世界で地図を書くことを自分の仕事にしている男の話が面白かった。人は何かやることを作らないと、生きていけないのかも。

  • 人の大半が滅亡した終末世界を旅する女の子2人の物語。
    設定に反して2人に悲壮感はあまり無く、緩めの雰囲気。
    とはいえ、周囲を冷静に見れば絶望的な状況ではあるのだが。

    まだ盛り上がりには欠ける印象。

  • 週末世界だが、シンプルでラフな絵で、ウエットさがなくかと言ってドライでもないゆるさがある。何か大きなことが起こるでもないが、ゆるキャン△みたいな感覚を覚えた。

  • アニメで気になって読んでみた。アニメで感じた空気感を、マンガ版を読む際に上手く感じて読むことができなかった……

  • 2015.10.29
    BLAM!とヨコハマ買い出し紀行の系譜か?
    廃墟と終末後の世界の日常系漫画。

  • 考え深いものもあって楽しめる。
    漫画はもちろん色が無いけど、この世界は本当に色を感じない世界でした。

  • “「ねぇ知ってる?死後の世界ってあったかいんだって」
    「だったら私たちは…まだ死んでないみたいだな」
    「寒いね…」”[P.46]

    web連載読んでて好みだったので。
    彼女たちは何をして今いるのかとか、どうして漢字が読めないのかとか。
    文字が簡略化されてるのかな。
    地図が落ちるシーンは改めて読んでもどきっとする。

    “「この階層型の都市を作ったのはもっと古い人間だよ
    僕たちの祖先はその古代人の作ったインフラに住み着いたにすぎないとーー
    僕は思うけど」”[P.120]

  • 「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」を見たときに一瞬だけめまいがした。
    終末ののちに少女たちが学校に棲んでいる、と。
    この作品もテイストは似ているかも。

  • Webで見かけて、日常系ということで読んでみた。
    うーん、ちょっとマニア系かなあ。
    日常系といいつつ、日常の楽しさが足りない気がする。

著者プロフィール

漫画家。2014年、『少女終末旅行』(新潮社)で商業デビュー。他の作品に『シメジ シミュレーション』(KADOKAWA)などがある。twitter: @tkmiz

「2021年 『終わりつづけるぼくらのための』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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